水道広域化
水道事業の広域化に関する動きについての記事一覧。
左は令和2年1月に県がとりまとめた「広島県における水道広域連携の進め方」に掲載されている平成29(2017)年度の1か月当たりの水道料金(10㎥/月)の一覧です。
県平均(単純平均)で1,543円となっており、最も高い江田島市(2,311円)と最も安い大竹市(707円)で3.26倍の格差があります。
2021年(令和3)11月、広島県と江田島市を含む県内15市町が2023年(令和5)4月の統合を目標とした広域水道事業について、県が統合から10年間の事業計画を策定するにあたって、これまでの単独経営を続けた場合と2023年に統合した場合の10年後の各市町水道料金の比較を示しました。
江田島市の場合、現在、広島県で一番高い水道料金ですが、県試算では統合10年後の2032年度(令和14)では、15市町のなかで4番目となり、かつ、2020年度(令和2)の水道料金を維持できるというもの。
2020年度 | 2032年度の県による試算 | ||
単独経営 | 統合 | ||
江田島市 | 271円/㎥ | 299円/㎥ | 271円/㎥ |
参考:江田島市第2次水道事業ビジョン(→市HP、H29年3月PDF)
参考:広島県水道広域連携案の策定(→県HP、H30年1月PDF)
参考:広島県の水道広域連携進め方について(→R2年1月PDF、概要版)
【水道事業広域化に関するこれまでのブログ記事】
2015年11月12日 県営水道36年度に赤字
2016年10月19日 広島県、水道事業広域連携への模索
2017年 9月 5日 広島県、水道事業統合提案へ
2017年 9月 9日 広島県、水道事業統合に向けて説明会
2018年 1月 5日 PFI法改正の動き~上下水道等の公共インフラ
2018年 1月17日 広島県、水道統合で4月に検討組織設立へ
2018年 3月 2日 H30予算委(産業建設分科会) その2
2018年 4月26日 広島県水道統合、初会合
2020年 1月21日 県の水道事業統合のゆくえ2020 その1
2020年 1月23日 県の水道事業統合のゆくえ2020 その2
2020年 2月 8日 県水道第2期送水トンネル、完成1年延びる
2020年 2月10日 R2年第1回全員協議会
2020年 2月15日 水道広域化について~記者の意見
2020年 2月26日 日鉄日新製鋼 呉製鉄所閉鎖問題 その4~県水道
2020年 2月28日 R2予算委(産業建設分科会)その2
2020年 2月29日 日鉄日新製鋼 呉製鉄所閉鎖問題 その5~呉市水道
2020年 3月17日 水道広域連携について2020
2020年 6月25日 広島市、県水道広域化に不参加方針
2020年12月14日 県工業用水事業、赤字試算と水道広域連携
2020年12月25日 水道事業の統合、三次市 参加、尾道市 不参加
2020年12月26日 水道事業の統合、府中市 参加へ
2020年12月31日 水道広域連携について(R2.12.31)
2021年 1月21日 水道事業の統合、竹原市 参加へ
2021年 1月30日 水道事業の統合、大竹市 不参加、三原市 準備協議会入り
2021年 1月30日 水道事業の統合、庄原市 準備協議会入りへ
2021年 2月 8日 県水道広域化と江田島市水道事業
2021年 2月 9日 水道事業の統合、安芸高田市 参加へ
2021年 2月11日 水道広域連携への参画について@江田島市
2021年 4月21日 『県内1水道』、不参加は6団体
2021年 5月25日 広島県、工業用水事業で国に要望へ
2021年12月 3日 広島県水道広域構想の県試算2021
2022年 1月13日 県工業用水(太田川東部1期)、日鉄呉閉鎖で6億円超の赤字試算
2022年 1月14日 県水道第2期送水トンネル、完成さらに3年延びる
2022年 2月 8日 県の水道広域化、着々と(第3回準備協議会)
2022年 8月18日 県の水道広域化(第4回準備協議会)
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