カテゴリー「広域連携・観光」の記事

2025年2月10日 (月)

旧ユウホウ紡績工場・社宅跡地の利活用にめど

晴れ

 令和5年(2023)12月20日から参加表明書の受付を始めた旧ユウホウ紡績工場・社宅跡地の利活用案募集(➡参考)でしたが、このたびようやく2者から提案をいただき、そのうちの1者が優先交渉権者となったことが市HP(➡こちら)に掲載されました。

 尚、旧ユウホウ紡績工場・社宅跡地は令和3年(2021)に民間企業から寄附をいただいております。(➡参考

【優先交渉権者】
 社会福祉法人 まほろばの里沖美 外1社で構成されるグループ
 代表企業:社会福祉法人 まほろばの里沖美(江田島市沖美町岡大王2332-2)
 構成企業:有限会社 グリーンファーム沖美(江田島市沖美町岡大王873)
【優先交渉権者の提案概要】
■トマト・イチゴを栽培する農業用ハウス、就労継続支援B型事業所(➡参考)・グループホームが連携した農福連携事業を展開します。
■イチゴ栽培ハウスは観光農園的に展開するとともに、敷地内には宿泊可能なコンテナハウスやオートキャンプ場、遊具のある公園等を設置し、地域内外からの誘客を促進します。
■令和7年度からの5か年計画とし、令和9年度中に農業用ハウスと就労継続支援B型作業所が営業を開始、以降施設整備を継続して行い、令和11年度中の宿泊施設と公園の建設・整備をもって事業完了とする予定です。
■投資予定額は5年総額で16.6億円、パートを含め約40人の雇用創出を見込んでいます。

 優先交渉権者の代表企業はすでに沖美町で介護サービス等福祉関係で、また構成企業はトマトのハウス栽培で実績があり、新たな場所での雇用の創出や地域振興等に期待がかかります。

 江田島市としては令和75月中の土地売買仮契約の締結を目標に、優先交渉権者と諸条件の調整を行う予定。

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2024年12月12日 (木)

広島湾周辺でのホテル建設予定

晴れ

 このところ広島湾周辺の自治体におけるホテル建設に関するニュースが流れています。

 廿日市市では宮島口にある広島銀行の保養所施設「レゾナンス宮島」の跡地にヒルトンが運営する新しいホテルの建設計画があり、2028年(令和10)開業予定という。(➡参考広島テレビ

 また、呉市が提案を募った企業グループ(➡呉市報道発表資料)からは【音戸の瀬戸公園】の再整備事業で外資系ホテル建設を含むエリア活性化案が提案され、宿泊施設(ホテル)は2029年度(令和11)の開業を目指すというもの。

 企業グループの提案では、音戸の瀬戸公園一帯を「休息拠点の場」と定義し、ラグジュアリーホテル(外資系)、飲食施設を民間施設で建設し、周辺には子供向け遊び場、ドッグラン、展望デッキ等を整備することで観光客と市民が集えるエリアを目指すというもの。

※現時点(2024.12.12)ではホテル会社は非公開です。

 今後のスケジュールとしては、呉市と企業グループが協議を重ねながら詳細を詰め、令和7年(2025)3月をめどに施設整備に関する協定を締結。事業費などをまとめた整備計画を令和7年度に策定する予定ということです。

 二つの地域(廿日市市・呉市)における共通点は、ホテルが外資系であること、そして地元金融機関(広島銀行)が関係するということだろうか。

 先般、江田島市のホテル(江田島荘)も海外から評価されていることが報道され、コロナ禍明けのインバウンド需要に応える宿泊施設として貢献しています。広島湾周辺の賑わいにより江田島市も活性化することを願っています。

20241022江田島荘、世界に認められる

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2024年11月23日 (土)

映画「やがて海になる」特別先行試写会

晴れ

 令和6年の『勤労感謝の日』は寒くなりましたが晴れの日でした。

 夕方530分から能美市民センターで、江田島市出身の映画監督、沖正人監督が江田島市や呉市をロケ地とした最新作『やがて海になる』の特別先行試写会がありました。

※特別先行試写会:映画製作に協賛(出資)した方々への報告会

沖正人監督に関する過去ブログ
2012年(平成24)11月29日 頑張る若者に勇気をもらう
2019年(令和 1)11月14日 いつか江田島で映画ロケを
2021年(令和 3) 5月 3日 コロナ禍での映画館を応援する若手監督
2023年(令和 5)12月 9日 『やがて海になる』
2024年(令和 6) 9月 7日 「やがて海になる」クランクアップ

 冒頭で沖監督の挨拶のあと、12月4日に退任される明岳周作市長が挨拶され、上映会が始まりました。

 映画を見た感想をリアルにお伝えしたいところですが、全国映画館での公開が来年夏から秋ということで、出演俳優やストーリーをお伝えすることができないのが残念です。

 いまお伝えできることとしては、沖監督が江田島市に生まれ育ち、芸能の世界に飛び込み、そして、下積み時代を過ごしながら主演俳優として映画界にデビュー。

 その後、映画を製作する側の脚本家・プロデューサーそして映画監督となって故郷、江田島をロケ地として自らの人生を振り返った作品なのではないだろうか。

 映画『やがて海になる』が劇場公開されたときには、ぜひ、江田島市民の皆様に映画館へ足をお運びいただければと思います。

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2024年11月17日 (日)

江田島青少年交流の家オープンデイ2024

くもり

 本日は国立江田島青少年交流の家オープンデー2024。市内外からお子様連れが約3000人、江田島にお越しいただき、楽しい一日を過ごしていただきました。

 研修プログラム「江田島クラフト」を提供する(一社)広島湾地域資源ネットワーク(通称、広島ベイネットHP)でのお手伝い。親子で「オリーブ・キーホルダー」、「想い出木箱」、「ランチョンマット」のクラフト体験を楽しんでいました。

フェスティバル江田島2020
江田島青少年交流の家オープンデイ2021
江田島青少年交流の家オープンデイ2022
江田島青少年交流の家オープンデイ2023

 

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2024年9月 7日 (土)

「やがて海になる」クランクアップ

晴れ

 江田島市出身の映画監督、沖正人さんのことについてはこれまで何度か記事に挙げています。

2012年11月29日 頑張る若者に勇気をもらう
2019年11月14日 いつか江田島で映画ロケを
2021年 5月 3日 コロナ禍での映画館を応援する若手監督
2023年12月 9日 『やがて海になる』

 監督が手掛ける江田島市をロケ地とする映画「やがて海になる」の撮影も8月にはスタートしています。

 8月中旬、市役所前にある藤三あたりで監督他スタッフの皆さんを見かけました。9月に入ってからもウミノス(沖美町)で撮影が行われたようです。

 呉市在住の方からも呉市内の海でロケしていましたよ、という声も聞きました。

【追記】
 沖正人監督のFace book情報によると、9月6日(金)無事にクランクアップ(撮影完了)したそうです。これから編集作業などがあると思いますが、素晴らしい作品に仕上がることに期待します。

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2024年3月10日 (日)

第1回深江漁港祭り2024

晴れ

 気持ちよく晴れた一日でした。深江漁港では、深江漁協と「かなわ水産」(➡こちら)、そして地域の若者やキッチンカーが出店して第1回深江漁港祭りが開催されました。

20240310_095639 10時スタートにも関わらず、1時間前には200名近い島内外のお客様が列をなしていました。近年、江田島市のカキ祭りが中止になっている中、かなわ水産さんの提案により素晴らしいイベントができたことに感謝です。

 最終的には500名を超えたと思われるご来場者の皆様にも感謝です。ネット情報(➡こちら)を見て、遠くは山口県からお越しになったお客様もいらっしゃいました。

 年配の方(深江地区出身者)からは、「本当に素晴らしい祭りをしてくれてありがとう」という言葉を頂戴しました。

 今回は初めての企画ということで、お客様が来るだろうかと不安でしたが、これほどまでに盛り上がるとは思いませんでした。来年も深江漁港祭りをしようという機運が高まっています。

 広島湾の中心にある江田島市は広島県の漁獲高ナンバーワンです。江田島市には11の漁協あり、ひとつでもふたつでもその地域での漁港祭りが開催され、地域活性化に繋がることを願っています。

2020年1120江田島市の漁業生産2020

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2024年3月 6日 (水)

日鉄呉地区跡地の活用に進展

くもり

 日本製鉄の瀬戸内製鉄所呉地区((旧・日新製鋼)の閉鎖後の跡地利用について、一昨日、防衛相が多機能的な複合防衛拠点として整備を検討していることが判りました。

 現在、製鉄所の施設解体が進む中、広大な跡地(約130ha)の活用策にめどが立たない状況が続いていた中で、呉の姿を変える可能性のある案が浮上しました。

 これまで地元経済を支えた製鉄所の跡地活用の行方は、広島県や呉市の将来を左右します。例えば、工業用水です。

 製鉄業では毎日多量の工業用水を必要としますが、消費者である鉄鋼メーカーの撤退で需要が減ることになり、供給側(広島県・呉市)の収益が悪化します。(赤字に転落)

➡ 2022年420日本製鉄の呉撤退による影響~工業用水道事業 2022
➡ WEBページ 日鉄日新・呉製鉄所 

 日本製鉄は撤退するにあたり、製鉄所の完全閉鎖である昨年(令和5=2023年)9月末までに活用方針を示すとしていましたが具体案は示せませんでした。

 これに危機感を覚えた広島県と呉市が製鉄所跡地を産業用地として活用する調査を令和6年4月以降に実施する方針を決め、県と市が1000万円ずつ拠出し、公募型プロポーザルを募集したのが3月1日でした。(➡広島県HP 公募型プロポーザルの広島県公示PDF

 つまり、防衛省と日本製鉄が水面下で交渉していたということになります。県が公募するプロポーザルは今後どのように取り扱われるのか気になるところです。そのまま公募するのか、それとも、取り下げるのか。

 新聞報道によると、防衛省などは跡地に想定する機能に以下の3点を掲げ、海上自衛隊呉基地や陸上自衛隊海田市駐屯地に近い立地も背景にあると説明しています。

①民間誘致を含む防衛装備品の維持や整備、製造
②防災拠点と部隊の活動基盤
③岸壁を備えた港湾

 国(防衛省)が一括購入して整備することで、跡地利用の再生はスピード感を増すと思いますが、その中身について周辺地域で様々な議論がマスコミ報道されるのではないだろうか。

 私見として、呉市の活性化のため、製鉄所跡地の再利用(案)が国主導で出てきたこと、また、その場所に働く人の居住地として江田島市も一候補になるのではないか(人口増)という期待はあります。

 ただ、防衛省が構想する「多機能的な複合防衛拠点」の中身が江田島市民においても納得できないのであれば反対するしかないのかもしれません。

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2024年2月28日 (水)

【告知】深江漁港まつり2024

晴れのちくもり

 コロナ禍で売り先(ホテル・飲食店)が厳しい状況下、漁業者は耐え忍ぶ環境にありました。

 コロナ明けにおいても江田島市の主要水産物であるカキの生育が芳しくなく、江田島市カキまつりも中止になりました。(➡参考

2024310-fukae-fishermans-festival  このような状況下、深江漁業協同組合(以下、深江漁協)の組合員であるかなわ水産さん(➡HP)が地域を盛り上げたい、ということで【深江漁港まつり】を提案していただき、漁業者の賛同を得て開催されることになりました。

 深江漁協としては初めてのイベント開催であり、今回をトライアル(実証実験)として捉え、来年以降、継続的な事業とするか検討することになっています。(➡広島ニュース 食べタインジャー

 地元で採れる水産物を地元で消費する(地産地消=地域における自給自足)ことができれば素晴らしいと思います。

【深江漁港まつり】
日時:令和6(2024)年3月10日(日)10時から(売り切り次第終了)
場所:深江漁港 (➡地図

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2023年5月25日 (木)

高速船シースピカ、G7広島サミットで活躍

晴れ

 サミット第1日目(5/19)、G7サミットに集う各国首脳が宮島を訪問したことはご存じと思います。(➡NHK

 サミット会場のグランドプリンスホテル広島から宮島までの移動手段は海上交通でした。(バイデン米大統領はヘリコプター)

 首脳を宮島まで運んだのがシースピカでした。(➡こちら)この船は瀬戸内海汽船とJR西日本が瀬戸内海クルーズの旅を企画立案するツールとなっています。(➡JRTTプレス発表

2020年 821観光型高速クルーザー「シースピカ」就航

 シースピカは江田島・小用港を泊地にしていることもあり、市民のみなさんにも馴染みのある船なのではないだろうか。

 新型コロナ明けとなった令和5年(2023)5月、これから国内外問わず、人の流れが動いてきます。この3年間、江田島市においても観光産業(宿泊施設、飲食業、特産品など)が芽生えています。

 恵み多き宝の島、えたじまに多くのみなさんがご来島いただき、楽しい思い出を作っていただくことを願っています。

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2023年5月24日 (水)

ドイツからの来客@江田島荘

晴れ

 G7広島サミットで来日したドイツ関係者が江田島荘を訪問し、ドイツ郷土料理をイメージした江田島産イノシシを食材にした料理や江田島ビール(➡参考)を堪能したというニュースがありました。(視聴期間限定(2024.12.12現在視聴可能)➡こちら

 新型コロナ禍で観光業の厳しい期間が続いていましたが、5月8日から感染症法ではインフルエンザなどと同じ5類に移行したことによりこれから旅行客も増えてきます。

 また3月には江田島市が観光ヘリコプター運行会社と航空機(ヘリ)を活用した産業振興と災害応急対策に関する協定を結んだことによりインバウド(外国人旅行客)誘致にも拍車がかかると思われます。

2023年 3月21日 江田島市、観光ヘリ会社と協定

 恵み多き宝の島、えたじまに多くの皆さんにご来島いただき、楽しい思い出を作って欲しいと願っています。

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