カテゴリー「公共施設(建設・統廃合など)」の記事

2026年3月30日 (月)

サンビーチおきみとやすらぎ交流農園の売却

晴れのちくもり

 江田島市では、市有財産の有効活用と観光振興のさらなる発展を目指し、公募型プロポーザルにより「サンビーチおきみ」および「やすらぎ交流農園」の売却先を検討し、昨年11月、株式会社大柿産業を優先交渉権者として選定。

2025年11月27日 サンビーチおきみ・やすらぎ交流農園の売却先決定 

 令和8年2月定例会での議会の議決を経て、正式に売買契約を締結したことが市HPで公表されました。(➡こちら

 指定管理者制度を活用した宿泊施設、Uminos Spa&Resort(サンビーチおきみ)は2026年(令和8)3月31日をもって営業終了となります。

 今後についてですが、民間の力によって新しく生まれ変わる施設は、「ラグジュアリーホテル」として再整備される予定ということで、今後の進捗状況に注目です。

 江田島市となって能美町から引き継いだ「能美海上ロッジ」、「シーサイド温泉のうみ」、沖美町から引き継いだ「サンビーチおきみ」の3施設の在り方について長きにわたって議論されてきました(➡こちら)が、今回の「サンビーチおきみ」売却により、合併前からあった宿泊系公共施設は民間に移りました。

2014年 4月16日 広くPRしたい~市外居住者向け市民農園~
2019年7月 5日 サンビーチおきみ、7月12日にリニューアルオープン
2019年7月12日 Uminos Spa & Resort オープン

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2026年3月27日 (金)

さとうみ科学館のリニューアル構想のいま 2026

晴れ

 平成30年度(2018)以降、リニューアルの検討をしていましたが、現状はどうなっているのか気になっていました。

 令和7年11月17日に開催された令和7年度第1回江田島市総合教育会議の議事録(➡こちら)が市HPに3月26日に公開され、リニューアル関連の発言記録で現状を知ることができました。執行部(市長)の見解を要約すると以下の通りです。

■さとうみ科学館はリニューアルの検討もしてきたが、規模感、財政的な制約の中で、リニューアルするための費用は相当大きな数字が上がってきて、今の江田島市の状況からいうと、さとうみ科学館を単体で、という方針はかなり財源的な覚悟が必要。
■複合的な要素、江田島市全体で市民がどのようなものを要望するか、ある程度意見を集めて、複合的に連携できた施設ができればと考える。
■様々な補助金や地方創生交付金等が利用できないかという点も含め、財源が必要なものとなり、単体事業では難しく現在検討中である。

 令和元年度(2019)に検討段階のリニューアル整備基本計画について、令和2年第4回全員協議会で説明がありましたが、当時の(案)は以下の通りでした。

【敷   地】 能美海上ロッジ駐車場跡地(1521㎡)
【施 設 規 模】 鉄筋コンクリート造3回建(延べ床面積2183.5㎡)
【概略事業費】 13億4千万円
【工 程 計 画】 基本設計から工事完了までを4年

 その当時の説明でも、財源確保が重要課題であるため、令和2年度も引き続き、整備手法及び財源等の情報収集や整備効果を高める運営手法等を学ぶための先進地視察を行うというものでした。

 令和7年度の段階では、さとうみ科学館単体での整備では財政面も含め制約があり、多様な機能を備えた複合施設として検討し、財源確保の手立てを模索するというものであり、当面はリニューアルは難しいことが分かりました。

 ただし、多機能複合施設ということであれば、現在地(大柿町深江)ではなく、別の場所ということになるでしょう。

過去の『さとうみ科学館リニューアル』の検討経緯
2018年 3月 5日 H30予算委(文教厚生分科会)
2019年12月 5日 R1年12月文教厚生常任委員会(市教委の施設説明)
2020年 1 9R21月文教厚生常任委員会(さとうみ科学館視察)
2020年 2月 5日 R2年2月文教厚生常任委員会(視察のまとめ)
2020年 330R2年第4回全員協議会(当初計画案)
NPO法人による模擬議会(参考)
2018年 2月13日【まとめ】摸擬議会 in 江田島2018

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2026年3月23日 (月)

公共施設へのWi-Fi設置2026

晴れ

 「えたじまデジタルビジョン(案)」についてのパブリックコメント提出意見と市の考え方が市HPで公開されました。(➡こちら

 4人が9件の意見を提出し、これに対する市の考えた方がまとめられています。(➡こちら)提出方法については全て市公式LINEだったということです。

 興味深いものについて紹介すると以下の通りです。

意見の概要 市の考え方
市民センター等への早期の Wi-Fi 設置を要望する。 ビジョン P8 主要取組「市民の利便性向上」の取組項目にある「公共施設の Wi-Fi サービス整備」に記載している利用用途や P7の取組項目「公共施設のオンライン予約」に記載のある、鍵の管理方法やオンライン予約などデジタル技術導入を踏まえるなかで必要性や効果などを見極めながら検討してまいります。

Local-government-wifi  10年ほど前から公共施設へのWiFi設置について提言してきたつもりですが公共施設へのWi-Fi設置についてどう進めていくのか気になるところです。(総務省資料:自治体Wi-Fiの整備・利活用の留意事項

 尚、お隣の呉市では市役所や地域のコミュニティー拠点であるまちづくりセンターなど23カ所にWi-Fi(公衆無線LAN)を設置しています。(➡呉市HP報道発表資料R4.4.8

【参考】
2013年 2月 5日 平成25年第1回全員協議会 その1
2014年 2月13日 いよいよ光回線スタートへ
2015年 1月19日 Wi-Fiステーション整備に関する国の動向
2016年12月28日 Wi-Fiステーション整備について
2021年 2月 1日 江田島市発着の船舶、WiFiサービスがスタート
2021年 331公共施設のWiFi整備@福山市
2022年 5月18日 デジタル・ディバイドの解消について

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2026年2月 1日 (日)

公共施設の包括管理業務委託に関するサウンディング型市場調査

晴れのちくもり

 1月30日、江田島市HPに公共施設の包括管理業務委託に関するサウンディング型市場調査を実施することが公開されました。(➡こちら

 まず、サウンディング型市場調査ですが、ある事案の内容や公募条件などを決定する前に、民間事業者の意向調査・直接対話を行ない、今後、民間事業者を募集するにあたり、どのような条件であれば参加したくなるのか、ということを把握するためのマーケティングです。

 公共施設の包括業務委託についてですが、このたび市が考えているのは、これまで施設を所管する課や施設ごとに個別発注していた維持管理業務・修繕について複数年にわたって契約を一本化し、建物管理に関する技術的知見を持った民間事業者に一括して委託するというもの。

 今回のサウンディング型市場調査で対象とする施設は、庁舎、小・中学校、認定こども園など計44施設です。(➡こちら

江田島市のサウンディングのテーマ
1 包括管理業務委託への参加意欲について
2 業務の範囲・規模について
3 業務の履行体制について
4 マネジメント経費について
5 市内事業者等の受注機会の確保について
6 その他要望・意見について

 市としては限られた財源の中で効率よく、安心・安全が担保される施設維持管理を進めていくことを目的とし、委託先事業者が市内事業者であることがより良いものと考えています。 

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2026年1月22日 (木)

郵便局で行政窓口業務の実証実験 その2

晴れ

 江田島市では、令和7年(2025)11月4日から1月30日までの約3か月間、市内3か所(秋月・高田・深江)の出張所・連絡所について、行政窓口業務を最寄りの郵便局に委託する実証実験をしています。(➡過去記事

対象施設 秋月出張所 高田出張所 深江出張所
委託先 秋月郵便局 高田郵便局 深江郵便局
取扱件数/月(参考) 5.5件 15.4件 8.6件
R8.1.1 地域人口(外国人含む) 341人 960人 549人

 令和7年12月23日に開催された令和7年度第1回江田島市行財政改革審議会で実証実験の概要説明(➡資料)がありました。議事要点録(➡こちら)では特に意見は出なかったようです。

 この実験は人口が少ない地域で市直営の出張所や連絡所で行政サービスをするよりも郵便局に委託したほうがコスト削減や利便性向上に繋がるのではないかということの検証実験です。

■受託期間中の受付時間等

  現行(直営) 郵便局
受付時間 08:30~12:30 09:00~17:00
所管部署への相談対応 電話 電話+タブレット(顔の見える相談)

■経費の比較(概算):委託1か所当たりの必要経費概算

委託した場合(初期経費は初年度のみ) 現状
初期経費(FAX設置等) 運用経費(事務処理費) 人件費(令和7年度)
約56万円/回 約89万円/年 約140万円/年(人)

 実証実験は令和8年(2026)1月30日に終了しますが、2月には効果の検証を行い、実際に導入するか判断するものと思います。地域住民の声も参考にするのではないでしょうか。

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2025年11月27日 (木)

サンビーチおきみ・やすらぎ交流農園の売却先決定

晴れ

 昨年12月に江田島市の所有するサンビーチおきみ及びやすらぎ交流農園の一括売却にかかる民間事業者の募集(公募型プロポーザル方式)を開始しました。(➡こちら

Sunbeach_yasugagi2025  2社から提案があり、令和71110日に開催した「事業者特定審査委員会専門委員会」でのプレゼンテーション審査の結果を受けて、令和71118日に開催した「事業者特定審査委員会」で審議した結果、優先交渉権者が決定したことが市HPに掲載されました。(➡こちら

優先交渉者 株式会社大柿産業
審査結果 優先交渉権者(大柿産業):総合得点634点(900点満点)
次点候補者       :総合得点551点(900点満点)
※得点は審査委員9名の合計
提案概要 ■既存施設の改修及び隣接の私有地に新施設を建築し、国内外からの観光客を対象としたラグジュアリーホテルを運営。
■多彩なホテル運営を展開する企業等との連携により、自社の建築技術をはじめ、各分野のノウハウと経験を活かした共同運営を展開。
■入浴施設と飲食スペースは、従前どおり市民に利用可能なものとする。
■市民の積極的な雇用、地場産品の活用などの大きな経済効果を見込む。

 優先交渉者の大柿産業は、令和元年度から指定管理者制度により「サンビーチおきみ」を宿泊施設(Umios Spa & Resort)として運営してきました。

2019年7月 5日 サンビーチおきみ、7月12日にリニューアルオープン
2019年7月12日 Uminos Spa & Resort オープン

 「やすらぎ交流農園」は、畑とラウベ(宿泊棟)を借りての草花・野菜作りなどの農業体験ができる江田島市が管理・運営する滞在型市民農園として活用されてきました。今後はホテルと農園を有機的に組み合わせ、滞在者に江田島の魅力を満喫していただける複合施設になるのだろう。

 江田島市と優先交渉者は12月中には仮契約を締結し、令和8年2月の市議会で契約について議決されれば正式な売却となります。

 「サンビーチおきみ」は、江田島市となって「能美海上ロッジ」、「シーサイド温泉のうみ」を含めた3施設の在り方について長きにわたって議論されてきました。(➡こちら)今回の売却により、合併前からある宿泊系公共施設の課題は解決しました。

【参考】
2013年1月11日 公共施設更新問題、それは時限爆弾 

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2025年10月13日 (月)

郵便局で行政窓口業務の実証実験

晴れ

 市HPに郵便局で行政窓口業務の実証実験をすることの案内が公開されていました。(➡こちら

 窓口業務の効率化と住民サービスの向上を図るため、市内3か所(秋月・高田・深江)の出張所・連絡所について、行政窓口業務を最寄りの郵便局へ試験的に委託するもの。

 この事業は総務省の「地域の持続可能性の確保に向けた郵便局の利活用推進事業」に採択されており、今後の継続的な委託の可能性や新たなサービス提供による窓口利用者数について検証し、成果を公表するそうです。

【参考】
総務省資料
郵便局での自治体窓口業務等の取扱いの推進
人口減少地域の郵便局等を活用した行政サービス等の確保の推進について
郵便局HP➡行政サービス等の提供

【実証実験の期間】
 令和7年(2025)11月4日(火)~令和8年(2026)1月30日(金)

【対象窓口と委託先郵便局】

対象郵便局 開設時間 休止する窓口 休止時間
秋月郵便局 午前9時00分~
午後5時00分
秋月出張所 午前8時30分~
午後0時30分
高田郵便局 高田出張所
深江郵便局 深江連絡所

【対象業務】

1各出張所・連絡所の窓口業務 2新たに開始する業務
(1)住民票の写し等の交付
(2)戸籍謄本・抄本等の交付
(3)納税証明書等の交付
(4)地域内の交流プラザの施設予約・貸出など
(1)市職員とのオンライン相談(タブレット)
(2)オンライン申請の手続き支援 
(3)自治会の活動支援など

 国においては、ワンストップ行政サービスを郵便局で提供する実証実験を平成9年度(1997)には進めてきた経緯があります。(➡総務省HP

 このたびの江田島市の実証実験は、人口減少および高齢化が進む地域での行政サービス提供および地域の活性化支援において郵便局の活用の有効性を確認するものです。

 対象となった地域の出張所・連絡所は嘱託職員にお願いしているところもあり、取扱件数減少も含め市直営の限界もあるといえます。取扱時間の拡張という点では郵便局が運営することによる市民のメリットはあります。

 尚、江田島市と市内13郵便局とは令和6年(2024130日に包括連携協定を締結しており、それぞれが有する人的・物的資源を有効に活用して、市民の生活の向上等を図ることとしています。(➡HP協定書

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2024年12月 2日 (月)

サンビーチおきみ・やすらぎ交流農園を一括売却へ

晴れ

 サンビーチおきみ及びやすらぎ交流農園の一括売却にかかる民間事業者の募集(公募型プロポーザル方式)をする案内が市HP(➡こちら)で公開されました。

Sunbeach-okimi-schedule-2024  公募スケジュール(左写真)によると令和7年(2025)12月に仮契約をして、令和8年(2026)2月の議会で決議されると本契約に移行するということになっています。

 サンビーチおきみはこれまで指定管理者制度を利用して民間企業が宿泊施設として運営しておりますが、江田島市としては売却することで公共施設の維持管理費削減を図ることになります。

2019年7月 5日 サンビーチおきみ、7月12日にリニューアルオープン
2019年7月12日 Uminos Spa & Resort オープン

【参考】
2013年1月11日 公共施設更新問題、それは時限爆弾 

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2024年10月22日 (火)

江田島荘、世界に認められる

 昨日(10/21)のテレビ新広島ニュースで、江田島荘がホテル業界の『アカデミー賞』と称されるワールドラグジュアリーホテルアワード(World Luxury Hotel Awards)2024で中国地方の施設としては史上初の受賞を果たし、しかも3部門で受賞したそうです。(➡TSS江田島荘HP

【受賞3部門】
① Luxury Small Hotel 部門 【アジア大陸最高位】
② Luxury All-Inclusive Hotel 部門【アジア大陸最高位】
③ Luxury Hot Spring Hotel 部門 【世界最高位】

 江田島荘が開業したのは3年前の令和3年(2021)7月であり、まだ新型コロナ禍の真っただ中でした。

2021年6月 2日 江田島荘、7月にオープン
2021年7月 1日 2021年後半スタート、観光振興に拍車かかる
2022年7月21日 江田島荘、オープンから1年

 コロナ禍ではありましたが江田島荘の情報発信を駆使するなど企業努力により県内外からの宿泊客を確保し、また、昨年5月のG7サミットではドイツ関係者が宿泊しました。(➡参考

 いまコロナ禍も収束し、また、円安によるインバウンド増加という環境下、国内外を問わず、一度は宿泊してみたいホテルになっているのではないだろうか。

 このたびのホテル版アカデミー賞受賞より、ますます追い風が吹き、また、江田島市の観光産業に勢いがつくことを願っています。

 尚、江田島市は建設及び周辺整備で支援した経緯があり、このことについて様々なご意見がありますが、私たち市民の宿泊施設として応援していきましょう。(➡こちら

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2023年5月15日 (月)

ふるさと寄附金の受付は6月再開

晴れ

 市HPで現在中止しているふるさと寄附金(ふるさと納税)の受付を6月中に再開する予定と発表されました。(➡こちら

 ふるさと納税一括代行業務委託に係る公募型プロポーザルで昨年度まで取り扱っていた事業者ではなく新らたな事業者が選定され(➡こちら)、準備に時間がかかるため受付を中止しています。

 受託した(株)スチームシップは主に九州の自治体のふるさと納税支援事業(➡参考)を手掛けており、中国地方では江田島市が初めてだそうです。

 中国地方でのふるさと納税支援事業の拡大にむけて近々、広島県内に拠点を設ける予定で、江田島市も候補地の一つとして能美市民センター別館を内見したことが同社HPで知ることができます。(➡こちら

2022年10月17日 サテライトオフィス誘致の公募型プロポーザル

 新たな拠点を江田島市に設置していただき、また、ふるさと納税制度の寄附増額に繋がることに期待したいと思っています。(➡これまでの寄付金)スチームシップ社のHPで示す寄附拡大への取り組みは以下の通りです。

寄附の拡大に向けた取り組み
■返礼品のバリエーションの数を増やす
■各ポータルに合わせ返礼品画像をブラッシュアップする
Webページの作りこみをおこなう
■既存事業者の方へのコンサルティング
■新規事業者の開拓

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