カテゴリー「公共施設(建設・統廃合など)」の記事

2026年9月25日 (金)

秋月・高田・深江郵便局で市の窓口業務がスタート

晴れのちくもり

 江田島市役所は、地域(人口が少なく、市役所及び市民センターから遠い)でより便利で身近な窓口を目指すとともに、持続可能な行政サービスを提供するため、令和8年(2026)11月2日から秋月出張所・高田出張所・深江連絡所の窓口業務を最寄りの郵便局へ委託することになりました。(➡市HP)

 今回の江田島市役所の選択は、国が進めている「地域の持続可能性の確保に向けた郵便局の利活用推進事業」に沿って取り組むものです。

【参考】総務省資料
➡郵便局での自治体窓口業務等の取扱いの推進
➡人口減少地域の郵便局等を活用した行政サービス等の確保の推進について
郵便局HP➡行政サービス等の提供

Screenshot-20260925-at-131931-11  内容などについては左写真となっており、開設時間はこれまで午前8時30分~午後0時30分だったのが午前9時~午後5時と長くなったことでも利便性が良くなると言えます。

 また、新しく始まるものの中に、『自治会活動の支援』も含まれており、地域活性化に繋がるものと期待しています。

※業務委託の開始に伴い、各出張所・連絡所に市の職員は常駐しなくなります。

 尚、業務委託に至るまでには、令和7年(2025)11月4日~令和8年1月30日の期間、秋月・高田・深江地区では窓口業務を郵便局へ委託し、恒常的な委託が可能か検証実験を行なっています。

2025年10月13日 郵便局で行政窓口業務の実証実験
2026年 1月22日 郵便局で行政窓口業務の実証実験 その2
2026年 5月15日 郵便局での行政窓口業務実証実験結果

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2026年9月18日 (金)

ドクターイエロー、江田島で保存展示

雨

 東海道・山陽新幹線を走る「ドクターイエロー(T5編成)」(➡参考サイト)が2027年(令和8)1月に引退した後、先頭車両(7号車)が江田島市内に移され保存展示されることがJR西日本から発表されました。(➡こちら)

 JR西日本のグループ会社である広成建設の施設、『江田島研修センター~み・ら・い~』敷地内で2027年9月から有料で一般公開される予定。

【保存展示の目的】(➡プレスリリース資料から抜粋)
 ドクターイエローは、2005 年に製造された新幹線電気軌道総合試験車で、東海道・山陽新幹線(東京~博多間)を走行しながら、電気設備や軌道設備などの状態を検測する車両です。広成建設は、山陽新幹線の開業以来、新幹線の安全・安定輸送を支える鉄道保守業務に携わっています。新幹線の安全を支えてきたドクターイエローの役割と意義を後世へ継承するため、鉄道保守の技術と実績を有する広成建設にて保存展示を行うこととなりました。

 『江田島研修センター~み・ら・い~』は、旧・切串中学校の校舎を改修した研修施設であり、鉄道建設の技術力向上や人材育成を目的とした実践型研修施設として2022年(令和4)3月に開設しました。

2022年4月18日 旧切串中学校、民間研修施設として再スタート

20130517-160038 20130517-160018  ドクターイエローは黄色の車体が特徴で通常時間でも走行しており、長らく鉄道ファンらに親しまれています。(左写真は2013年5月に名古屋駅で撮影)

 今後、江田島市にとっても新たな観光資源として期待できるのではないでしょうか。(➡江田島市HP)

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2026年5月15日 (金)

郵便局での行政窓口業務実証実験結果

晴れ

 江田島市では、令和7年(2025)11月4日から1月30日までの約3か月間、市内3か所(秋月・高田・深江)の出張所・連絡所について、行政窓口業務を最寄りの郵便局に委託する実証実験をしました。(➡その1、その2)

 令和8年(2026)4月22日に開催された令和8年度第1回江田島市行財政改革審議会で出張所等業務の郵便局委託実証実験の結果について報告がなされたことが市HPで公開されています。(➡実証実験結果)

Yubin_madoguchi_gyomu  実証期間中は、延べ約250名が郵便局を利用し、260件の利用があった。出張所に比べ、郵便局の開設時間が長いことに加え、「郵便局の用事のついでに」といった利用者が多かったようです。

 利用者側及び郵便局側のアンケート結果は以下の通りです。

利用者 ・今後も郵便局で行政サービスを利用したい(2/3以上)
・開設時間が長くなったので利用しやすくなった。(3/4以上)
・待ち時間が、郵便局のほうが短い(約半数)
郵便局 ・郵便局の存在意義を再確認できた。
・住民の困りごとをこれまで以上に把握できた。
・業務負担が増えた。

 実証実験の結果、出張所等の窓口で行う行政事務については、問題なく委託が可能であることが確認されたが、一方で下記の課題も見つかり、令和8年10月以降の完全委託に向けて課題解決をしていくことになります。

課題について(資料2から抜粋)

(1)自治会等の支援  出張所職員が任意で協力してきた地域活動の支援(自治会運営補助や集金の一時預かりなど)は、郵便局への委託が難しい。今後、これらは、自治会と調整していく必要がある。
(2)貸館に関する取扱い  貸館業務等では、鍵の管理や貸出方法(玄関+各室、玄関のみ)など地域ごとの差異があり、利用者に新たな負担が生じた。鍵ボックスやスマートロック等の検討が必要である。
 また、施設共用部の清掃や予定峡の掲示など、運用面で調整すべき課題が確認できた。

 尚、令和8年度は江田島町切串地区における実証実験を予定している。

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2026年4月16日 (木)

大和ミュージアム、いよいよ再オープン

晴れ

 報道にもある通り、4月23日のリニューアルオープンを前に、呉市の大和ミュージアムで報道・旅行会社・関係者(議員含む)のカテゴリーに分かれて内覧会が開かれました。(➡広島ホーム、広島TV、TSS)

 2005年(平成17)4月にオープンした同ミュージアムは大規模改修(➡計画、スケジュール)のため、2025年(令和7)2月中旬から休館していましたが、リニューアルオープンにより観光集客をさらに牽引していくものと思います。

 この流れを江田島市に導く仕掛けについては、江田島市や市観光協会も十分検討されていることと思いますが、今年のGW、夏休みシーズンに期待したい。

2010年12月 4日 呉のイルミネーション

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2026年3月30日 (月)

サンビーチおきみとやすらぎ交流農園の売却

晴れのちくもり

 江田島市では、市有財産の有効活用と観光振興のさらなる発展を目指し、公募型プロポーザルにより「サンビーチおきみ」および「やすらぎ交流農園」の売却先を検討し、昨年11月、株式会社大柿産業を優先交渉権者として選定。

2025年11月27日 サンビーチおきみ・やすらぎ交流農園の売却先決定 

 令和8年2月定例会での議会の議決を経て、正式に売買契約を締結したことが市HPで公表されました。(➡こちら)

 指定管理者制度を活用した宿泊施設、Uminos Spa&Resort(サンビーチおきみ)は2026年(令和8)3月31日をもって営業終了となります。

 今後についてですが、民間の力によって新しく生まれ変わる施設は、「ラグジュアリーホテル」として再整備される予定ということで、今後の進捗状況に注目です。

 江田島市となって能美町から引き継いだ「能美海上ロッジ」、「シーサイド温泉のうみ」、沖美町から引き継いだ「サンビーチおきみ」の3施設の在り方について長きにわたって議論されてきました(➡こちら)が、今回の「サンビーチおきみ」売却により、合併前からあった宿泊系公共施設は民間に移りました。

2014年 4月16日 広くPRしたい~市外居住者向け市民農園~
2019年7月 5日 サンビーチおきみ、7月12日にリニューアルオープン
2019年7月12日 Uminos Spa & Resort オープン

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2026年3月27日 (金)

さとうみ科学館のリニューアル構想のいま 2026

晴れ

 平成30年度(2018)以降、リニューアルの検討をしていましたが、現状はどうなっているのか気になっていました。

 令和7年11月17日に開催された令和7年度第1回江田島市総合教育会議の議事録(➡こちら)が市HPに3月26日に公開され、リニューアル関連の発言記録で現状を知ることができました。執行部(市長)の見解を要約すると以下の通りです。

■さとうみ科学館はリニューアルの検討もしてきたが、規模感、財政的な制約の中で、リニューアルするための費用は相当大きな数字が上がってきて、今の江田島市の状況からいうと、さとうみ科学館を単体で、という方針はかなり財源的な覚悟が必要。
■複合的な要素、江田島市全体で市民がどのようなものを要望するか、ある程度意見を集めて、複合的に連携できた施設ができればと考える。
■様々な補助金や地方創生交付金等が利用できないかという点も含め、財源が必要なものとなり、単体事業では難しく現在検討中である。

 令和元年度(2019)に検討段階のリニューアル整備基本計画について、令和2年第4回全員協議会で説明がありましたが、当時の(案)は以下の通りでした。

【敷   地】 能美海上ロッジ駐車場跡地(1521㎡)
【施 設 規 模】 鉄筋コンクリート造3階建(延べ床面積2183.5㎡)
【概略事業費】 13億4千万円
【工 程 計 画】 基本設計から工事完了までを4年

 その当時の説明でも、財源確保が重要課題であるため、令和2年度も引き続き、整備手法及び財源等の情報収集や整備効果を高める運営手法等を学ぶための先進地視察を行うというものでした。

 令和7年度の段階では、さとうみ科学館単体での整備では財政面も含め制約があり、多様な機能を備えた複合施設として検討し、財源確保の手立てを模索するというものであり、当面はリニューアルは難しいことが分かりました。

 ただし、多機能複合施設ということであれば、現在地(大柿町深江)ではなく、別の場所ということになるでしょう。

過去の『さとうみ科学館リニューアル』の検討経緯
2018年 3月 5日 H30予算委(文教厚生分科会)
2019年12月 5日 R1年12月文教厚生常任委員会(市教委の施設説明)
2020年 1月 9日 R2年1月文教厚生常任委員会(さとうみ科学館視察)
2020年 2月 5日 R2年2月文教厚生常任委員会(視察のまとめ)
2020年 3月30日 R2年第4回全員協議会(当初計画案)
NPO法人による模擬議会(参考)
2018年 2月13日【まとめ】摸擬議会 in 江田島2018

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2026年3月23日 (月)

公共施設へのWi-Fi設置2026

晴れ

 「えたじまデジタルビジョン(案)」についてのパブリックコメント提出意見と市の考え方が市HPで公開されました。(➡こちら)

 4人が9件の意見を提出し、これに対する市の考えた方がまとめられています。(➡こちら)提出方法については全て市公式LINEだったということです。

 興味深いものについて紹介すると以下の通りです。

意見の概要 市の考え方
市民センター等への早期の Wi-Fi 設置を要望する。 ビジョン P8 主要取組「市民の利便性向上」の取組項目にある「公共施設の Wi-Fi サービス整備」に記載している利用用途や P7の取組項目「公共施設のオンライン予約」に記載のある、鍵の管理方法やオンライン予約などデジタル技術導入を踏まえるなかで必要性や効果などを見極めながら検討してまいります。

Local-government-wifi  10年ほど前から公共施設へのWiFi設置について提言してきたつもりですが公共施設へのWi-Fi設置についてどう進めていくのか気になるところです。(総務省資料:自治体Wi-Fiの整備・利活用の留意事項)

 尚、お隣の呉市では市役所や地域のコミュニティー拠点であるまちづくりセンターなど23カ所にWi-Fi(公衆無線LAN)を設置しています。(➡呉市HP、報道発表資料R4.4.8)

【参考】
2013年 2月 5日 平成25年第1回全員協議会 その1
2014年 2月13日 いよいよ光回線スタートへ
2015年 1月19日 Wi-Fiステーション整備に関する国の動向
2016年12月28日 Wi-Fiステーション整備について
2021年 2月 1日 江田島市発着の船舶、WiFiサービスがスタート
2021年 3月31日 公共施設のWiFi整備@福山市
2022年 5月18日 デジタル・ディバイドの解消について

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2026年2月 1日 (日)

公共施設の包括管理業務委託に関するサウンディング型市場調査

晴れのちくもり

 1月30日、江田島市HPに公共施設の包括管理業務委託に関するサウンディング型市場調査を実施することが公開されました。(➡こちら)

 まず、サウンディング型市場調査ですが、ある事案の内容や公募条件などを決定する前に、民間事業者の意向調査・直接対話を行ない、今後、民間事業者を募集するにあたり、どのような条件であれば参加したくなるのか、ということを把握するためのマーケティングです。

 公共施設の包括業務委託についてですが、このたび市が考えているのは、これまで施設を所管する課や施設ごとに個別発注していた維持管理業務・修繕について複数年にわたって契約を一本化し、建物管理に関する技術的知見を持った民間事業者に一括して委託するというもの。

 今回のサウンディング型市場調査で対象とする施設は、庁舎、小・中学校、認定こども園など計44施設です。(➡こちら)

江田島市のサウンディングのテーマ
1 包括管理業務委託への参加意欲について
2 業務の範囲・規模について
3 業務の履行体制について
4 マネジメント経費について
5 市内事業者等の受注機会の確保について
6 その他要望・意見について

 市としては限られた財源の中で効率よく、安心・安全が担保される施設維持管理を進めていくことを目的とし、委託先事業者が市内事業者であることがより良いものと考えています。 

【追記(R8.5.18)】
 令和8年度第1回江田島市行財政改革審議会の議事録によるとサウンディング調査は実施できていない。(➡会議要点録P5、資料・民間委託の導入について)

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2026年1月22日 (木)

郵便局で行政窓口業務の実証実験 その2

晴れ

 江田島市では、令和7年(2025)11月4日から1月30日までの約3か月間、市内3か所(秋月・高田・深江)の出張所・連絡所について、行政窓口業務を最寄りの郵便局に委託する実証実験をしています。(➡過去記事)

対象施設 秋月出張所 高田出張所 深江出張所
委託先 秋月郵便局 高田郵便局 深江郵便局
取扱件数/月(参考) 5.5件 15.4件 8.6件
R8.1.1 地域人口(外国人含む) 341人 960人 549人

 令和7年12月23日に開催された令和7年度第1回江田島市行財政改革審議会で実証実験の概要説明(➡資料)がありました。議事要点録(➡こちら)では特に意見は出なかったようです。

 この実験は人口が少ない地域で市直営の出張所や連絡所で行政サービスをするよりも郵便局に委託したほうがコスト削減や利便性向上に繋がるのではないかということの検証実験です。

■受託期間中の受付時間等

  現行(直営) 郵便局
受付時間 08:30~12:30 09:00~17:00
所管部署への相談対応 電話 電話+タブレット(顔の見える相談)

■経費の比較(概算):委託1か所当たりの必要経費概算

委託した場合(初期経費は初年度のみ) 現状
初期経費(FAX設置等) 運用経費(事務処理費) 人件費(令和7年度)
約56万円/回 約89万円/年 約140万円/年(人)

 実証実験は令和8年(2026)1月30日に終了しますが、2月には効果の検証を行い、実際に導入するか判断するものと思います。地域住民の声も参考にするのではないでしょうか。

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2025年11月27日 (木)

サンビーチおきみ・やすらぎ交流農園の売却先決定

晴れ

 昨年12月に江田島市の所有するサンビーチおきみ及びやすらぎ交流農園の一括売却にかかる民間事業者の募集(公募型プロポーザル方式)を開始しました。(➡こちら)

Sunbeach_yasugagi2025  2社から提案があり、令和7年11月10日に開催した「事業者特定審査委員会専門委員会」でのプレゼンテーション審査の結果を受けて、令和7年11月18日に開催した「事業者特定審査委員会」で審議した結果、優先交渉権者が決定したことが市HPに掲載されました。(➡こちら)

優先交渉者 株式会社大柿産業
審査結果 優先交渉権者(大柿産業):総合得点634点(900点満点)
次点候補者       :総合得点551点(900点満点)
※得点は審査委員9名の合計
提案概要 ■既存施設の改修及び隣接の私有地に新施設を建築し、国内外からの観光客を対象としたラグジュアリーホテルを運営。
■多彩なホテル運営を展開する企業等との連携により、自社の建築技術をはじめ、各分野のノウハウと経験を活かした共同運営を展開。
■入浴施設と飲食スペースは、従前どおり市民に利用可能なものとする。
■市民の積極的な雇用、地場産品の活用などの大きな経済効果を見込む。

 優先交渉者の大柿産業は、令和元年度から指定管理者制度により「サンビーチおきみ」を宿泊施設(Umios Spa & Resort)として運営してきました。

2019年7月 5日 サンビーチおきみ、7月12日にリニューアルオープン
2019年7月12日 Uminos Spa & Resort オープン

 「やすらぎ交流農園」は、畑とラウベ(宿泊棟)を借りての草花・野菜作りなどの農業体験ができる江田島市が管理・運営する滞在型市民農園として活用されてきました。今後はホテルと農園を有機的に組み合わせ、滞在者に江田島の魅力を満喫していただける複合施設になるのだろう。

 江田島市と優先交渉者は12月中には仮契約を締結し、令和8年2月の市議会で契約について議決されれば正式な売却となります。

 「サンビーチおきみ」は、江田島市となって「能美海上ロッジ」、「シーサイド温泉のうみ」を含めた3施設の在り方について長きにわたって議論されてきました。(➡こちら)今回の売却により、合併前からある宿泊系公共施設の課題は解決しました。

【参考】
2013年1月11日 公共施設更新問題、それは時限爆弾 

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