R5年度当初予算概要~しごとの創出
くもりのち晴れ
3/17(金)、市HPで令和5年度当初予算が公開されました。(➡こちら)一般会計予算は前年度比▲8億7000万円(▲5.5%)の150億8000万円となっています。
江田島市における重要課題である人口減少傾向の改善を図るため、「しごとの創出」「人のつながり・縁づくり」「子育てしやすい環境づくり」「健康寿命の延伸」を重点テーマにしています。
投資的事業としては、インフラ施設の維持管理などの暮らしの基盤整備や協働のまちづくりの拠点となる施設整備があります。
江田島市総合計画に掲げる「協働と交流で創りだす『恵み多き島』えたじま」を実現するための施策を盛り込んだ予算との説明がなされています。
これからテーマごとに新規または拡充される事業について紹介したいと思います。今回は『しごとの創出』についてです。
【拡充】大君地区企業誘致促進事業(33万6千円)
令和3年度(2021)にリベラ㈱から旧ユウホウ紡績工場跡地他(5万3,122㎡)の寄付を受けました。(➡新聞記事)令和4年度(2022)は企業誘致活動を促進するため、土地状況調査が実施されました。(➡こちら)
令和5年度(2023)は江田島市にとって有益な事業者を誘致するため、プロポーザル方式により民間事業者等から幅広い企画提案を公募することになります。
江田島市の人口減少は若年層の進学・就職を契機とした転出傾向が大きな要因であり、Uターンや移住希望者の『雇用の場』を創出することが求められます。
これまでと今後の予定
年 度 | 内 容 |
令和3年度(2021) | 民間事業者から寄付受納 |
令和4年度(2022) | 土地状況調査 |
令和5年度(2023) | 公募(プロポーザル方式) |
令和6年度(2024) | 受託者による開発 |
【拡充】県営沖地区柑橘団地造成事業(1162万1千円)
令和4年度の新規事業のひとつである基盤整備促進事業(➡予算資料)で、農業振興策として沖美町沖地区の小規模農地を集約(所有者から借受け)し、県が事業主体となって国の補助金でレモン園地の整備をします。
令和5年度は柑橘団地造成事業として、県が実施するほ場整備事業(第1工区)に対する負担金、換地処分等業務、雑物除去業務を予算計上しています。
2022年7月14日 江田島市、レモン栽培参入企業と包括連携協定を締結
年 度 | 事業主体 | 内 容 |
R4年度 | 市 | 農地の所有者から遊休農地を集積し、農地中間管理機構(農地バンク)へ貸し付ける。 |
R5年度~ | 県 | 国の補助事業により、農地造成に着手する。 ※市は負担金が必要 |
R6年度~ | 農業法人 | 農地バンクから農地を借り受けて、レモンを定植する。 |
【追記】新型コロナウイルス
3月18日、広島県が発表した県内の新規感染者数は272人(前日比58増)でした。
県内3大都市では広島市が127人(33増)、福山市は49人(1増)、呉市は8人(2増)。
一方、江田島市は2人(2増)➡HP、県公表資料)でした。
※3月17日(金)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。
※3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HP、NHK)
一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。
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