カテゴリー「交通問題(船・バスなど)」の記事

2022年6月 7日 (火)

民間バスの上下分離方式

晴れ

 広島市と市内バス会社が路線バス維持のために上下分離方式を採用するという新聞記事やネット・ニュースを見ました。

 上下分離方式とは、鉄道・道路・空港などの経営において、下部(資本=インフラ)の管理と上部(運行・運営)を行う組織を分離し、下部(資本)と上部(運営)の会計を独立させる方式です。

 鉄道事業においては、すでに富山地方鉄道、伊賀鉄道など一部の鉄道で導入されています。

【参考】
(一社)日本民営鉄道協会
東洋経済 鉄道「上下分離方式」はコロナ禍の苦境を救う
国土交通省資料 地方鉄道の活性化に向けて
NHK 地方鉄道存続の危機

 このたび広島市と民間バス会社(8社)が共同出資で新会社を設立し、車両や車庫などの資産を新会社が保有し、バス会社(運行会社)が車両や倉庫を借りて(リース)運行する仕組みを検討しています。(➡NHK

 全国的に路線バスは赤字に悩んでおり、車両などの維持管理コストの負担が大きいと言われています。路線バスに対しては国・県等、公的補助金がありますが、路線運営が厳しい状況下、公共交通を維持するための策として上下分離方式を採用するというもの。

 江田島市における路線バスは民間会社(江田島バス)が運行しておりますが、株式の約98%弱を江田島市が保有しているので、ある意味で「市営バス」とも言えますが、国・県・市の補助金合計は令和3年9月決算で8914万円です。

2010年623限りなく市直営バス

【参考】

江田島バスの株主構成(参照➡第34期(R2.10.1~R3.9.30)決算情報

株  主 保 有 株 式 シェア
江田島市 5280株 97.78%
広島銀行 40株 0.74%
自己株式 80株 1.48%
合  計 5400株 100.00%

江田島バスの受取補助金

決 算 資 料 期  間 受取補助金額
第30期決算 H28年10月1日~H29年9月30日 5901万1千円
第31期決算 H29年10月1日~H30年9月30日 7230万7千円
第32期決算 H30年10月1日~R 1年9月30日 7501万4千円
第33期決算 R 1年10月1日~R 2年9月30日 9372万4千円
第34期決算 R 2年10月1日~R 3年9月30日 8914万円

 一方、中町/宇品航路は平成27年(2015)10月に市直営から指定管理者制度を活用して公設民営化しました。(市HP➡モニタリング評価結果)市所有の船を民間事業者が利用して航路を維持して頂いています。これも一種の「上下分離方式」といえます。

【参考】中国新聞(平成25年10月30日)➡公設民営、目指すべき
 市営船の民営化若しくは公設民営化議論において、当時の議会(交通問題調査特別委員会)は小島体表と意見交換しました。(➡視察視察後のまとめ

 このように人口減少やこのたびのコロナ禍による利用者減により、公共交通機関の運営は厳しい状況が続いています。

 3月に滋賀県が交通税の導入(➡こちらを検討していることを書きましたが、地方だけでなく都市部も含めて、最終的に国が交通権(➡参考を保障しなければならない時代に移行してきています。

国土交通省資料➡わが国における交通基本法と「交通権」の位置づけについて

交通船の公設民営化まで~西能美航路再々編

2012年1115速やかな海上交通への取組を

2013年 1月29日 西能美航路の再々編へ

2013年 426西能美航路の再々編検討スタート

2013年 826西能美航路の再々編 住民説明会@江田島町

2013年 827西能美航路の再々編 住民説明会@能美町

2013年 829西能美航路の再々編 住民説明会@沖美町(沖地区)

2013年 830西能美航路の再々編 住民説明会@沖美町(三高地区)

2013年 924西能美航路の再々編 住民説明会@高田地区

2013年 925西能美航路の再々編 住民説明会@鹿川地区

2013年 926西能美航路の再々編 住民説明会@中町地区

2013年1030続・第3回公共交通協議会

2013年1118続・西能美航路の再々編 住民説明会@江田島町地区

2013年1120続・西能美航路の再々編 住民説明会@能美町高田地区

2013年12 34回公共交通協議会、「公設民営化」方針へ

2014年 211市営船合理化と消費税による値上げ

2014年 2143回交通問題調査特別委員会
       (航路事業者からのヒアリング)

2014年 327西能美航路の再々編方針決定

2014年1029臨時議会と第7回総務常任委員会

2014年11 9いよいよ市営船の指定管理者募集始まる

2015年 123市営航路の指定管理、候補者決定

2015年 213H272回交通問題調査特別委員会

【追記】新型コロナウイルス

 6月7日、マスコミが報道する広島県内の新規感染者数は351人(前日比10増)。県内3大都市では広島市180人(26減)、福山市は34人(6増)、呉市は41人(31増)。

 一方、江田島市は0人(±0→市HP県公表資料 )でした。
※6月6日(月)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

| | コメント (0)

2022年5月30日 (月)

港の乗降客数の推移 2004~2020

 現在、江田島市の海上交通に利用される港は、沖美町の三高港、能美町の中町港、高田港、江田島町の切串港(2桟橋)、小用港と秋月港(現在休止中→こちら)です。

 尚、地方港湾の括りでいくと、切串地区、小用地区、秋月地区の3つで小用港、中町地区と高田地区の2つで中田港となります。

 国土交通省のHPに港湾統計(港湾取扱貨物量等の現況)があり、平成16年(2004)から令和2年(2020)の17年間の統計資料を見ることができます。(→国交省HP)つまり、江田島市が合併してからの利用者数の推移がわかります。

 統計資料のなかで、船舶乗降人員順位表(内国航路、外交航路、合算)があり、全国50位までを掲載しています。

 上記の通り、小用港は切串・小用・秋月の3か所を合算したもの、中田港は中町・高田の2か所を合算したものとなっています。

■小用港と中田港の船舶乗降人員(内国航路)

  小用(切串・小用・秋月) 中田(中町・高田)
H16(2004) 2,109,118 7位 914,260 35位
H17(2005) 2,034,259 7位 908,594 33位
H18(2006) 1,963,995 7位 897,607 33位
H19(2007) 1,698,433 14位 858,923 35位
H20(2008) 1,884,595 11位 823,404 38位
H21(2009) 1,767,676 7位 722,904 36位
H22(2010) 1,745,528 7位 718,666 37位
H23(2011) 1,746,966 7位 627,448 39位
H24(2012) 1,732,636 9位 616,129 42位
H25(2013) 1,600,188 10位 605,775 43位
H26(2014) 1,526,563 11位 589,343 45位
H27(2015) 1,491,128 12位 558,443 48位
H28(2016) 1,450,675 13位 529,892 47位
H29(2017) 1,409,041 13位 513,181 49位
H30(2018) 1,438,967 13位 514,232 48位
R 1(2019) 1,356,183 13位 - 50位内に入らず
R 2(2020) 1,120,663 7位 353,325 46位
H16とR2の比較 ▲988,455 減少率46.9% ▲560,935  減少率61.4%


 令和2年~3年と新型コロナウイルス感染症の影響で海上交通の利用者が大幅に減少しています。昨年末からの第6波は未だ収束していませんが、観光需要は徐々に上向きとなっており、乗降客数が増加することに期待したい。

 運休中の秋月航路ですが、事業者は呉湾で『艦船めぐり』などの観光サービスを提供(➡観光船)しており、観光客が増加して収益が改善されると秋月航路再開になるのではないかと思われます。(参考➡2020.10.15中国新聞

【追記】新型コロナウイルス

 5月30日、マスコミが報道する広島県内の新規感染者数は416人(前日比203減)。県内3大都市では広島市238人(51減)、福山市は43人(46減)、呉市は17人(21減)。

 一方、江田島市は2人(±0→市HP県公表資料 )でした。
※5月29日(日)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

| | コメント (0)

2022年5月14日 (土)

広島県地域公共交通協議会の設置

晴れ

 昨日の雨も上がり、気持ちよく晴れた一日の始まりでした。自宅付近の空き地ではキジのつがいを見ることが出来ました。毎年、3月から5月にかけてキジ(雄)やウグイスの鳴き声が聞こえてきます。(➡Facebook

 5月12日、広島県地域公共交通ビジョンを策定するための協議する場として、広島県地域公共交通協議会が設置され、第1回協議会が開催されました。(➡県HP設置要綱

広島県地域公共交通ビジョンの目的
 今後の持続可能な地域公共交通の維持・確保に向けて,交通事業者,利用者,行政といった関係者が,公共交通の目指す姿とその実現に向けた施策の方向性を広く共有し,一体的に取り組むこと。(➡策定についての資料

R2r3-hiroshima-pref-support-for-public-t  第1回協議会の資料2によると、令和2(2020)年度と令和3(2021)年度に広島県が国の地方創生臨時交付金を活用して、地域公共交通の維持・確保のための支援策は予算総額54億円ということです。

 協議会は学識経験者や交通事業者(鉄道、バス、タクシー、旅客船)、利用者などの代表や行政の委員で構成され(➡委員名簿)、令和4年度~令和5年度の2ヵ年で市や町の行政区分を越えた交通施策の方向性を示す県地域公共交通ビジョンを策定します。

 尚、協議会で地域の実情に応じた協議等を行うため、市町の地域公共交通活性化協議会等を部会として位置付けており、江田島市公共交通協議会も部会に入っています。市町の具体的な交通や地域の課題を県全体のビジョンに反映させるものです。

 参考までに、江田島市では令和4(2022)年3月に江田島市地域交通計画(計画期間:令和4年度(2022 年度)から令和8年度(2026 年度)までの5年間➡こちら)策定しています。

2022年 327江田島市地域公共交通計画(素案)のパブコメ結果
2022年 4 3令和3年度第6回江田島市公共交通協議会

【追記】新型コロナウイルス

 5月14日、マスコミが報道する広島県内の新規感染者数は7日連続1000人を超えの1247人(前日比52減)。県内3大都市では広島市663人(89減)、福山市は170人(11減)、呉市は101人(2減)。3年ぶりの『移動制限のないGW』による人流増が影響しています。

 一方、江田島市は8日ぶりの0人(6減→市HP県公表資料 )でした。
 ※5月13日(金)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

| | コメント (0)

2022年4月 3日 (日)

令和3年度第6回江田島市公共交通協議会

晴れ

 今週土日には島の桜も満開でした。
 市HPでは、令和3年度第6回公共交通協議会の会議要点録及び資料が公開されています。(➡こちら

会議要点録➡こちら

 瀬戸内シーラインが、指定管理者制度により、市が所有する高速船で中町/宇品航路を運営していますが、指定管理3年目(H30年9月決算)から4年連続赤字となっています。

 令和2年10月1日から、減便(平日23往復→20往復、日祝日21往復→18往復)、定期券や回数券値上げ(➡参考)しましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい状況が続いています。

中町宇品航路 公設民営 (平成27年10月~令和3年9月)乗降客数と運賃収入の関係

期間 乗降客数 前年比 運賃収入 前年比
H27.10~H28.9 535,604人 3億4,223万円
H28.10~H29.9 519,044人 ▲3.1% 3億2,839万円 ▲4.0%
H29.10~H30.9 512,261人 ▲1.3% 3億2,403万円 ▲1.3%
H30.10~R 1.9 486,606人 ▲5.0% 3億1,106万円 ▲4.0%
R 1.10~R 2.9 383,519人 ▲21.2% 2億4,886万円 ▲20.0%
R 2.10~R 3.9 334,099人 ▲12.8% 2億2,419万円 ▲9.9%

R36th_kyougikai_nakamachi_ujina  このたびの公共交通協議会では、中町/宇品航路においても、航路の持続性を確保するため、県補助金を活用した支援を検討していくことが示されました。

中町/宇品航路に係る指定管理者のモニタリングについて
令和4年度江田島市予算について

 つまり、三高航路と同じく、広島県および関係市(広島市と江田島市)が経常赤字に対する補助金を交付する枠組みを活用するということになります。

【参考】三高航路の赤字に対する県・江田島市・広島市の補助金推移(→参考資料エクセル

県と2市 H27年度 H28年度 H29年度 H30年度 R1年度 R2年度
補助金 2,847万円 1,377万円 2,600万円 2,062万円 4,254万円 5,551万円

【追記】新型コロナウイルス

 4月3日、マスコミが報道する広島県内の新規感染者数は1071人(前日比193増)。県内3大都市では広島市512人(192増)、福山市は187人(10減)、呉市47人(8減)。

 一方、江田島市は3人(2減→市HP県公表資料 )でした。
 ※4月2日(土)の結果です。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

| | コメント (0)

2022年3月28日 (月)

滋賀県、交通税を検討

くもり

 報道で滋賀県が経営の厳しい公共交通機関を維持(支援)する財源確保のため、県民が負担する交通税の導入を検討する方針を示したことが分かりました。(➡NHK

 令和3年11月の県知事の諮問「地域公共交通を支えるための税制の導入可能性について」(➡こちら)、県税制審議会が議論を重ねています。

 人口減少や少子高齢化により公共交通機関の経営が全国的に厳しい状況にあります。江田島市においても路線バスへの補助金、また、新型コロナ過による航路支援、県と関係市(広島市・江田島市)による三高航路支援があります。(➡参考

 将来的に持続可能な交通機関を維持していくための新たな税制の在り方について注目される動きであると思います。

【追記】新型コロナウイルス

 3月28日、マスコミが報道する広島県内の新規感染者数は685人(前日比115減)。県内3大都市では広島市338人(51減)、福山市は100人(45減)、呉市46人(7減)。

 一方、江田島市は4人(±0→市HP県公表資料)でした。
 ※3月27日(日)の結果です。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

| | コメント (0)

2022年3月27日 (日)

江田島市地域公共交通計画(素案)のパブコメ結果

晴れ

 先日、江田島市HPに「江田島市地域公共交通計画(素案)」の意見募集を終え、市の考え方が公表されました。(➡市HP意見の概要と市の考え方PDF

 このたびの意見提出者は2人で21項目ということです。私以外に1人しかいなかったということになります。

 前回の「江田島市地域公共交通網形成計画(素案)」については19人(私含む)の提出者でした。

 市民にとって最も関心の高い案件の一つである交通問題でしたが、2人というのは驚きの数字です。周知がなされていなかったのか、それとも、市民が行政や交通機関に対して何も期待していないのか。

 パブリックコメントのやり方も含め、行政で検証してみる必要があります。もちろん、議会もパブコメの手法について検証していただくことも必要ですが、このたびの素案及び意見書、市の考え方を踏まえ、議会のなかで「公共交通の在り方」について議論してほしい。

  地域公共交交通網形成計画 地域公共交通
実施期間 H28年1月26日~2月16日
(22日間)
R4年2月14日~3月11日
(26日間)
周知方法 (1)市企画振興課、市役所本庁ロビー及び各支所での閲覧
(2)市ホームページへの掲載
(3)自治会、女性会、老人クラブ及び小中学校PTA会長への周知
(1)市ホームページへの掲載
(2)資料の閲覧・貸出し(企画振興課、市民センター(江田島・能美・沖美)、三高支所)
提出者数 19人 2人
市の考え方 こちら こちら
私の意見書 こちら こちら

 先日閉会した2月定例会で美濃議員が「市民アンケート調査・パブリックコメントについて」一般質問しています。

美濃 英俊
(無会派)

再生
(0:31:12)
一般質問
市民アンケート・パブリックコメントについて
 市民アンケート・パブリックコメントについて,市民の意見を尊重し,施策に反映させるべきだと考えるが,どのように施策に反映されているのか伺う。

尾鷹の広場について
 尾鷹の広場は,現在,桜の苗木が植樹され植樹者の銘板が設置されている。そこで,尾鷹の広場について,次の2点について伺う。
 1 尾鷹の広場は当初どのような目的で作られたのか。
 2 今後の活用方針は。

【追記】新型コロナウイルス

 3月27日、マスコミが報道する広島県内の新規感染者数は800人(前日比69減)。県内3大都市では広島市391人(5増)、福山市は145人(21減)、呉市53人(25減)。

 一方、江田島市は4人(±0→市HP県公表資料)でした。
 ※3月26日(土)の結果です。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

| | コメント (0)

2022年3月15日 (火)

PASPY廃止決定に伴う影響

晴れ

 すでにマスメディアで報道されている通り、PASPY運営協議会(→現在の利用可能事業者参考が、2025年(令和7)3月までにカード型IC乗車券PASPY(パスピー)を廃止することを決定しました。(→参考HP広島電鉄HP

 このたびの廃止方針を受けて、広島電鉄は交通系ICカードを廃止し、QRコードを基本とした新システムの導入を検討しています。(→こちら

 一方、新交通システム「アストラムライン」(→広島高速交通HP)はJR西日本の交通系ICカード「ICOCA」を利用する方針を打ち出しました。(→こちら

 江田島バスでは令和2年(2020)1月31日から全線で導入(→江田島バスHPR2年広報えたじま2月号参考資料)さていますが、PASPY廃止後のキャッシュレス決済システムにどう対応するか気になるところです。

2019paspy  左は平成31年度(令和1)当初予算案概要から抜粋したものです。PASPY導入時に市として補助金を交付しています。

 現在策定中の「江田島市地域交通計画」では、公共交通の利用環境の整備として、「キャッシュレスに対応した決済サービスの推進・継続」が掲げられており、今後、公共交通協議会で議論されることになると思います。

※江田島バスは江田島市が97.7%の株式を保有する第3セクター。(R3年9月決算→第34期決算書

江田島バス
資本金:1億円
発行株式数:5400株

株 主 株 数 シェア
江田島市 5280株 97.78%
株式会社 広島銀行   40株  0.74%
自己株式(江田島バス)   80株  1.48%
合  計 5400株 100.00%

2016年 210第三セクターへの適切な関与
2022年 3 1自治体、キャッシュレス決済の広がり

参考:江田島市地域公共交通計画(素案)の意見提出

 3月7日、企画振興課に江田島市地域公共交通(素案)の意見書を提出いたしました。(→意見書

 ※ICカードについてもコメントしました。

 前回の江田島市地域公共交通網形成計画(期間:平成28年度~令和2年度))に続いての提出です。(→前回意見書
 前回は19人が提出(→パブコメの結果)していますが、このたびは何人の方がどのような意見書を提出されるのか気になるところです。

2022年 122地域公共交通計画の策定について その2
2022年 218中町/宇品航路、赤字幅1434万円改善(R3.9決算)

【追記】新型コロナウイルス

 3月15日、マスコミが報道する広島県内の新規感染者数は559人(前日比44増)。県内3大都市では広島市240人(11減)、福山市115人(25増)、呉市39人(19増)。

 一方、江田島市は5人(2増、→市HP県公表資料)でした。
 ※3月14日(月)の結果です。

 土日は検査機関の事情もあって、月曜日は少ない傾向です。月曜日の検査結果が反映される『火曜日に感染者が増加』というサイクルですが、ここ1か月の広島県の状況は以下のとおり。

【広島県の感染状況】・・マスコミ発表数値(県の最大人数は1/28の1599人)

月曜日 感染者数 火曜日 感染者数 (火)前週比較
2月14日 606人 2月15日 922人 30人憎
2月21日 490人 2月22日 671人 251人減
2月28日 538人 3月 1日 503人 168人減
3月 7日 471人 3月 8日 525人  22人増
3月14日 515人 3月15日 559人  34人増

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

| | コメント (0)

2022年3月 7日 (月)

R4年度当初予算(案)概要、公開される(その4)

くもり

 3月3日に市HPで令和4年度予算案概要が公開されてより、新規事業についてご紹介しています。本日は第4回、教育委員会所管の2件をご紹介します。

※令和4年度当初予算案の概要➡こちら
※R4年度当初予算施政方針→PDF録画配信

R4年度当初予算(案)概要、公開される(その1)
R4年度当初予算(案)概要、公開される(その2)
R4年度当初予算(案)概要、公開される(その3)

ICT支援員の設置(324万2千円)

R4_ict  国が目指す『GIGAスクール構想』ですが、児童生徒に対してタブレットを活用した効果的な授業を展開するため、令和4年度、ICT支援員を雇用する予算(324万2千円)が計上されています。

 令和2年度、文部科学省の補助金と新型コロナ臨時交付金を活用して、『GIGAスクール構想』に向けて校内無線LANの整備、1人1台タブレット端末(1113台)等を手当しました。ある意味、本来市費で賄うべきものもコロナ関連交付金で整備できて、江田島市の財政にとっては助かりました。

2020年 730R28月補正予算案 新型コロナウイルス感染症関連事業(教育委員会ほか)

 参考までに、令和3年度予算で小中学校デジタル教科書導入事業(1074万1千円)が計上されていました。

2021school_degital 令和3年度には、市内の全小中学校に指導者用デジタル教科書を導入することにより、資料動画等を個々の学びに合わせた支援ツールとして活用し、ICT教育の推進を図るための予算も計上しました。

 このたびの令和4年2月定例会における予算審査特別委員会・総務文教分科会は教育委員会とICT支援員の設置についてどのような質疑をしたのか知りたいところです。

給食センター統合事業(4851万2千円)

R4_kyushoku  すでにブログでもご紹介しましたが、江田島市の児童生徒の減少により、現在2カ所ある給食センターを統合することを教育委員会が決定し、市が予算案を議会に提案しています。

2022年 1 3共同給食調理場の再編について

 統合時期は来年の令和5年(2023)4月です。

江田島市地域公共交通計画(素案)の意見提出

 本日、企画振興課に江田島市地域公共交通(素案)の意見書を提出いたしました。(→意見書

 前回の江田島市地域公共交通網形成計画(期間:平成28年度~令和2年度))に続いての提出です。(→前回意見書

 前回は19人が提出(→パブコメの結果)していますが、このたびは何人の方がどのような意見書を提出されるのか気になるところです。

2022年 122地域公共交通計画の策定について その2
2022年 218中町/宇品航路、赤字幅1434万円改善(R3.9決算)

【追記】新型コロナウイルス

 3月7日、マスコミが報道する広島県内の新規感染者数は471人(前日比209減)。県内3大都市では広島市235人(113減)、福山市68人(46減)、呉市32人(14減)。

 一方、江田島市では2人(2増、→市HP県公表資料)でした。
 ※3月6日(日)の結果です。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

| | コメント (0)

2022年2月18日 (金)

中町/宇品航路、赤字幅1434万円改善(R3.9決算)

晴れ

 中町/宇品航路は、もともと、市営航路であったものを平成27年(2015)10月から指定管理者制度を利用して、瀬戸内海汽船グループの瀬戸内シーラインに指定管理していただいています。

2015年 1月23日 市営航路の指定管理、候補者決定(➡選考結果
2015年12月22日 平成27年の振り返り(その1)
2019年12月19日 中町/宇品航路の指定管理者募集について
2019年12月24日 中町/宇品航路の指定管理者募集について(その2)

 令和3年(2021)9月決算について、2/17市議会全員協議会(全協)で議員に説明後、公開するということで、全協後に江田島市HPで指定管理モニタリング評価結果が公開されました。(→市HPR3年9月決算

20219-ship-settlement  新型コロナ感染症の影響を受けて、前期(R2)9月決算の経常赤字は5677万円でした。このたび公開された令和3年9月決算も同程度の赤字であろうと推測していましたが、結果として、4243万円の経常赤字で1434万円の赤字縮小に収まりました。

20219-ship-passengers_pl  公設民営化されて3年目から経常赤字が膨らんでいましたが、前期と比較すると、乗降客数(利用者)4万9420人減、旅客運賃が2467万円減でありながらの赤字幅縮小は企業努力によるものです。

 新型コロナ感染症による公的支援金等650万円(前期比450増)はありますが、船費で前期比3261万円削減していることが経常利益の改善に繋がっています。

 今後、経営改善のための運賃値上げによる収入アップ、減便も視野に入れながらの運行コスト削減も検討されるのではないかと思います。減便する場合は、サービス基準の見直しも必要になります。(中国地方の指定区間サービス基準→中国運輸局

★指定区間やサービス基準についてのQ & A→九州運輸局HP

中町宇品航路 公設民営 (平成27年10月~令和3年9月)乗降客数と運賃収入の関係

期間 乗降客数 前年比 運賃収入 前年比
H27.10~H28.9 535,604人 3億4,223万円
H28.10~H29.9 519,044人 ▲3.1% 3億2,839万円 ▲4.0%
H29.10~H30.9 512,261人 ▲1.3% 3億2,403万円 ▲1.3%
H30.10~R 1.9 486,606人 ▲5.0% 3億1,106万円 ▲4.0%
R 1.10~R 2.9 383,519人 ▲21.2% 2億4,886万円 ▲20.0%
R 2.10~R 3.9 334,099人 ▲12.8% 2億2,419万円 ▲9.9%

『島民の生命線』、海上交通をどう守るか

 いま、江田島市地域公共交通計画(素案)(→概要本編)ついてパブリックコメントを募集しているところです。(→市HP

日 程 事   項
2月10日(木)  市議会全員協議会で、計画概要を報告
2月14日(月)~
3月11日(金)
 パブリックコメント
3月22日(火)  第6回市公共交通協議会において、計画の取りまとめ

『持続可能な島』であるための『交通体系』がどうあるべきか、また、『脱炭素社会』へと舵を切った世界基準をどうクリアしていくか。
広島湾の中心に位置する江田島市です。行政、航路事業者、議会、市民、また、国・県・周辺自治体関係者と大いに議論するテーマです

2021年 6月15日 R3年6月定例会(1日目)【一般質問】
2022年 1月22日 地域公共交通計画の策定について その2
2022年 2月 9日 朝のラッシュアワー@小用港 2022

令和4年2月定例会の日程決まる傍聴は中止

R42-etajima-council-agenda-1st-day  昨日、議会運営員会が開かれ、2月定例会の会期を2月24日~3月16日の21日間と申し合わせました。市HPに議会日程が掲載されています。(→PDF

 尚、傍聴は新型コロナウイルス感染症対策のため中止となっています。これまで傍聴の自粛はありましたが、中止にするのは初めてではないだろうか。

2022221-public-facility-open  左は市HPから。江田島市では、広島県全域で『まん延防止等重点措置』が適用になったことにより、220日まで図書館・集会所・体育施設等の公共施設を休館することとしています。(→こちら

 このたび『まん延防止等重点措置』を36日まで延長することになりましたが、図書館・集会所・体育施設等の公共施設は開館することになりました。この方針と議会傍聴中止に矛盾を感じるのですが、どうなんだろう。

 これはあくまでも議会運営委員会が決定したことであり、議運でどのような協議をして意思決定したのか知りたいところ。(→委員会名簿、議会運営委員の後援会Facebook→こちら

【追記】新型コロナウイルス

 2月18日、マスコミが報道する広島県内の新規感染者数は764人(前日比132減)。県内3大都市では広島市410人(84減)、福山市131人(28増)、呉市39人(27減)。

 一方、江田島市では3人(3減、→市HP県公表資料)の感染者が確認されました。
 ※2月17日(木)に陽性が確認された数です。

 新型コロナウイルス対応の「まん延防止等重点措置」の期限を2月20日に迎える広島県は、再延長を政府へ要請し、3月6日まで2週間の延長へ。2月21日以降も県内全23市町を対象となる見込みです。(→NHK

 本日開催された「基本的対処方針分科会」についての尾身会長コメント(→こちら映像)。

 1月28日のマスコミ報道で1599人確認されたのが過去最多(→過去ブログ)であり、その後、1000人前後を推移。2月12日以降、1000人を切っている状況。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

| | コメント (0)

2022年2月 9日 (水)

朝のラッシュアワー@小用港 2022

晴れ

 今日も冷たい朝を迎え、車のフロントガラスが凍っていました。しかし、お昼時は春を思わせる暖かな太陽の日差しです。

 江田島市には5つの港(三高、高田、中町、切串が2桟橋、小用、秋月)があり、広島、呉を結ぶ定期航路があります。(→港の位置

 ※秋月~呉は新型コロナの影響で休止中。
  2020年10月14日 秋月~呉航路、11月から長期運休へ

 下段に転記したFacebookは江田島・小用港における朝7時台の風景です。下左は広島から到着した高速船が呉行きとなり、下右は呉から到着した高速船が広島行きになります。

 これは船型が異なるため、利用人数の多い航路へ大きい船がシフトします。燃費を考慮した費用対効果を見ながら、民間ならではの『輸送効率』に重点を置いた『知恵』。(採算を考えると至極当たり前な思考)

 市営船として赤字を垂れ流していた時代に、期末手当等(→こちら)も含め、再三再四、議会で指摘したポイントのひとつ。

 呉から来たフェリーが折り返して呉へ向かいます。(FBの上段写真)江田島~呉を結ぶフェリー(20分)、この時間で小用港で下船するのは主に海上自衛隊関係(第1術科学校など)で働く皆さん。

 そして江田島からは呉への通勤・通学・通院客が乗船します。隣の桟橋では広島行き(約22分)、呉行き(10分)が出港しました。

 人口減少(→こちら)による利用者減、燃料油の高止まり、さらにコロナ禍による観光客の減により、航路事業者の経営環境はとても厳しい状況にあります。

 公設民営化した中町/宇品航路の採算が如実に物語っています。(→R2モニタリング結果

公設民営 1年目(H28.9) 2年目(H29.9) 3年目(H30.9) 4年目(R1.9) 5年目(R2.9)
経常損益 3,474万円 2,543万円 ▲1,750万円 ▲2,015万円 ▲5,677万円

 三高航路の赤字に対する県・江田島市・広島市の補助金推移も以下の通り。(→参考資料エクセル

県と2市 H27年度 H28年度 H29年度 H30年度 R1年度 R2年度
補助金 2,847万円 1,377万円 2,600万円 2,062万円 4,254万円 5,551万円

 尚、江田島市では休止航路および県や広島市・江田島市からの補助を受けている航路を除き、国のコロナ対策交付金を活用して支援しています。(→参考

 参考までに、旧4町が合併した平成16年(2004)と15年後の平成30年(2018)の小用港(切串、小用、秋月)と中田港(中町、高田)の年間乗降客数は以下の通りです。

  小用港(切串、小用、秋月) 中田港(中町、高田)
平成16年(2004) 210万9,118人 91万4,260人
平成30年(2018) 143万8,967人 51万4,232人
減少数  67万  151人減 40万  28人減
減少率 31.7% 43.7%

2021年520港の乗降客数の推移 20042019

 『島民の生命線』である公共交通を守るために、行政・議会・事業者・市民が一致団結していくことが大切です。今年度、江田島市地域公共交通計画を策定する予定であり、海上交通だけでなく、陸上交通も含めて持続可能な交通体系を模索することが大切です。

2021年6月15日 R3年6月定例会(1日目)【一般質問】

江田島市地域公共交通計画(素案)の公表

 市HPに令和3年度第5回江田島市公共交通協議会について公開されました(→こちら

 新型コロナウイルス感染症の拡大による「まん延防止等重点措置」が発令されているため、書面審議で行われました。

 令和3年度中に策定する江田島市地域公共交通計画(期間:R4年度~R8年度の5年間)ですが、第4回協議会(R3.12.27開催→こちら)及びその後に提出のあった『たたき台』に対する委員(→こちら)からの意見を踏まえ最終素案(→こちら)を取りまとめています。

 委員からの意見及び事務局(企画振興課)の考え方を取りまとめている内容を見ると、なるほど、という意見もありますので是非ご覧ください。(→委員の意見に対する対応について)2月14日からパブリックコメントも実施しますので、この機会に地域公共交通について意見を提出することも大切です。

2022年1月22日 地域公共交通計画の策定について その2

 今後の予定ですが、以下の通りとなっています。

日 程 事   項
2月10日(木)  市議会全員協議会で、計画概要を報告
2月14日(月)~
3月11日(金)
 パブリックコメント
3月22日(火)  第6回市公共交通協議会において、計画の取りまとめ

【追記】新型コロナウイルス

 2月9日、マスコミが報道する広島県内の新規感染者数は1042人(前日比150増)であり、3日ぶりに1000人を超えました。県内3大都市では広島市598人(149増)、福山市146人(35増)、呉市69人(4増)。

 江田島市の本日発表された新規感染者は10人(9増、→市HP県公表資料)。1月27日以来13日ぶりの二桁となりました。

 依然として『江田島市内における第6波の収束』には予断が許されない状況であることが分かります。
 ※江田島市内の数字は2月8日(火)に陽性が確認された数です。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧