令和1年収支報告書について
令和1(2019)年の政治団体収支報告書が11月20日に公開されるにあたり、マスコミ(中国新聞江田島支局、読売新聞呉支局)から取材の電話がかかり質問に答えました。
後援会の収支報告に河井事件に関する現金について掲載したかどうかについて、掲載していないことをお伝えし、修正するかの問いについては、今後も修正することはないと回答しました。
記載しなかった理由も聞かれたため、次のように回答しました。
・本来寄付として受け取っておらず、角が立つので一括ではなく分割してお返しすると判断した。
(支持団体(拠点)が江田島市にないため、カラオケ大会を紹介(機会を提供)したお礼、もしくはカラオケ団体への寄付とも思案したが、分割してお返しすることに至る)
・夫妻のどちらが渡してきたのか確定できないため、夫妻の政治資金パーティーテーで回数を重ねてお返しすることとした。
・昨年9月の克行氏の政治資金パーティーから対応していたが、昨年10月末以降の一連の報道(事件化)によりそれが適わなくなった。
記載しなかった理由及び返金、使途について、検察からは次のように言われたことも伝えました。
・政治団体への収支報告に記載すると、虚偽記載で法律違反になる。
・返還すると“証拠隠滅”にあたる。(広島市議や県議のなかには7月から8月にかけて現金書留で東京の議員会館等に送付した方もいらっしゃいます。本当に証拠隠滅になるかは今になってよくわかりません。)
・銀行口座にいったん入金すると、お金は“色”がついていないので、いくら保管しているといっても入出金を繰り返すと使ったことになる。(このため法廷ではそのように証言しています。)
最終的には、お返しする宛てがなくなったので、三井住友信託銀行の『新型コロナ ワクチン・治療薬開発寄付口座』に10万円を入金させていただきました。特定の大学機関を指定しなかったので、最終的に広島大学を含む14大学に寄付させていただきました。
現在、新型コロナウイルス感染症は第3波が押し寄せています。一日も早くワクチンや治療薬が開発され、コロナ禍が終息することを願っています。
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