個別最適な学びに関する実証研究事業2020
広島県教育委員会では平成26年に、グローバル化する21世紀の社会を生き抜くための新しい教育モデルの構築を目指した「広島版『学びの変革』アクション・プラン」を策定しました。
また、福山市では2020年(令和4年)4月、再編後の常石小学校の施設を活用して、新たにイエナプラン教育校を設置することになっています。(→福山市HP、参考HP)
今年(令和2年)3月に広島県HPで公開されていましたが、令和2年度には、江田島市立三高小学校で個別最適な学びに関する実証研究事業(イエナプランを参考とした自立・協働学習)をするということが分かりました。
実証研究事業の受託事業者を選定する公募型プロポーザルの仕様書(→こちら、説明書)によると、『児童生徒一人一人の学習進度や能力、 関心等に応じて、多様な学びの選択肢を提供することで、児童生徒が基盤的な学力の習得も含めて、主体的に学び続けることができている状態を目指し、「個別の状況に応じたカリキュラムの編成・実践に関する提案」を今年度中に整理する予定』とあります。
このたびの三高小学校の実証研究は3パターンのうちの一つのようです。(→こちら)この実証研究で実効性のあるものが結果として抽出され、県域にひろがり、このことで広島県の小中学校教育が国内で注目される先進事例になることを願います。
(参考)その他の実証研究
●EdTech を効果的に活用して個別最適な学びの実現を目指す小・中学校(廿日市市1校,三次市2校の予定)における実証研究
●外部機関と連携した探究学習をベースに個別最適な学びの実現を目指す中学校(福山市1校の予定)における実証研究
(参考)福山市のイエナプラン教育に関する簡略説明
〇1~3年生,4~6年生の異年齢の子どもたちで学級を編制します。 〇「対話」「遊び」「仕事(学習)」「催し(行事や祝い)」の4つの活動を基本に,子ども一人一人の個性を尊重しながら自立と共生を学びます。 〇教室を「リビングルーム」として捉え,安心して過ごせる環境をつくります。 |
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