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2025年11月19日 (水)

カキへい死、深刻化

晴れ

 先日も記事にしましたが養殖カキのへい死問題は深刻な状況です。広島県の調査によるとへい死被害が県内全域で出ているとみられることが分かりました。(➡参考

2025年1110養殖カキ、甚大な被害

 主な原因として、高水温と高塩分の環境に同時にさらされたことによる生理障害と推定していることも判明した。へい死被害は広島県以外にも岡山県、兵庫県でも報告されています。

 広島県内の9月の海水温が平年より表層で平均2.4度高く推移。このため県中部と東部海域の多くの地点が高水温と高塩分の環境となり、カキが産卵後にへい死する水準になっていたという。

 水産庁によると、他地域(広島県以外)の状況を見るにプランクトンなどエサ不足や酸素不足も原因として挙げられている。

 引き続き詳細な原因分析を進め、効果的な対策を検討する方針ですが、現在のところ、ヒアリング調査による広島県内の被害状況などは以下の通りです。

海 域 被害状況など
坂町(一部漁場) 全滅に近い
広島市 9月に1割だったへい死が10月に5割に増加
福山市 9月下旬からへい死が増えて、10月中旬からさらに増えた
東広島市 来年出荷予定のカキも多くがへい死している

 江田島市の状況については、現時点で出荷量が少なく情報が少ないようです。全国2位の生産地であり、カキ養殖業は市の主要産業のひとつ。江田島市のカキ生産額は古いデータ(➡こちら過去記事)ですが40億~50億円といわれます。

 市としても市内事業者と情報交換をしながら状況を把握し、被害状況によってはカキ養殖業の支援策を早急に検討する必要があります。

2020年1119牡蠣生産量の推移2020

【追記】
 鈴木農林水産大臣1119日に東広島市の養殖の現場などを視察しました。原因の究明を急ぐとともに、養殖業者の経営支援に全力で取り組むと強調しました。(➡NHK

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