R7市議選を振り返って(その3)
くもり時々晴れ
プロ野球界でよく聞く『2年目のジンクス』。1年目に新人賞を取った選手や前年より大幅に成績を上げた選手が翌年に結果が残せない。
これは相手方が弱点を研究し、徹底して対策を講じることで成績が出ず、本人も焦って更に悪化してしまう悪循環の結果ともいわれています。
地方議会では『2期目挑戦のジンクス』が起こるのか、ということについて。令和3年の前回選挙では2期目を目指す5人のうち3人が落選しました。
このたびの市議選では2期目に挑戦した6候補者全員が当選されましたが、全ての候補者が前回の得票を大幅に下回りました。得票では116票~626票の減、また減少率で行くと20.7%~51.8%というものでした。
| 2期目議員 | 令和3年得票 | 令和7年得票 | 得票の減少数 | 減少率 |
| A | 1,503 | 877 | ▲626 | 41.7% |
| B | 1,106 | 877 | ▲229 | 20.7% |
| C | 650 | 313 | ▲337 | 51.8% |
| D | 577 | 352 | ▲225 | 39.0% |
| E | 526 | 380 | ▲146 | 27.8% |
| F | 497 | 381 | ▲116 | 23.3% |
初挑戦時には期待した有権者が、4年間の議員活動を評価しなかったのか。それとも新人立候補者の出現により支援者の関係性が変化したのか。
これからの議会を担う2期目の皆さんには江田島市政の発展のため活躍してくださることに期待しています。
新人の皆さんも含め、支援者や市民の皆さん宛てに、どんどん情報発信してほしい。そうすることで応援者が増えていきます。
議会でしか知りえない情報も多々あります。特に市民の関心の高い事案については、全員協議会(原則公開)で知りえた情報は政治活動報告(紙面)やネット(ブログ、SNSなど)で市民に伝えることが大切です。
※行政は往々にして市民代表である議会に説明したら、あとは議員が市民に説明するものと回答することがある。
ネット媒体は環境が整っていればどこでも(世界中)情報を見ることができますが、受け手が自発的に見ようとしない限り届きません。紙媒体で地域を回りながら配布すると市民の皆さんとのコミュニケーションも図れるメリットがあります。
(参考)
2008年2月15日 【秋月処分場】
2008年9月17日 H20年9月定例会はじまる 議会だより第16号
2017年9月17日 新たな財産取得
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