交通事故に思う
晴れ
昨日午後4時半ごろ、府中南小学校(広島県府中町)正門前の横断歩道を渡っていた下校中の女子児童(3年生)が普通乗用車にはねられるという痛ましい事故がありました。
700人を超える児童がいる大規模校ですが、正門前の横断歩道には信号機がなかったという。もともと設置していなかったのか、それとも、ある時期に撤去されたのかわかりませんが、押しボタン式信号機があったら今回の事故は防げただろうか。
児童の一日も早い快癒を願っています。このたびの事故を受けて通学路交通安全プログラム(➡参考)の見直しも検討されるのではないかと思います。
話は少し変わりますが、江田島市内の信号機の撤去について。令和2年(2020)のことになりますが、市内3か所の信号機撤去について地域の住民に不安が広がったことがありました。
2か所(三高交差点・大古交差点)は住民説明会のあと存続が決まり、1か所(飛渡瀬交差点)は住民への説明もなく点滅信号となりました。
しかしその後、地域住民から高齢者等の横断に不安があるとの声が市役所・警察署にも届き、半年後に元に戻ったことがあります。
尚、旧柿浦小学校正門前にあった押しボタン式信号機ですが、廃校後に信号機は撤去されました。
2020年 3月28日 信号機の撤去について
2020年 8月22日 信号機が元に戻る@飛渡瀬交差点
信号機の撤去等について、広島県では『持続可能な交通安全施設等の整備の在り方に関する検討会』が令和2年(2020)7月に検討結果報告書(➡こちら)を取りまとめています。
2020年10月 5日 信号機、更新・新設から廃止への動き
これは老朽化が進む1960年代以降に県内で大量に整備された信号設備について、人口減少や財政難を踏まえて、『更新・新設から廃止へ方向転換』をすることで総量を抑える必要があるとの提言をまとめたものです。
日の入りも早くなり、夕方の勤通学時間帯はドライバーからは歩行者が見えにくい季節になってきました。運転にはくれぐれも気を付けなければなりません。また、歩行者・自転車利用者も反射材を身に着けて出かけることが大切です。
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