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2025年7月 9日 (水)

中町/宇品航路、10月には運賃値上げ

晴れ

 5月をもって秋月航路が廃止(➡参考資料1)となりましたが、中町/宇品航路は令和7年(2025)10月1日から値上げすることになります。(➡令和7年度 第1回江田島市公共交通協議会議事録

 値上げの理由は、令和7年10月1日から令和12年9月30日(5年間)を指定管理期間とした次期指定管理者の公募条件を設定するため経営シミュレーションをした結果、現在の便数・利用料金を維持した場合、5年間で1億3200万円の赤字が見込まれたため。(過去にも経営シミュレーションはしています。➡参考

2025年516中町/宇品航路、次期指定管理者候補が決まる

 収支の均衡を図るために100円を上限とする値上げを前提として収支計画の策定を可能にした。新料金については第1回公共交通協議会の資料2(➡こちら)に示されています。現行の利用料金大人980円が1080円に値上がりする。

※28年前の1997年(平成9)7月まで1050円。ただし、時間は倍近くかかったがフェリー(大人470円)が就航していた。

 利用料金は条例で定めることとなっており、6月定例会(6/18)に上程された【江田島市旅客船設置及び管理条例の一部を改正する条例案】が文教総務常任員会に付託(➡インターネット中継)されました。

 6月19日の文教総務常任委員会(8委員)では議案説明・質疑応答の後、賛成5・反対2で可決されました。(委員会➡YouTube 議案説明および質疑(1時間28分頃から質疑)、採決(2時間31分頃から))

 6月27日に定例会第3日(➡日程)で本会議に諮られ可決されました。

中町/宇品航路 公設民営(平成27年10月~令和5年9月)
乗降客数と運賃収入の関係(参考➡モニタリング評価シートHP公表ページ

期間 乗降客数 前年比 運賃収入 前年比
H27.10~H28.9 535,604人 3億4,223万円
H28.10~H29.9 519,044人 ▲3.1% 3億2,839万円 ▲4.0%
H29.10~H30.9 512,261人 ▲1.3% 3億2,403万円 ▲1.3%
H30.10~R 1.9 486,606人 ▲5.0% 3億1,106万円 ▲4.0%
R 1.10~R 2.9 383,519人 ▲21.2% 2億4,886万円 ▲20.0%
R 2.10~R 3.9 334,099人 ▲12.8% 2億2,419万円 ▲9.9%
R 3.10~R 4.9 345,185人 +1.0% 2億3,654万円 +5.5%
R 4.10~R 5.9 365,191人 +5.8% 2億5,172万円 +6.4%
R 5.10~R 6.9 373,715人 +2.3% 2億5,719万円 +2.1%

 参考までに、平成20年度に議会側に配布された『江田島市交通船事業の平成11年度以降の変遷及び今後の計画』に基づいて記したものに、直近までの高速船の運賃(赤太字)に関するものを付記しました。

年月日 変遷と計画 備  考
H 9.3.19 フェリー運賃改定(大人470円 車両5m未満2390円) 消費税変更による(3%→5%)
H 9.8.1 高速艇運賃改定(大人740円 1050円から値下げ
H11.5.22 『ロイヤル千鳥』(高速艇)を広島・今治航路より購入  
H11.6.9 『第6千鳥』(高速艇)を河菜海運㈱へ売却  
H12.7.31 『第8千鳥』(高速艇)を㈱ファーストエンタープライズへ売却  
H13.1.10 運航ダイヤ一部改正(高速艇所要時間を中町~宇品間25分から27分へ)(フェリーダイヤを1日13便往復から12便往復へ減便・最終便の時間を変更)
減便により人員(船員)を削減(H13年度1人・H14年度2人削減し、20人体制とする)
 
H14.4.1 高速艇運賃改定(740円から870円に17.6%アップ) 運航収入確保
H16.11.1 合併により江田島市企業局交通船事業となる  
H17.2.1 『ドリームのうみ』(フェリー)就航(本瓦造船所㈱で建造)  
H18.6.1 運賃改定及びフェリーダイヤ一部改正(フェリー大人470円から590円に25.5%アップ・車両5m未満2390円から2600円に8.8%アップ、高速艇大人870円から930円に6.9%アップ) 運航収入確保
H19.2.1 フェリーダイヤ一部改正(1日12往復のうち10便を高田港止めとする)(運行距離短縮による燃料削減及び運航時間短縮による人件費の削減) 運航経費削減
H20.7.1 フェリー及び高速艇ダイヤ一部改正(減速運航による燃料削減) 運航経費削減
H20.10 『プリンセスのうみ』(フェリー)を売却(➡参考①参考② 運航経費削減
H20.10.1予定 運航ダイヤ改正(フェリーを12往復から6往復へ、高速艇を22往復から20往復へ減便。昼間便を減速航行。
減便により人員(船員)を削減(5人削減し15人体制とする)
小型高速艇の導入
運航経費削減
H21年度以降 運賃の改定
『ロイヤル千鳥』(高速艇)エンジン換装
運航収入確保
運航経費削減 
H21.4.1 高速艇大人1030円に値上げ(➡参考  
H22.10.1 西能美航路フェリー一元化(社会実験)にともない、フェリー便の廃止と引き換えに高速艇の運賃を大人100円値下げして930円(➡参考議会だより フェリー廃止に伴い高速艇運賃円下げ
H24.1 『レインボーのうみ』(フェリー)売却(➡参考  
H26.4.1 消費税値上げ(5%→8%)により高速艇大人30円値上げして960円(➡参考  
H26.12 『ドリームのうみ』(フェリー)売却(➡参考  
H27.10.1 市営船事業が指定管理者制度で公設民営になる(➡参考  
R1.10.1 消費税値上げ(8%→10%)により高速艇大人980円(➡参考  
R5.5.13 『スーパー千鳥』に替わる新造船『瀬戸ブルー』(船価449999千円)が就航(➡参考  
R7.10.1予定 次期5年間を運航した場合、5年間で約13200万円の赤字が見込まれるため、収支の均衡が図られる100円を上限として値上げを前提に公募(高速艇大人1080円)  

 

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