議会の対応@三高中学校廃校問題
くもり
江田島市議会総務文教常任員会の岡野教正副委員長がアップした『どうする三高中学校統合問題』というブログ(➡こちら)を拝見しました。
委員会でどのように議論されてきたのか、また、各委員(議員)がどのような発言をしたのか議事録を公開して欲しい。
令和3年10月までの江田島市教育委員会は三高中学校の統廃合について、地元合意がなければ能美中学校への統合はないとの見解でした。(➡2021年10月14日 議員活動~令和3年文書質問)
2021年12月30日 三高中学校のゆくえ
しかし、江田島市教委は地元合意なしに統合を決定し、江田島市は2月定例会に三高中学校を廃校にする学校設置条例の改正案を提案しました。この時点で議会はリジェクト(却下)すればよかったのではないだろうか。
2024年3月15日 三高中学校の統合問題、継続審議
このような地元を無視する議案を受け、議会は即決できないとして、委員会付託し、関係者のヒアリングを継続的にすすめましたが、いよいよ6月定例会で議会としての判断をくだすようです。
左は議案を付託された総務文教常任委員会の名簿です。構成メンバーを見ると拮抗していると思います。最終的には三高地区出身の酒永委員(議長)次第だろうと思います。
2017年7月18日 ドミナント・ロジックの転換を~学校統合編
委員会で採決された結果は本会議で報告され、委員会での可決・否決に関係なく、本会議で最終的に市議会としての判断をします。(委員会で否決されても、本会議で賛成多数であれば成立します。)
市長は平成28年12月に就任してより、三高中学校の廃校に前向きですが、地元合意のない議案に議会が賛同するとすれば「市民不在」の行政運営になりかねないと危惧します。
20年前、江能4町(江田島町、能美町、沖美町、大柿町)が対等合併して江田島市が誕生しました。
少子高齢化・人口減少のなかで、小・中・高(大柿高校大君分校)が廃校となりましたが、一様に地元を含む関係者の合意があってのこと。このたび、地元合意がないなかで、議会が行政(江田島市)の提案を受け入れるとすれば、将来の江田島市はどうなるのだろうか。
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