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2023年6月

2023年6月 4日 (日)

第2回縁づくりフェスタ2023@宮ノ原

晴れ時々くもり

 午前中は江田島町の宮ノ原交流プラザ(旧・宮ノ原小学校)で開催された第2回縁づくりフェスタ2023に行ってきました。(➡昨年の様子

 開催趣旨としては、外国人市民が集住する地域であり、日本人市民との交流でお互いを知る、多文化共生推進の一環として昨年度から開催しています。

 今回は地域団体(自治組織)である宮ノ原まちづくり協議会と江田島市国際交流協会、各種団体(人権関係)との共催でした。

 フェスタのスタートは宮ノ原芸能伝承保存会による笛・太鼓によるオープニングセレモニー。その後、15分ほどの江田島市における外国人市民の実情や日本語教室(日本語クラブ)についての紹介がありました。

 100円均一のフリーマーケットや新鮮野菜販売、中国、ベトナム、フィリピン、アメリカ、日本の料理を提供するブースもあり、とても賑やかに、そして和気あいあいとしていました。

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2023年6月 2日 (金)

世界最大級のコンテナ船が出航@呉

雨のちくもり

 ものづくり県である広島県。自動車産業や造船業などが支えています。本日、呉市にある造船所(➡こちら)から超大型コンテナ船(24000TEU型)が出航しました。

2022年12月15日 24000TEU型コンテナ船の建造@呉

202362-ctnr-vsl-24000teu-and-ferry 左写真は出航の様子ですが、全長400m、幅60mの超巨大船は呉と小用を結ぶフェリーと比べるとその大きさが分かります。

 今後、アジアと欧州を結ぶ定期航路に就航するものと思います。

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2023年6月 1日 (木)

R5年度ふるさと納税寄附金の使い道

年(くもりのち雨

 ふるさと納税は都市部に集中する税収の地方への分散などを目的として平成20年度(2008)にスタートした制度であり、今年度で16年になります。

Furusato-nouzei-2022  左は江田島市の令和4年度(2022)までのふるさと納税寄附の状況です。(➡市HP)14年間で累計8,908件、1億9,163万701円の寄附を頂いています。

 令和4年度は単年度で1,993件、5,063万6,000円を受けています。ただし、寄附額から返礼品や一括代行業務委託費(➡参考)などの経費を控除した収入がどれだけあるのかは公表されていません。

 ふるさと納税制度が導入されて様々な問題も起こっています。制度設計では想定外の事象もあり、過度な返礼品で寄附を募る自治体も多数出ました。

 本来、『その地域を支援する代わりに所得税・住民税等の一部免除』という制度です。返礼品はその地域の特産品であるべきで、寄附金が増えるほど、その地域の特産品が消費される、そのことによって生産に携わる全ての人に恩恵がある、という仕組みです。

 しかしながら、寄附金を集めたいがために、その地域の産品ではない誰もが欲しがる商品を返礼品としてラインナップすることで寄附を募る自治体が増えてきました。(税金の取り合い合戦➡財務省・財務政策総合研究所資料

 平成29年(2017)4月に総務省がふるさと納税の寄附額の3割を超える返礼品の自粛を求めた通知を出した。(→H29.3.31、→H29.4.1)その後、総務省が示す限度額を超えた自治体が地方交付税交付金の交付額減額について係争しています。(➡2023.5.12東京新聞

2018年 33010年経過のふるさと納税制度

 ふるさと納税制度を利用した江田島市への寄附額と江田島市民の他市町村への寄附額や実質の収入について議会が確認し、議会報告会(市民懇談会)などで報告いただけたらと思います。(過去に議員が一般質問で取り上げたことがあります。➡参考

 江田島市では平成27年度(2015)からふるさと納税寄附金の使い道を市HPで公開しています。(➡こちら

2015年 3月26日 ふるさと納税の使い道、公開へ 

 令和5年度(2023)の使い道(予定)は以下の通りです。(➡PDF

事 業 内 容 充当額(予定)
保育施設備品購入   500万円
特色ある保育事業、世代間交流事業    40万円
妊婦健康診査交通費等助成   100万円
新規就農者支援対策事業補助   100万円
オリーブ振興推進補助    60万円
新規漁業就業者支援事業補助   250万円
がんんばりすと応援事業   600万円
観光振興施設整備事業(地元関係者ゆかりの地整備)   100万円
観光案内看板修繕、設置工事    30万円
学校図書館リニューアル事業の備品購入   480万円
小学校図書購入    40万円
小学校教育振興備品購入   100万円
中学校図書購入    20万円
中学校教育振興備品購入    70万円
図書館図書購入   340万円
江田島伝統芸能保存会事業、民俗文化財継承事業補助    50万円
文化財散策マップ作成    15万円
合  計 2,895万円

※赤字で示した事業については、議会が決算認定時(令和6年9月定例会に上程)、使い途の検証(費用対効果)を綿密にする事業だと思います。

 特に江田島伝統芸能保存会事業・民俗文化財継承事業補助は気になるところです。(➡参考 ) 。

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