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2023年5月11日 (木)

R5年5月1日の江田島市人口

晴れ

 海上自衛隊関連の卒業・入学・転勤などにより、江田島市では一年間で最も人口が少ないのが3月末で、最も多いのが4月末になります。

Population-in-may-fm-h17-to-r5  そこで最も人口の多い5月1日現在の住民基本台帳人口に絞って、平成17年(2015)から令和5年(2023)までをまとめた表が左になります。

 江田島市の令和5年5月1日現在の人口は前月比208人増の2万1163人(うち外国人市民769人、3.63%)。

 日本人市民は前月比204人増(社会増337、自然減37人)、外国人市民は前月比4増(転入27、転出23で社会増4、自然増減0)でした。(市HP住民基本台帳➡エクセルPDF

  人口増減 転入 転出 社会増減 出生 死亡 自然増減
日本人  204 337  96  241 5 42 ▲37
外国人     4  27  23   4 0  0   0
全 体 208 364 119   245 5 42 ▲37

 新型コロナウイルス感染症の拡大により、一時、外国人市民が大幅に減少しましたが、入国緩和により再び増加傾向になっています。

※人数で過去最高は令和2年(2020)3月1日現在の800人(比率は3.51%)。日本人市民の減少により外国人市民の割合が増加しています。

 江田島市は外国人市民の割合が広島県内では東広島市(製造業、広島大学などの留学生)に次いで2番目に多い自治体(➡参考)です。

 令和4年度(2022)には「多文化共生推進プラン」を策定することになっていましたが、令和5年度(2023)に期限延長しています。(予算額360万2千円➡参考

 下の表を見ていただきたいのですが、4町で外国人比率が大きく異なります。沖美町が突出しており、100人に9.7人が外国人市民ということになります。今年3月に初めて外国人比率が9%を超えました。

 上述のとおり、日本人市民が減少するなかで比率は上昇しています。外国人市民がどんな仕事をして、どう江田島市に貢献しているか、ということを日本人市民は認識することが大切です。

 また、高齢化率ですが全体の割合は45.18%ですが、日本人市民のみでは46.81%という高い数字になっています。

 外国人市民は20代~30代が多い技能実習生と永住・定住の在留資格を持つフィリピン国籍市民は子ども園から高校までの家族と同居していることで平均年齢が低く、江田島市の高齢化率を押し下げています。

【江田島市】

2023.5.1 人口 前月比 65歳以上人口 高齢化率
日本人 20,394  204 9,546 46.81%
外国人    769    4    15  1.95%
全 体 21,163 208 9,561 45.18%

【4町別】

2023.5.1 江田島町 能美町 沖美町 大柿町
日本人 7,216 4,601 2,568 6,009
外国人   194   178   277   119
全体 7,410 4,779 2,846 6,128
外国人比率 2.62% 3.72% 9.77% 1.94%

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