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2023年4月18日 (火)

令和4年度第1回江田島市まち・ひと・しごと創生有識者会議

晴れ

 令和5年3月23日に開催された、令和4年度第1回江田島市まち・ひと・しごと創生有識者会議の要点録及び資料が公開されました。(➡市HP

江田島市まち・ひと・しごと創生有識者会議設置要綱
( 所掌事務 )
第2条 有識者会議は,次に掲げる事項について検討し,意見を述べる 。
(1)まち・ひと・しごと創生法の推進に伴う,江田島市人口ビジョン及び江田島市総合戦略の策定に関すること。
(2)江田島市人口ビジョン及び江田島市総合戦略の検証に関すること
(3)その他本市における地方創生に関すること。

 江田島市では、「まち・ひと・しごと創生法」に基づき、人口の現状と将来の展望をまとめた「江田島市人口ビジョン」と、今後5か年(平成27年度~平成31年度)の目標や施策の基本的方向・具体的な施策をまとめた「江田島市総合戦略」を策定しました。(➡第1期

 第2期計画は、策定を1年延長(➡こちら)して令和3年3月に江田島市第2期人口ビジョン・総合戦略を取りまとめました。(➡第2期

 このたびの有識者会議では、下記に示す資料を基に事務局からの説明があり、各界代表の委員から意見がなされています。要点録をご覧になっていただけると議論の中身が分かります。

令和4年度第1回江田島市まち・ひと・しごと創生有識者会議

次第
要点録 
【資料1-1】令和4年度人口推計・広島県人口移動統計調査の結果についてか
【資料2‐1】令和4年度市民満足度調査の結果について (192 KB)
【資料2‐2】令和4年度市民満足度調査(重要度)
【資料2‐2】令和4年度市民満足度調査(満足度) 
【資料3‐1】第2期人口ビジョン・総合戦略の実施結果について 
【資料3‐2】第2期江田島市総合戦略実績値等 )
【資料4‐1】令和2・3年度新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の効果検証について
【資料4‐2】令和2年度新型コロナ交付金 効果検証シート 
【資料4-3】令和3年新型コロナ交付金 効果検証シート 
【参考】江田島市まち・ひと・しごと創生有識者会議設置要綱 

 このたびの要点録を読んでいく中で、興味深い質疑や議論は多岐にわたりますが、今回は下の点について注目したい。要点録P3の冒頭から抜粋します。

(1)令和3年人口推計・広島県人口移動統計調査の結果について【資料1】➡こちら
座長  この件について,ご質問やご意見はございますか。

 1点,私からコメントをさせていただきます。2ページの年齢別の統計で気になるところは 20 歳から 24 歳,25 歳から 29 歳の性別比で,男性が 547 人と 524人に対し,女性が 317 人と 294 人となっています。

 下の年齢を見ていくと,それまではだいたい似ています。0歳から4歳は 238 人と 232 人なので,だいたい1対1の比率になっていますが,20 代は極端に割合が低く,これは女性が外に出ているということの可能性が高い。

 この世代が減っていくというのは,将来的には非常に人口がマイナスになっていくということが予想されます。流出をどう止めていくかということを考えないと,人口減の対応ができないだろうと思っています。ここは今後も意識しながら,推移を見ていければと思うところです。

 その他,いかがでしょうか。市交流定住促進協議会の委員,お願いします。

市交流定住促進協議会の委員  2つ質問があります。

 1つは,江田島市の年代別人口,社会動態に自衛隊の数値が含まれているのか。また,最後ページの社会動態の理由というのは,どういう方法で把握しているのかを教えていただきたい。

事務局  この統計数値に自衛隊は含まれています。男性の若い世代に自衛隊の人数が多く含まれています。

 3ページの人口動態の把握方法ですが,引っ越して来られる方や転出される方が,市役所の窓口で転入届,転出届を出されるときに人口移動統計調査の乙調査のアンケートがあり,回答していただけた数をカウントしたのがこの数値になります。

 座長が同年齢(年代)の男女比に言及し、子どものころはほぼ1対1に対し、20代になると女性の割合が下がる。このことは人口減少を加速させる大きな原因ということになるというもの。

 このことについて、市交流定住促進協議会は、江田島市特有の海上自衛隊の学校(第1術科学校、幹部候補生学校)などの人数が入るのか確認している。

 事務局よりは、統計数値に自衛隊員も含まれていると回答しており、高い男性の割合が多いということになります。

 つまり江田島市で生まれ育った市民は男女とも20代が一旦、島を離れるということになります。おそらく割合も同様なのではないだろうか。

 大学等への進学や就職で島を離れるというとだと推測しますが、江田島市内に雇用の場が創出され、若い世代が島に帰れるような環境づくりを推進していくことが重要です。

 市全域で光回線が利用することが可能で、また、近年ではコロナ禍による新しい生活様式、企業の在宅勤務、そして企業進出やサテライトオフィスを江田島市に構えるなどの動きもあり、少しずつですが前進していると思います。

【追記】新型コロナウイルス

 4月18日、広島県が発表した県内の新規感染者数は398人(前日比320増)でした。

 県内3大都市では広島市が196人(160増)、福山市は66人(54増)、呉市は33人(30増)。

 一方、江田島市は3人(±0➡HP県公表資料)でした。
※4月17日(月)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HPNHK

 一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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