R5年度当初予算概要~子育てしやすい環境づくり②
雨のちくもり
3/17(金)市HPで令和5年度当初予算が公開されました。(➡こちら)
一般会計予算は前年度比▲8億7000万円(▲5.5%)の150億8000万円となっています。
江田島市における重要課題である人口減少傾向の改善を図るため、「しごとの創出」「人のつながり・縁づくり」「子育てしやすい環境づくり」「健康寿命の延伸」を重点テーマにしています。
投資的事業としては、インフラ施設の維持管理などの暮らしの基盤整備や協働のまちづくりの拠点となる施設整備があります。
江田島市総合計画に掲げる「協働と交流で創りだす『恵み多き島』えたじま」を実現するための施策を盛り込んだ予算との説明がなされています。
『子育てしやすい環境づくり』では新規3・拡充3の6事業が盛り込まれており、3回に分けて紹介します。今回は第2回です。
【新規】学校図書館リニューアル事業(481万7千円)
学校図書館の利活用の推進を図るため、令和5年度は重点推薦校2校(小学校1校、中学校1校)を選定し、専門的な知見をもつコーディネーターのプロデュースによる図書館のリニューアルを進めるもの。
今回の取り組みの成果を検証し、改善点などあれば修正して、江田島モデルに仕上げていくものと思います。
【拡充】福祉医療費乳幼児等医療費対象の拡大(650万円)
子育て世帯の経済的負担を軽減し、安心して医療を受けられる環境を整備し、子育てしやすい環境づくりを推進するため、乳幼児等医療費の支給対象を拡大するというもの。
3月20日には令和5年4月から中学生の通院医療費が補助対象となることが市HPで案内しています。(➡こちら)
これまで議会側から何度か提案しても財政負担の理由でなかなか取り上げられなかったが、一歩づつ前進しています。
過去のブログ記事 2015年 9月17日 大崎上島の子育て支援~医療編 2016年 9月17日 子ども医療費助成制度、拡充検討を 2016年12月14日 子どもの医療費無料化請願に対する県議会の動き 2020年 3月25日 子ども医療費補助拡充を-2020 |
【追記】広島県内自治体の子ども医療費助成2023 令和5年3月25日の中国新聞(➡こちら)に広島県内23市町の子ども医療費助成についての記事が掲載されていました。
令和5年度までに、通院・入院費ともに「高校卒業まで」が過半数となり、所得制限を撤廃する自治体も6市増えて14市町になるという。江田島市としては後進地域ということになるのだろう。
【追記】新型コロナウイルス
3月23日、広島県が発表した県内の新規感染者数は432人(前日比323増)でした。
県内3大都市では広島市が148人(114増)、福山市は117(91増)、呉市は7人(7増)。
一方、江田島市は5人(4増)➡HP、県公表資料)でした。
※3月22日(水)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。
※3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HP、NHK)
一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。
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