R5年度当初予算概要~暮らしの基盤整備②
晴れ
3/17(金)市HPで令和5年度当初予算が公開されました。(➡こちら)
一般会計予算は前年度比▲8億7000万円(▲5.5%)の150億8000万円となっています。
江田島市における重要課題である人口減少傾向の改善を図るため、「しごとの創出」「人のつながり・縁づくり」「子育てしやすい環境づくり」「健康寿命の延伸」を重点テーマにしています。
投資的事業としては、インフラ施設の維持管理などの暮らしの基盤整備や協働のまちづくりの拠点となる施設整備があります。
第2次江田島市総合計画に掲げる「協働と交流で創りだす『恵み多き島』えたじま」を実現するための施策を盛り込んだ予算との説明がなされています。
『くらしの基盤整備』について新規4件、拡充4件の8事業を4回にわたって紹介する2回目です。
【新規】民生委員協力員制度の創設(18万円)
民生委員の欠員状況が慢性化しており、欠員地区のカバー役および新任委員のサポート役となる『民生委員協力員制度』を創設し、民生委員の負担軽減と民生委員活動を維持する。
令和4年12月末現在の委員数と欠員数は以下のとおりです。
委員定数 | 委員数 | 欠員数 | |
江田島地区 | 28 | 24 | 4 |
能美地区 | 23 | 23 | 0 |
沖美地区 | 16 | 15 | 1 |
大柿地区 | 36 | 25 | 11 |
市全体 | 103 | 87 | 16 |
呉市では平成25年度12月から(➡こちら)、広島市では平成27年(2015)12月から(➡こちら)民生委員の負担軽減と新たな担い手の拡大のため独自の民生委員協力員制度を始めています。
2020年11月 4日 R2年度第1回民生委員推薦会
2021年 1月 6日 R2年度第2回民生委員推薦会と挨拶まわり
【拡充】民生委員・児童委員の活動費見直し(1258万8千円)
江田島市における民生委員・児童委員の欠員状況や活動内容、役割を踏まえて活動費を引き上げるもの。
民生委員は、民生委員法に基づき、厚生労働大臣から委嘱された非常勤の地方公務員で、児童委員を兼ねています。給与の支給は無く(無報酬)、ボランティアとして活動しています。(➡厚労省HP)
民生委員・児童委員活動を推進するにあたり、活動費が民生委員・児童委員個人に支給されています。 これは報酬にあたるものではなく、活動する上での実費相当にあたるものです。
現行(令和5年3月まで) | 見直し後(令和5年4月から) | |
委員一人当たり | 年額11万1200円 (月額9267円) |
年額13万2000円 (月額1万1000円) |
会長職 | 年額 委員の額+1万1920円 | 年額 委員の額+1万2000円 |
【追記】新型コロナウイルス
3月28日、広島県が発表した県内の新規感染者数は390人(前日比277増)でした。
県内3大都市では広島市が149人(94増)、福山市は63人(43増)、呉市は28人(25増)。
一方、江田島市は3人(2増)➡HP、県公表資料)でした。
※3月27日(月)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。
※3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HP、NHK)
一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。
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