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2023年3月21日 (火)

江田島市、観光ヘリ会社と協定

くもりのち雨

 昨日(3/20)のTSSニュースで、江田島市が観光ヘリコプター運行会社と航空機(ヘリ)を活用した産業振興と災害応急対策に関する協定を結んだことが紹介されました。(視聴期間限定➡TSSYahoo

2023321sightseeing-helicopter  左は3/21日経新聞の記事。ヘリ運行会社のSpace Aviation株式会社(スペースアビエーション、本社京都市➡HP)は北海道から沖縄まで全国各地で観光用ヘリを運航している実績があります。

 今後、広島空港と江田島市内の簡易ヘリポートをつないで富裕層向けのサービスを展開することになります。

 簡易ヘリポートというと「??」と思われる市民の皆さんもいらっしゃると思います。江田島市では平成25年(2013)5月からスタートした広島県のドクターヘリ運用(➡新聞記事)に合わせ、平成26年度(2014➡予算資料)から簡易ヘリポートを整備して現在9ヵ所あります。(➡市HP資料

2013年11月19日 半年でドクターヘリ、18件
2014年 228H26予算委(総務分科会)
2014年 615一斉清掃とドクターヘリ

 新型コロナウィルス感染症が拡がるまえには、日本ではインバウンド(訪日旅行➡参考)をどう取り込んでいくかが全国自治体の観光振興における課題でした。

 平成31年(2019年)1月9日には米紙ニューヨーク・タイムズ電子版が読者に勧める旅行先「2019年に行くべき52カ所」の7位に「瀬戸内の島々」が選出され(➡参考)、宮島や原爆ドームという世界遺産の近くにある自然豊かな江田島市もインバウンド政策に取り組むチャンスでした。

2019年1018来秋、瀬戸内観光クルーズ(広島~三原)就航へ

 コロナ禍という観光には厳しい期間はありましたが、その期間に江田島市内では新たな宿泊施設が整備され、afterコロナに入った今年5月にはG7広島サミット(➡首相官邸HP)が開催され、世界的に広島エリアが注目されるという機会を得ました。

2021年 7 12021年後半スタート、観光振興に拍車かかる
2022年 721江田島荘、オープンから1
2022年1216サンシャイングランピング江田島がオープン
2023年 2 7グランピング施設「ビュッカ」オープン

 このタイミングだからこそ、観光ヘリ会社が江田島市に注目し、事業展開を図ったのではないかと思います。江田島市の簡易ヘリポートはもともとドクターヘリ用であり、今回の協定では災害時の物資輸送のために観光ヘリも活用したい考えという。

【追記】新型コロナウイルス

 3月21日、広島県が発表した県内の新規感染者数は392人(前日比303増)でした。

 県内3大都市では広島市が127人(109増)、福山市は93人(67増)、呉市は16人(14増)。

 一方、江田島市は3人(3増)➡HP県公表資料)でした。
※3月20日(月)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HPNHK

 一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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