外国人家庭のヤングケアラー支援強化について
くもり一時雨
2月24日の日経新聞から。厚生労働省と自治体が4月以降、外国籍で日本語が苦手な親の通訳をしてきた子どもたちの支援策を強化することが掲載されていました。
来日した外国人家庭では、親は日本語は不慣れですが、子どもは学校で勉強や日本人の子どもと集団生活するなかで年月が経つにつれて日本語が話せるようになります。
子どもが親の通訳として行政手続きや病院受診のために学校を休むケースなどがあり、支援策として自治体は臨時職員の雇用や民間企業との連携で通訳者を確保する。
事業を実施する費用について国が2/3を補助するというもの。(参考➡東京新聞)
※厚生労働省ヤングケアラー特設サイト➡こちら
江田島市議会では、令和4年6月定例会で、ヤングケアラーの実態について一般質問している議員がいます(➡動画)。
一般質問の中で、外国籍の親を持つ子供の実態について確認されています。この時点で外国籍の小中学生は16人おり、12世帯あるということでした。
外国籍の子どもたちの悩みや家庭の状況をどのように把握しているかという質問に対しては以下通りです。
子ども達は一定の日本語が理解できるので、悩みや家庭の状についは担任や日本語指導教員が対応している。
保護者においては人権推進課の多文化共生相談員の協力を得て、通訳に入ってもらうことがあり、場合によっては保護者の職場にいらっしゃる通訳の方にもお願いすることがあるそうです。
【追記】新型コロナウイルス
2月25日、広島県が発表した県内の新規感染者数は554人(368増)でした。
県内3大都市では広島市が185人(118増)、福山市は108人(69増)、呉市は51人(25増)。
一方、江田島市は1人(1増➡HP、県公表資料)でした。
※2月24日(金)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。
一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。
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