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2023年2月

2023年2月28日 (火)

江田島市の観光について 2023

晴れ

 広島県の令和3年(2021)広島県観光客数の動向(➡資料)に基づいて江田島市の観光について考察します。

Soukankoukyaku-h1r3 Number-of-tourists-h19r3  左は江田島市における平成元年(1989)から令和3年(2021)の1月~12月の江田島市の総観光客数(旧町時代含む)と平成16年(2004)以降の総観光客数と観光入込客数の推移をまとめた2種類のグラフです。

※参考➡国土交通省・官公庁HP

 令和3年(2021)の総観光客数は32万2千人(うち外国人101人)で前年より7万6千人の増加でした。観光客数の内訳と観光消費額は下表の通り。市民を除く入込観光客は22万6千人で、宿泊客は4万432人となっています。

市内(市民) 県内市外 県外 宿泊客数 観光消費額
9万6千人 19万1千人 3万5千人 4万432人 5億4000万円

 江田島市は第2次総合計画(期間:H27(2015)~R6(2024)→市HP概要版)で、令和6年度(2024)には交流人口100万人という大目標を掲げました。

 様々な施策を展開(一例として民泊修学旅行➡過去ブログ)しながら、平成23年(2011)に50万人まで落ち込んだ総観光客数を平成29年(2017)には633千人まで回復しました。

 しかしながら、平成30年(2018)に発生した7月豪雨災害の影響を受けて減少し、回復する間もなく、2年後の令和2年(2020)には世界的な新型コロナウイルス感染症の流行により256000人まで落ち込みました。

 Withコロナ/Afgerコロナのなかで、総観光客数は令和3年(2021)には前年度比25.7%増の32万2千人となり、回復基調に転じたのではないかと思います。

 ひとつの要因として、新たな宿泊施設が開業したことです。(➡新聞記事

2021年7 12021年後半スタート、観光振興に拍車かかる

 令和3年の宿泊客が4万432人。コロナ前の令和元年(2019)の宿泊客が2万3876人であったのに対し、宿泊施設がオープンした令和3年は令和元年との比較で2万人近く増加しています。

 一方で、観光振興において総観光客数とともに重要となる視点が観光消費額をどう上げていくかということです。江田島市内で消費していただくことによって、地域経済に活気が生まれ、雇用の創出につながります。

 そういった観点から、行政(江田島市)は観光入込観光客と観光消費額を把握し、観光振興施策を推進していくことが大切です。(参考➡京都府HP観光消費額調査の問題点と調査手法に関する研究

 政策立案が行政の仕事であり、『観光振興のエンジン』を回すのは(一社)江田島市観光協会であるというのが私の持論です。(➡こちら

【参考】➡江田島市観光振興計画~はじめの一歩~(平成29年(2017)3月策定)

 令和3年の江田島市における観光消費額は5億4000万円で一人当たり1679円でした。消費額アップの要因は宿泊客数の増加によるものであると考えられます。(宿泊費が押し上げる)

 江田島市が掲げる交流人口100万人ですが、経済効果の視点からは観光消費額を如何に上げていくかということも重要です。

 一人当たりの観光消費額を2倍にすることは観光客を2倍にする効果と同じであり、観光客数だけに固執する必要はありません。経済効果(中身)を重視するアプローチも大切です。

 観光客数増と消費額増を同時に実現できれば言うことはありませんが、市民・行政・地場企業が2つの目標に向かって連携し、一歩でも前進することに期待したいとともに、私自身も協力していきたいと考えています。

  2019年(R1) 2020年(R2) 2021年(R3)
総観光客数 53万3千人 25万6千人 32万2千人
 うち市内 26万3千人
(50.3%)
7万3千人
(28.5%)
9万6千人
(29.8%)
 うち県内市外 17万9千人
(34.2%)
15万9千人
(62.1%)
19万1千人
(59.3%)
 うち県外 8万人
(15.3%)
2万4千人
(9.3%)
3万5千人
(10.8%)
観光消費額 7億3000万円 3億700万円 5億4000万円
 1人あたり 1396円 1200円 1679円

【参考】過去ブログ
2015年 8月 6日 江田島市の観光客数推移
2019年 1月31日 江田島市の観光客推移(R31.1)
2020年11月12日 江田島市の観光客について2020
2020年11月16日 江田島市の観光入込客について

【参考】観光振興計画の数値目標

  現状地(H27) 中間値(H31) 目標値(R6)
総観光客数 54万人 69万人 100万人
観光消費額 7.7億円 13.1億円 29.0億円
一人当たり観光消費額 1,426円/人 1,900円/人 2,900円/人

【追記】新型コロナウイルス

 2月28日、広島県が発表した県内の新規感染者数は519人(375増)でした。

 県内3大都市では広島市が180人(146増)、福山市は89人(49増)、呉市は57人(46増)。

 一方、江田島市は0人(±0➡HP)でした。
※2月27日(月)の結果です。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年2月27日 (月)

議員・議会の権限について

晴れ

 江田島市の議会だよりは、昨年から様々な取り組みをして、市民の皆さんに分かりやすいものに進化しています。

2022年4月19日 『議会だより』のリニューアル 2022
2022年5月 2日 『議会だより』のリニューアル 2022(その2)

 令和5年(2023)2月1日発行の議会だより第73号を読むなかで最後の裏表紙(➡PDF)で違和感を覚えました。LINE風のQ&Aを何度か見ていると『違和感』に気付きました。

Gikaidayori-no73  気になるポイントは左の裏表紙の写真に追記した赤線や赤枠のところです。その部分を抜き取ると下の四角囲みであり、違和感を感じたのは太赤字の部分です。

のるる Q
 みんなのために働くのが市議会議員なんだね。じゃあ、議員にはどんな権限があるの

委員 A
 地方公共団体の予算を決定する権限条例を制定する権限首長を問責する権限などがあって、法律で決まっているんだよ。

 法律(地方自治法 第96条~第100条の2)では『議会の権限』を規定していますが、『議員の権限』についての規定はありません。(➡地方自治法

 委員Aの回答にある権限は、『議員の権限』ではなく『議会の権限』であり、委員Aは誤った回答をしています。

 議員個人は条例案や予算案に対する賛成・反対の意思表示はできますが、賛否の意思表示ができるから議員に権限があるとはいえません。

 議員の意思表示(賛成・反対)の多数決による結果(可決・否決)は議会(議決機関)としての意思表示です。よって予算の決定権、条例の制定権、首長(市長村長など)を問責する権限は『議会の権限(議決権)』というのが正しい。

(参考)南あわじ市議会のHPが分かり易く説明しています。
議会の権限➡こちら
議員の権限➡こちら

 議会広報特別委員会の単なるミスなのか、それとも本当にそうであると思って議会だよりに掲載しているのか気になるところ。編集会議には事務局担当職員も同席し、原稿チェックもしますが気付かなかったのだろうか。

 尚、市議会の議決は大変重いものです。執行機関(市長=行政機関)が提案したこと(予算案、条例案など)を市民代表の議員で構成する市議会が議決したことは市の意思であり、市民への最終的な責任は議会が負うことになります。

 つまり議員の議会における意思表示(賛成・反対)はとても責任のある行為ということになります。それゆえ、議案等に対する議員各位の賛否表を議会だより等で公開することも大切です。

【追記】新型コロナウイルス

 2月27日、広島県が発表した県内の新規感染者数は144人(200減)でした。

 県内3大都市では広島市が34人(93減)、福山市は40人(9減)、呉市は11人(9減)。

 一方、江田島市は0人(1減➡HP)でした。
※2月26日(日)の結果です。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年2月26日 (日)

二・二六事件を思う@2023

晴れ

 今日は2月26日。この日に何があったのか、そして何故そうなったのか考える人はどのくらいいるだろう。

 今から87年前の今日、1936年(昭和11)2月26日、陸軍の青年将校等が1,483名の下士官・兵を率いて蜂起して大規模なクーデターを断行しました。いわゆる『二・二六事件』。

 16年ぶりにこの事件についてブログで取り上げました。

2007年226二・二六事件

 1936年(昭和11)2月26日早朝、雪の舞う帝都、東京において高橋是清・蔵相(今でいう財務大臣)、斎藤実・内大臣、など首相経験者を含む重臣4名、警察官5名が犠牲になりました。

 一時は永田町や霞ヶ関などの一帯を占拠したが、最終的に昭和天皇が蜂起した部隊を『賊軍』とみなし、これに基づいて伝単(ビラ)が配られ、首謀者たちが諦め、事態が収束しました。(➡参考

 青年将校が計画した背景には、事件の起こる6年前に実施した 金輸出解禁(※1)と※2 世界恐慌(※2)により、日本は深刻な不景気( 昭和恐慌※3)にあるといわれています。

※1 金輸出解禁:1930年(昭和5)浜口雄幸内閣(井上準之助蔵相)金輸出解禁(金解禁)実施(➡参考

※2 世界恐慌:1929年(昭和410月にアメリカ合衆国の戦間期で始まり、1933年(昭和8)にかけて世界に広がった経済不況(恐慌)のこと。(➡参考

※3 昭和恐慌:世界恐慌の影響が日本にもおよび、翌1930年(昭和5)から1931年(昭和6年)にかけて日本経済を危機的な状況に陥れた、戦前の日本における最も深刻な恐慌。(➡参考

 この深刻な不景気により、企業は次々と倒産し、町は失業者であふれ、農村でも農作物価格が下落しました。

 都市の失業者が農山村に戻ったこともあり、農民の生活は大変苦しく(農村恐慌)、自分の娘を女郎屋に身売りする家もたくさん出てきた状況がありました。

 こうしたなか、当時の政党内閣は適切な対応をとらず、また汚職事件が続発し、不景気のなか、巨大な資本を用いて財閥だけが豊かになる状況になる。

 このような情勢のなか、世論は政党に失望し、財閥を憎み、満州事変などによって大陸に勢力を広げる軍部(とくに陸軍)に期待するようになりました。

 こうした国民の支持を背景に、軍部や軍に所属する青年将校たちが力をもち、右翼と協力して国家の革新を目指した結果として事件が起こりました。

 あれから87年が経ちましたが、このような出来事をいまの働き世代はどのように見ているのだろうか。

 『歴史は繰り返される』といいます。1945年(昭和20)8月15日に敗戦を迎えた日本は、米国の主導のもと、根本が変わったといわれており、『いつか来た道』を辿ることはないと思います。

 しかし、いま、ロシアがウクライナを侵攻して1年が経ち、いまだ『戦争状態』にあり、世界全体の経済を揺るがす事態が継続する不安定な状況化にあります。

 一日も早い世界平和を願うばかりです。

【2.26事件に関する記事】
ベネッセ 青年将校が立ち上がった『二・二六事件』 その原因とは
二・二六事件は昭和天皇の激怒で淡雪のように消え去った
日本大百科全書(ニッポニカ) 二・二六事件

【追記】新型コロナウイルス

 2月26日、広島県が発表した県内の新規感染者数は344人(210減)でした。

 県内3大都市では広島市が127人(58増)、福山市は49人(59増)、呉市は30人(21増)でした。

 一方、江田島市は1人(±0➡HP県公表資料)でした。
※2月25日(土)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年2月25日 (土)

外国人家庭のヤングケアラー支援強化について

くもり一時雨

2023224-foreign-young-carer  2月24日の日経新聞から。厚生労働省と自治体が4月以降、外国籍で日本語が苦手な親の通訳をしてきた子どもたちの支援策を強化することが掲載されていました。

 来日した外国人家庭では、親は日本語は不慣れですが、子どもは学校で勉強や日本人の子どもと集団生活するなかで年月が経つにつれて日本語が話せるようになります。

 子どもが親の通訳として行政手続きや病院受診のために学校を休むケースなどがあり、支援策として自治体は臨時職員の雇用や民間企業との連携で通訳者を確保する。

 事業を実施する費用について国が2/3を補助するというもの。(参考➡東京新聞

※厚生労働省ヤングケアラー特設サイト➡こちら

 江田島市議会では、令和46月定例会で、ヤングケアラーの実態について一般質問している議員がいます(➡動画)。

 一般質問の中で、外国籍の親を持つ子供の実態について確認されています。この時点で外国籍の小中学生は16人おり、12世帯あるということでした。

 外国籍の子どもたちの悩みや家庭の状況をどのように把握しているかという質問に対しては以下通りです。

 子ども達は一定の日本語が理解できるので、悩みや家庭の状についは担任や日本語指導教員が対応している。

 保護者においては人権推進課の多文化共生相談員の協力を得て、通訳に入ってもらうことがあり、場合によっては保護者の職場にいらっしゃる通訳の方にもお願いすることがあるそうです。

【追記】新型コロナウイルス

 2月25日、広島県が発表した県内の新規感染者数は554人(368増)でした。

 県内3大都市では広島市が185人(118増)、福山市は108人(69増)、呉市は51人(25増)。

 一方、江田島市は1人(1増➡HP県公表資料)でした。
※2月24日(金)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年2月24日 (金)

さとうみ科学館、開館20周年特別展(その2)

雨のちくもり時々晴れ

2000328-fukae-es  さとうみ科学館は平成12年(2000)3月に廃校となった旧深江小学校の利活用として、平成14年(2002)4月に当時の大柿町が「大柿町自然環境体験学習交流館(環境館)」として設置した施設です。

 今年度オープン20周年という節目の年として、51日(日)~630日(木)の期間、江田島市内小中学生を対象とした「ふるさとの自然」作品コンクールのこれまでの優秀賞受賞作品373点を一挙に展示した特別展「さとうみイラスト水族館」を開催しました。

2022年519さとうみ科学館、開館20周年特別展

 特別展第2弾として、令和4年(2022101日から1223日までの期間であった「世界の貝類展」が35日まで会期を延長しています。(➡HPパンフレット

 令和2年度(2020)に寄贈された6400種を超える世界の貝類標本「長尾貝類コレクション」を展示公開していますのでお時間のある方は、ぜひ、訪問してみてはいかがでしょう。

 因みに、さとうみ科学館が『さとうみMUSIC』という海の生物等に関するオリジナルソングをHPで公開(➡こちら)しており、一部の楽曲はToutobeチャンネルを開設して公開しています。(➡Youtube

【追記】新型コロナウイルス

 2月24日、広島県が発表した県内の新規感染者数は186人(237減)でした。

 県内3大都市では広島市が67人(59減)、福山市は39人(42減)、呉市は26人(8減)。

 一方、江田島市は0人(1減➡HP)でした。
※2月23日(木・祝)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年2月23日 (木)

2023年2月ビーチクリーン活動@長瀬海岸

晴れ時々くもり

 (一社)広島湾地域資源ネットワーク通称:広島ベイネット)が月一活動している『せとうち海援隊』としてのビーチクリーン。

 お子様連れのご家族、江田島カヌークラブ のみなさん、地域おこし協力隊の守本怜矢さん(➡参考(一社)フウドさんとワーケーションで江田島に来られた名古屋チーム、農林漁業体験民泊トカランドさんと宿泊している埼玉県の大学生さんなど22人の参加でした。

 先週お問い合わせのあったNHKが取材に来られました。海ごみ問題の特集をするらしく、せとうち海援隊事務局(広島県環境県民局 環境保全課)から紹介されてということでした。

 約1時間の活動ですが、ボランティア袋(ピンク)と指定ゴミ袋でおおよそ30袋回収しました。

 漁業系のゴミもあれば、ペットボトル、缶・ビン、ビニール手袋、食品トレー、タバコのフィルター、レジ袋、マスクなどの生活系のゴミも多くありましたが、どのような経路で海岸に到達するのか知りたいところ。

 広島ベイネットでは、3月26日に『えたじま ものがたり博覧会2023』の体験メニューとして『ビーチクリーン&ごみ観察2023』を実施することになっています。江田島荘さん、地域おこし協力隊員とのコラボ企画です。(➡こちら

2022年2月27日 ビーチクリーン&海ごみ観察@長瀬海岸2022
2022年3月13日 ビーチクリーン&海ごみ観察@長瀬海岸2022(その2)

 午後からは『えも博』に向けてワークショップの講師と第2回目の打ち合わせをしてきました。多くの皆さんが参加していただけることを願っています。

 

【追記】新型コロナウイルス

 2月23日、広島県が発表した県内の新規感染者数は423人(57減)でした。

 県内3大都市では広島市が126人(35減)、福山市は81人(2減)、呉市は34人(8減)。

 一方、江田島市は1人(6減➡HP県公表資料)でした。
※2月22日(水)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年2月22日 (水)

えたじまものがたり博覧会2023公式HP公開

晴れ

 えたじまの暮らしを追体験できる期間限定の観光イベント、「えたじま ものがたり 博覧会」(通称『えも博』)の公式HP(➡こちら)が公開されました。

PRTIMES➡“えたじまの暮らし”を追体験!観光メニューの博覧会『えも博』開催

 2020年(令和2)に始まった『えも博』ですが、当初は新型コロナによるオンライン開催で実施しましたが3回目となる今回は完全オフラインで現地開催になります。
 
 観光メニューは6つのカテゴリーに分かれており、2023年(令和5)3月11日~3月28日の期間で過去最多の29あります。

 ①「海とわたし」のものがたり(3件)
 ②「いきものと命」のものがたり(3件)
 ③「わすれられない食」のものがたり(5件)
 ④「のんびり・癒し」のものがたり(3件)
 ⑤「島の手仕事」のものがたり(7件)
 ⑥「島の風景」のものがたり(8件)

 私は3月26日に長瀬海岸で開催される『ビーチクリーン&ごみ観察』でスタッフとして従事することになっています。昨年との違いですが、今回は江田島荘とのコラボ企画です。(➡こちら

2022年2月27日 ビーチクリーン&海ごみ観察@長瀬海岸2022
2022年3月13日 ビーチクリーン&海ごみ観察@長瀬海岸2022(その2) 

 観光振興に軸足を移した江田島市(➡中国新聞記事)ですが、交流人口増加や江田島ファンの輪を広げていくには、えたじまに足を運んでいただける『仕掛けづくり』と『継続性』がポイントになります。

【追記】新型コロナウイルス

 2月22日、広島県が発表した県内の新規感染者数は480人(184減)でした。

 県内3大都市では広島市が161人(31減)、福山市は83人(50減)、呉市は42人(40減)。

 一方、江田島市は7人(2増➡HP県公表資料)でした。
※2月21日(火)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年2月21日 (火)

行政計画策定、原則自治体判断に

晴れ一時くもり

 昨日のNHKニュースによると、内閣府の地方分権改革有識者会議において、国が法令で自治体に策定を義務付ける『行政計画』を原則自治体が判断することとする見直し案をまとめました。(➡NHK時事通信

 見直し案では、今後各省庁が新たな法制度を作る際は、計画策定の必要性を含め、自治体の取るべき方法は「自治体の判断に委ねる」との原則を明記。

 例外的に国から自治体に新たな計画の策定を呼びかける場合でも、理由を明確にし、既存の計画の統廃合に努めることなどを求めるとする。

2023220-navigation-guide  左は昨日開催された第52回地方分権改革有識者会議・第147回 提案募集検討専門部会 合同会議の配布資料から抜粋しています。(➡内閣府HP

 行政計画とは、施策の方向性やそれを実現するための具体的な方法・手段を示すもの。まちづくりや医療・福祉、防災など様々な分野のものがあります。

 見直しの理由としては、各種行政計画が年々増加する一方、内容の重複がみられるという指摘があり、自治体側からの見直し要求もあり、策定の事務負担を軽減することも挙げられています。

 今後の動きとして、国は、国・地方を通じた効率的・効果的な計画行政の進め方を示す手引きを春を目途に決定することになります。

 江田島市においても様々な行政計画があり、国の動向を見ながら、江田島市にとって必要な計画とそうでないものを整理することになります。(➡市HP

【追記】新型コロナウイルス

 2月21日、広島県が発表した県内の新規感染者数は664人(470増)でした。

 県内3大都市では広島市が192人(131増)、福山市は133人(101増)、呉市は82人(75増)。

 一方、江田島市は5人(4増➡HP県公表資料)でした。
※2月20日(月)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年2月20日 (月)

R5年2月定例会の予定

晴れ

 明日から令和5年第1回定例会(2月定例会)が開催されます。(➡市HP

 会期 令和5年2月21日(火)~3月15日(水) 

 1日目の内容は下表になります。(➡詳細 ※追記:録画配信

 議案審議や令和4年度補正予算案などが審議されたのち、市長から令和5年施政方針があり、令和5年度当初予算案が上程されます。予算審査は予算が上程されたのち、予算審査特別委員会を設置して委員会付託されます。

【参考】➡令和4年度予算審議について

 尚、令和5年度当初予算(案)概要は3月に入って市HPで公開されるのではないかと思います。

2022年3 4R4年度当初予算(案)概要、公開される(その1

 議員による一般質問は、市長の令和5年度施政方針を受けて通告することになります。通常、予算議会(2月定例会)では、施政方針に対する質疑をすることが多い。(施政方針の原稿は事前に配布されています。)

会 議 名 日  時 内   容
令和5年第1回定例会
(1日目)
令和5年2月21日(火)
午前10時開会
1開会
2諸般の報告
3会議録署名議員の指名
4会期の決定
5議案審議等
(1)条例改正等
(2)財産の取得の変更
(3)上水道管理事務の事務委託 の廃止に関する協議
(4)令和4年度補正予算
6 市長施政方針
7 議案審議
(1)令和5年度当初予算

【追記】新型コロナウイルス

 2月20日、広島県が発表した県内の新規感染者数は194人(234減)でした。

 県内3大都市では広島市が61人(88減)、福山市は32人(57)、呉市は7人(18減)。

 一方、江田島市は1人(1減➡HP県公表資料)でした。
※2月19日(日)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年2月19日 (日)

R4年度第18回日本語クラブ

雨のち晴れ

 午前中は高田交流プラザで開催された日本語クラブに行ってきました。フィリピン8(おとな2、小学生4、中学生2)、日本8の参加者でした。

 今日はNHKのディレクターと中町小学校の校長先生が見学されました。

 小学生はそれぞれ、ボランティアスタッフと算数ドリル、国語の教科書を音読するなどをしました。

 中学生は数学の図形の問題に挑戦したり、昨年8月に来日した生徒はボランティアと一緒に日本語の勉強です。

 おとなはボランティアと一緒にカタナカ絵カードで読む練習です。形が似ているカタカナに四苦八苦しながら、書き方も学びました。

 「シ」と「ツ」、「ソ」と「ン」と「リ」、「コ」と「ヨ」が似ています。

 休憩時間では、中学生が絵本の読み聞かせを英語と日本語で小学生や未就学児にしてくれました。

 

【追記】新型コロナウイルス

 2月19日、広島県が発表した県内の新規感染者数は428人(89減)でした。

 県内3大都市では広島市が149人(23減)、福山市は89人(3減)、呉市は25人(14減)。

 一方、江田島市は2人(±0➡HP県公表資料)でした。
※2月18日(土)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年2月18日 (土)

BLUE DOG@沖地区 2023

くもりのち雨

 2/15に発信されたFacebook投稿(➡こちら)で知りました。夕陽の綺麗な江田島市の西海岸、沖美町の入鹿海岸(➡こちら)に隣接する公園に『BLUE DOG(ブルードッグ)』が期間限定で設置されました。

 今日、Uminosでの打ち合わせの前に実物を見ることが出来ました。

 すごくインパクトのあるモニュメントであり、江田島市を『アートの島へ』と切り替えるターニング・ポイントになるかもしれません。瀬戸内の海を守る『番犬(守護神)』、そんな感じです。

 作品に添えてある説明文(➡こちら)を見ると作者は久保寛子さん(➡参考サイト)という広島県出身のアーティストです

 今年5月21日までの約3カ月間の期間限定の展示ということですが、ずっとあってほしいと思っています。

 10年以上前から、観光について市民の皆さんとお話しすると、一様に『江田島市には有名な観光施設(城、寺、神社、博物館、テーマパークなど)は何もないよね。』という反応した。

 そのたびに江田島市の風景事体が『見る価値のあるもの』とお話したことがあります。『フレーム・アート』とう概念。

 例えば、江田島市の海岸線沿いに鉄枠を設置したら、それが世界唯一の『風景画』になる。四季折々、そして日々変化する『名画』に変身する、そんな感じです。自然豊かな、海に囲まれた江田島オリジナルの作品。

 いまは尾道市になりましたが、瀬戸田町(生口島)が面白い取り組みをしました。『島ごと美術館』というコンセプトのもとに島内の至る所で不思議な形のオブジェを見ることができます。(➡尾道市HPSetouchi Finder

 また、尾道市の百島(ももしま)でも平成24年(2012)から民間主導で『島ごと美術館』のコンセプトの活動をしています。(➡ART BASE 百島

2012年11月 4日 ART BASE 百島 2012

 今回、ブルードッグというモニュメントが期間限定で入鹿海岸に設置されたことは、新たなる動きの始まりかもしれません。

 瀬戸内海という『多島美』の空間にある島々で、様々な風景と現代アートのコラボレーションで新しい癒し系の観光スポットが描けるのではないでしょうか。

2021年 4月10日 えたじま・アート2021

【追記】新型コロナウイルス

 2月18日、広島県が発表した県内の新規感染者数は507人(8増)でした。

 県内3大都市では広島市が172人(2増)、福山市は92人(±0)、呉市は39人(±0)。

 一方、江田島市は2人(3減➡HP県公表資料)でした。
※2月17日(金)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年2月17日 (金)

江田島市自転車活用推進計画(案) の意見募集

くもり一時晴れ

 令和5年(2023)4月から県条例により、自転車保険加入の義務化が始まります。

2023年1月12日 R5年4月、自転車保険加入の義務化

 このたび江田島市では、自転車活用推進計画(案)を策定するにあたり、パブリックコメント制度(➡こちら)を活用して意見募集をしています。(➡市HP、当初は令和4年(2022)8月~9月に実施予定)

募集期間:令和5年2月15日(水)から令和5年3月10日(金)まで

 なぜ、計画を策定するかということですが、平成29年(2017)5月に施行された自転車活用推進法第11条第1項にあります。

自動車活用推進法(➡概要施行について
自転車の活用による環境への負荷の低減、災害時における交通の機能の維持及び国民の健康の増進等を図ることを目的として制定。

第11条第1項(市町村自転車活用推進計画)
市町村(特別区を含む。次項において同じ。)は、自転車活用推進計画(都道府県自転車活用推進計画が定められているときは、自転車活用推進計画及び都道府県自転車活用推進計画)を勘案して、当該市町村の区域の実情に応じた自転車の活用の推進に関する施策を定めた計画(次項において「市町村自転車活用推進計画」という。)を定めるよう努めなければならない。
2 市町村は、市町村自転車活用推進計画を定め、又は変更したときは、遅滞なく、これを公表するよう努めるものとする。

 国が法律に基づいて策定した計画を勘案し、都道府県計画、そして市町村計画が策定される流れとなっています。

 広島県では、4年前の平成31年(2019)3月に自動車活用推進計画を策定しており(➡県HP)、こちらを勘案して江田島市域の実情に応じた自転車の活用の推進する施策を定めた計画をつくることになります。

県計画の骨格
自転車の安全運転
自転車の走行環境を整えるまちづくり
スポーツと健康の増進における自転車活用
サイクルツーリズムの推進

 江田島市ではサイクリングによる交流人口も増加しており、また外国人市民も増えており、交通安全対策や道路整備及び観光施策など様々な分野で総合計画に則した自転車活用推進計画を作成することになります。

サイクリング等に関する過去記事
2010年 6月 9日 江田島サイクリング情報
2012年 5月11日 サイクリング(自行车运动)
2014年 2月15日 ブルーラインのお目見え
2014年 3月 1日 かきしま海道
2016年 5月11日 江田島サイクリングに想う
2017年 5月 6日 サイクリングにみる”おもてなしの心”
2020年12月 2日 江田島市の目的別総観光客について2020
2022年11月 3日 自転車交通安全教室@江田島ロータリークラブ2022

【追記】新型コロナウイルス

 2月17日、広島県が発表した県内の新規感染者数は499人(141減)でした。

 県内3大都市では広島市が170人(36減)、福山市は92人(29減)、呉市は39人(20減)。

 一方、江田島市は5人(4増➡HP県公表資料)でした。
※2月16日(木)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年2月16日 (木)

R3年度指定管理者モニタリング評価シートを公表

晴れ

 2月13日に江田島市が指定管理者制度を導入している公の施設についての令和3年度(2021)モニタリング評価シートが公開されました。(➡市HPR3年度

 モニタリング評価の趣旨は、法令、条例、協定書等に定めている施設の運営や維持管理に関する業務を適切に実施しているかを点検・評価するものであり、公共施設が有効に活用されているかの目安になります。

 平成28年(2016)2月定例会で一般質問で提案してから、何度か市に対して要望してきました。

【参考】過去の提案に関する記事
2016年1月 4日 指定管理者制度について (その1)
2016年1月 5日 指定管理者制度について (その2)
2017年5月29日 第3次行財政改革の課題~指定管理者制度

 平成29年(2017)1月年に交通船事業(中町/宇品航路)のモニタリング及び結果公表から始まって、令和元年度(2019)に7施設の評価シートを令和3年(2021)に公表しました。(➡令和元年度

2017年 1月11日 中町/宇品航路のモニタリング評価結果の公表
2021年 4月23日 指定管理者モニタリング評価シートを公表 

 指定管理者の更新時に事業者との合意により令和2年度(2020)のモニタリングから全施設を実施し、評価シートの公開に至りました。(➡令和2年度)ようやく実現したことに安堵しています。

【追記】新型コロナウイルス

 2月16日、広島県が発表した県内の新規感染者数は640人(85減)でした。

 県内3大都市では広島市が206人(54減)、福山市は121人(22減)、呉市は59人(11増)。

 一方、江田島市は1人(1増➡HP県公表資料)でした。
※2月15日(水)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年2月15日 (水)

R5年度 県立大柿高校、一次選抜 倍率0.95

くもりのち晴れ

 2月10日現在の令和5年度広島県公立高等学校入学者選抜一次選抜の志願状況が公開されました。(県教委HP➡公開資料

【参考】
 入試制度改革で今回から推薦入試(選抜Ⅰ)と一般入試(選抜Ⅱ)を合わせた『一次選抜』となりました。

2023210ohgaki-hs-bairitsu  江田島市で唯一の高校である県立大柿高等学校の志願状況は0.95倍の38人(定員40)です。入学定員外で各校2人以内の帰国生及び外国人生徒等選抜については現時点で志望者はいません。

2019年1218公立高校入試、外国籍生徒に特別枠

 まだまだ寒い日々が続きますが、受験生の皆さんの健闘を祈っています。 

(追記)2022.2.22
2023220-ohgaki-hs  2月20日に発表された最終の志願状況は0.90倍の36人(40)でした。(➡PDF

過去3年の志願状況
2020年 2月26日 2020年度、大柿高校の選抜(Ⅱ)等の最終志願状況
2021年 2月19日 2021年度、大柿高校の選抜(Ⅱ)等の最終志望状況
2022年 2月19日 R4年度 県立大柿高校、選抜(Ⅱ)倍率0.93

【追記】新型コロナウイルス

 2月15日、広島県が発表した県内の新規感染者数は725人(335減)でした。

 県内3大都市では広島市が260人(96減)、福山市は133人(66減)、呉市は48人(63減)。

 一方、江田島市は0人(1減➡HP)でした。
※2月14日(火)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年2月14日 (火)

江田島クラフトビール、いよいよ発売

晴れ一時くもり

 いよいよ江田島の地ビールが発売されます。昨日、TSS(テレビ新広島)で『ビールづくり』に至るまでの道のりについて放映されていました。(視聴期間限定➡参考

 すでにブログで紹介しましたが、広島市に拠点を置く酒類卸販売会社の㈱ヒラオカ(➡HP)が津田酒造㈱(能美町中町➡HP)の施設を借りて、醸造施設の名称を「江田島ワークス」として、昨年からクラフトビールの製造に取り組んでいます。(➡市HP

クラフトビールCraft Beer)➡出典元
小規模な醸造所がつくる、多様で個性的なビールのこと。クラフトという言葉は、技能や技巧、手芸や工芸などの意味があります。

2022年 211江田島にクラフトビール工場 2022
2022年 726江田島クラフトビール、今秋にも発売

 製品ラベル(参考➡こちら)を見ると、『EW』というロゴが目に入ってきます。これは工場名の江田島ワークス(Etajima Works)の英語表記の頭文字でしょう。

 ラベルは水色と黄色の二種類です。どこかで見た色遣いだな、と思ったら江田島市の観光ガイドブックとガイドマップに似ています。(HP)

 私なりの勝手な解釈ですが、EWのロゴには『East & West』の意味もあるのかな、なんて思っています。

 『東へ、西へ』、江田島市の知名度や豊かさが広がっていく。観光産業振興に軸足を移す江田島市ですが、さならる飛躍の年になることに期待したい。

2020年10月25日 江田島市の課題2020-上
2021年 5月 6日 体験型観光をどう展開するか

【追記】新型コロナウイルス

 2月14日、広島県が発表した県内の新規感染者数は1060人(779増)でした。

 県内3大都市では広島市が356人(269増)、福山市は199人(134増)、呉市は111人(104増)。

 一方、江田島市は3人(3増➡HP県公表資料)でした。
※2月13日(月)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年2月13日 (月)

安芸高田市観光協会、解散へ

 本日の中国新聞ニュース(➡こちら)によると、(一社)安芸高田市観光協会(➡HP)が3月末で解散する見通しということです。

 2月8日に開催された理事会で理事長を除く出席者8人のうち7人が解散案に同意した。理由としては、安芸高田市からの2023年度(令和5)補助金が2022年度(令和4)1350万円の半額になる方針を受け、職員体制等を維持することが困難との判断による。

 最終的な決定は社員総会での議決が必要になりますが、2/3以上の承認を経た場合、解散することになります。

(一社)安芸高田市観光協会の定款(➡こちら
(法人の構成員)
第7条 当法人の会員は、次の2種とし、正会員をもって一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(以下「一般法人法」という。)上の社員とする。
⑴ 正会員  当法人の目的に賛同して入会した個人又は団体
⑵ 賛助会員 当法人の事業を賛助するために入会した個人又は団体

 一般的に、観光推進の核となる観光協会が消滅するのはマイナスですが、このたびの理事会の決定に対して観光協会の会員(一社の場合、社員)はどう受け止めているのだろうか。今後の安芸高田市の観光戦略がどうなるのか注視したい。

2022年 7 7市民モニター制度で議会アンケート@安芸高田市

 参考までに、江田島市観光協会(➡HP)は令和3年度(2019)に一般社団法人化しており、市からの補助金は任意団体のころより下に示す通り、平成28年度(2016)以降は年間約2000万円前後で推移しています。

2021年 4月 3日 江田島市観光協会、一般社団法人へ

江田島市観光協会への補助金推移(決算書ベース)

H27年度 H28年度 H29年度 H30年度 R 1年度 R 2年度 R 3年度
774万円 2330万円 2000万円 2000万円 2000万円 1852万円 1726万円

 また、補助金とは別に、事務所としても利用している『ふるさと交流館』の指定管理料(参考:令和2年度 303万9千円)の収入があります。

 ただ、令和3年2月に策定された江田島市行財政経営計画(➡こちらでは補助制度の見直しとして以下のことが掲げられており、将来的に補助金や指定管理料の減額も視野にあると推察。

補助制度の見直し(行財政経営計画P33から抜粋)

■補助金の交付手続や実績に基づく交付額の確定など,適切な制度運用が行われているか点検し,必要な見直しを行います。

■補助事業開始時からの状況変化及び目的の達成等により,事業継続の必要性が低下している場合は廃止するなど,抜本的な見直しを行います。

■3年ごとに,当初予算編成時に見直しを行うことをルール化します。

2020年12月30日 R2年12月定例会 観光振興について(質疑応答)
2022年 7月27日 観光協会、事務局長不在をどう考える

【追記】新型コロナウイルス

 2月13日、広島県が発表した県内の新規感染者数は281人(51減)でした。

 県内3大都市では広島市が87人(48減)、福山市は65人(3増)、呉市は7人(9減)。

 一方、江田島市は昨年10月23日以来113日ぶりの0人(1減➡HP県公表資料)でした。
※2月12日(日)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年2月12日 (日)

中町/宇品航路、経常赤字5,397万円(R4.9決算)

晴れのちくもり

 指定管理者制度を活用した中町/宇品航路の令和3年(2021)10月から令和4年(2022)9月までの期間を経営年度(令和4年9決算)とするモニタリング評価結果が市HPで公表されました。(➡こちら当該年度の評価結果

R49-nakamachi_ujina-pl  左は直近5年間の収支状況です。令和4年9月期決算では5397万円の経常赤字ということで5期連続の赤字となりました。

 コロナウイルス感染症による乗降客数は若干回復した模様ですが、それ以上に燃料費高騰による影響が大きい。

2022年218中町/宇品航路、赤字幅1434万円改善(R3.9決算)

中町宇品航路 公設民営(平成27年10月~令和4年10月)
乗降客数と運賃収入の関係

期間 乗降客数 前年比 運賃収入 前年比
H27.10~H28.9 535,604人 3億4,223万円
H28.10~H29.9 519,044人 ▲3.1% 3億2,839万円 ▲4.0%
H29.10~H30.9 512,261人 ▲1.3% 3億2,403万円 ▲1.3%
H30.10~R 1.9 486,606人 ▲5.0% 3億1,106万円 ▲4.0%
R 1.10~R 2.9 383,519人 ▲21.2% 2億4,886万円 ▲20.0%
R 2.10~R 3.9 334,099人 ▲12.8% 2億2,419万円 ▲9.9%
R 3.10~R 4.9 345,185人   1.0% 2億3,654万円   5.5%

Gikaidayori-67_general-question-ship  指定管理者が管理する期間(契約期間)において、江田島市の考え方としては、燃料高騰や新型コロナウイルス感染症などの影響による経営環境の変化においては特段の支援はしない。

 しかしながら、国からの財源支援があればその限りではありません。

 令和4年度(2022)、江田島市では燃料単価の上昇率(R3.4→R4.4月)を基に算定した燃料高騰相当分(試算値)の1/2の額を原油価格高騰対策緊急支援金として海上交通・陸上交通の事業者に交付しています。

2023年 1 5R4年度第3回江田島市公共交通協議について

【追記】新型コロナウイルス

 2月12日、広島県が発表した県内の新規感染者数は332人(523減)でした。

 県内3大都市では広島市が135人(147減)、福山市は62人(106減)、呉市は16人(36減)。

 一方、江田島市は1人(3減➡HP県公表資料)でした。

※2月11日(土・祝)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年2月11日 (土)

柿高生、全国大会で江田島の魅力を発信

晴れ時々くもり

202329-oogaki_hs 2月9日の中国新聞から。大柿高校2年生が2月12日(日)に開催される高校生地域探求プログラム(➡こちら)の全国大会で個人の部(中国ブロック代表)として出場するそうです。

 地域性を活かし、どうすればもっと魅力ある島になるかという視点での発表になるそうです。高校生の視点による『まちづくり』もヒントになります。『恵み多き宝の島、えたじま』を目指して行政とあらゆる層の市民が一体となって活動することが大切です。

 全国大会において、『えたじま』をPRしていただけることに感謝。そして次代を担う高校生の皆さんの未来が素晴らしいものなることを願っています。

【追記】新型コロナウイルス

 2月11日、広島県が発表した県内の新規感染者数は855人(90増)でした。

 県内3大都市では広島市が282人(59増)、福山市は168人(4減)、呉市は52人(19増)。

 一方、江田島市は4人(1減➡HP県公表資料)でした。

※2月10日(金)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年2月10日 (金)

介護保険料誤徴収と消費税申告漏れ

202329gochoushu_kaigo_kouwan-shinkokumor 2/9の中国新聞から。江田島市の福祉保健部と土木建築部でそれぞれ1件(計2件)の事務手続きのミスがあったという記事です。

 福祉保健部では、2017年(平成29)~2022(令和4)年度の期間、25人の介護保険料の誤徴収があり、12人から合計39万2400円多く徴収し、13人には合計33万700円を過大に還付したというものです。

 平成27年4月の介護保険法改正時に規定の法解釈を誤って手続きをしたのが原因とあります。(➡市HP

再発防止策(市HPから抜粋)
(1)介護保険法改正内容を担当課内で正確に把握し,法解釈の情報共有を図る。
(2)法改正などの業務内容に変更が生じる際は,システム委託業者との情報共有及び業務手順の確認を確実に実行する。
(3)担当者が異動した場合は,業務手順及びシステムのマニュアルを正確に引き継ぐ。

 一方、土木建築部では、港湾管理事業における桟橋や施設の使用料などの消費税を申告していなかったというもの。

 国税の徴収権は、原則、法定納期限から5年間行使しないことによって、時効により消滅するため、このたび2017年度(平成29)から5年間分について延滞税を含め112万1800円を納める。

 2004年(平成16)の合併時から課税事業者としての認識がなく、一度も申告していなかったということです。合併前の旧町時代はどうであったのかも知りたいところ。

【参考】江田島市港湾施設等設置及び管理条例➡こちら
附 則
(施行期日)
1 この条例は,平成16111日から施行する。
(経過措置)
2 この条例の施行の日の前日までに,合併前の江田島町港湾施設等管理条例(昭和48年江田島町条例第36)又は沖美町港湾施設管理条例(平成9年沖美町条例第15)の規定によりなされた処分,手続その他の行為は,それぞれこの条例の相当規定によりなされたものとみなす。

 延滞税を含めた消費税を納めるため、港湾管理特別会計の補正予算案を2月定例会に上程することになりますが、議員からどのような質疑があるか注目です。

 定例会前の全員協議会などで執行部から説明があり、質疑の機会もあると思いますが、本会議での質問で会議録に記録を残すことも再発防止を含めて大切なことだと思います。

【追記】新型コロナウイルス

 2月10日、広島県が発表した県内の新規感染者数は765人(前日比103減)でした。

 県内3大都市では広島市が223人(69減)、福山市は172人(7減)、呉市は33人(38減)。

 一方、江田島市は5人(2減)➡HP県公表資料)でした。
※2月9日(木)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年2月 9日 (木)

R5年2月1日の江田島市人口

晴れ時々くもり

 江田島市の令和5年2月1日現在の人口は前月比40人減の2万1353人(うち外国人市民741人、3.47%)。

 日本人市民は前月比54人減(社会減10、自然減44人)、外国人市民は前月比14増(転入37、転出23で社会増14、自然増減0)でした。(市HP住民基本台帳➡エクエルPDF

  人口増減 転入 転出 社会増減 出生 死亡 自然増減
日本人 ▲54 48 58  ▲10 6 50 ▲44
外国人   14 37 23   14 0  0   0
全 体 ▲40 85 81     4 6 50 ▲44

 新型コロナウイルス感染症の拡大により、一時、外国人市民が大幅に減少しましたが、入国緩和により再び増加傾向になっています。

 ただ、以前ブログに書きましたが円安基調が続くと、外国人労働力確保が不透明になってくるのではないかと思います。

2022年10月 9日 円安による影響~外国人労働者

 江田島市は外国人市民の割合が広島県内では東広島に次いで2番目に多い自治体(➡参考)であり、令和4年度には「多文化共生推進プラン」を策定することになっています。(予算額360万2千円➡参考

 ただ、江田島市内においては各地域で外国人市民とのかかわりあいに温度差があると思います。

 下の表を見ていただきたいのですが、4町で外国人比率が大きく異なります。沖美町が突出しており、100人に約9人が外国人市民ということになります。

【江田島市】

2023.2.1 人口 前月比 65歳以上人口 高齢化率
日本人 20,612  ▲54 9,594 46.55%
外国人    741    14    16  2.16%
全 体 21,353 ▲40 9,610 45.01%

【4町別】

2023.2.1 江田島町 能美町 沖美町 大柿町
日本人 7,319 4,616 2,610 6,067
外国人   187   178   256   120
全体 7,506 4,794 2,866 6,187
外国人比率 2.49% 3.71% 8.93% 1.94%

【追記】新型コロナウイルス

 2月9日、広島県が発表した県内の新規感染者数は868人(前日比42減)でした。

 県内3大都市では広島市が292人(26減)、福山市は179人(19減)、呉市は71人(27減)。

 一方、江田島市は7人(1減)➡HP県公表資料)でした。
※2月8日(水)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年2月 8日 (水)

オンラインによる『新しい議会様式』

晴れ

 新型コロナウイルス感染症の拡大防止として、テレワークやローテーション勤務、オンライン会議などの『新しい働き方(生活様式)』がこの2~3年ほどで広まってきました。

2020年 8月24日 新しい生活様式~リモートワーク2020
2021年10月30日 新しい生活様式~リモートワーク 2021
2023年 1月25日 自治体のテレワーク導入状況 2022

 地方議会ですが、これまで地方自治法により委員会のオンライン会議は条例改正等により可能であり、本会議は、地方自治法第113条及び第116条第1項における「出席」の概念は、現に議場にいることと解されているため、オンラインによる本会議の運営は現行法上困難とされていました。

地方自治法

113条 普通地方公共団体の議会は、議員の定数の半数以上の議員が出席しなければ、会議を開くことができない。但し、第117条の規定による除斥のため半数に達しないとき、同一の事件につき再度招集してもなお半数に達しないとき、又は招集に応じても出席議員が定数を欠き議長において出席を催告してもなお半数に達しないとき若しくは半数に達してもその後半数に達しなくなったときは、この限りでない。

116条 この法律に特別の定がある場合を除く外、普通地方公共団体の議会の議事は、出席議員の過半数でこれを決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。

②前項の場合においては、議長は、議員として議決に加わる権利を有しない。

 昨日(2/7)の報道によると、今回、総務省が地方議会のオンラインによる出席をめぐって、委員会だけでなく、本会議の一般質問でも可能だとする見解をまとめ、地方自治体に通知しました。(➡NHK

 このたびの総務省の見解では、条例案などの本会議での採決や、採決のための質疑や討論については、従来通り、議員が議場で行う必要があるとした。(オンライン裁決は不可)

 一方で、自治体の課題など幅広いテーマで質問する「一般質問」については、法律に具体的な規定がないため、自治体が規則を定めれば、議場で開かれている本会議にオンラインで出席することも可能だとし、一歩前進しました。

 江田島市議会のオンラインに関することとして、令和2年(2020)7月、出席できない議員から全員協議会のZOOM参加要望が事務局にありました。

 議会運営委員会で諮られましたが、規則が制定されてない(議会全体のコンセンサスがない)、執行部の了解を得ていない、機器の設定もできない等のことから却下されたことがあります。

 その後、令和3年(2021)10月末までの間、オンライン会議についての議論はなされませんでした。

 2021年(令和3)11月からの第6期議会においてオンライン会議について議論されているのか定かではありませんが、タブレットの本会議持ち込みも含めて検討することが大切です。

 尚、第6期議会において、会派のなかでは、会派会議をZOOM(ズーム➡参考)でする動きがありました。

 令和4年(2022)4月1日に結成された尽誠会(➡参考)では、6月定例会をまえに会派会議をZOOMで初めて実施しています。(➡岡野議員Facebook)継続的に行っているかは未確認です。

2022年512オンライン会議の動き@地方議会

参考論文➡地方議会のオンライン化に関する一考察

【参考】
 総務省が令和4年(2022)1月に全都道府県・市区町村の議会に対し委員会のオンライン開催の状況等についてアンケート調査を実施した結果(➡こちら)を簡略したものは下記の通りです。

団体区分 団体数 条例又は会議規則等を改正済 開催した団体
都道府県 47 13 3
指定都市 20 6 2
市区(指定都市を除く) 795 71 18
町村 926 45 12
全団体 1,788 135(7.6%) 35(2.0%)

【追記】新型コロナウイルス

 2月8日、広島県が発表した県内の新規感染者数は1010人(前日比293減)でした。

 県内3大都市では広島市が318人(125減)、福山市は198人(45減)、呉市は98人(11増)。

 一方、江田島市は8人(1減➡HP県公表資料)でした。
※2月7日(火)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年2月 7日 (火)

グランピング施設「ビュッカ」オープン

雨時々くもり

 江田島市が早瀬大橋(大柿町大君)近くの市有地を有限会社伊勢屋コンサルタント(➡HP)に令和4年度4月1日から10年の期間で有償貸付することについては昨年2月にブログで紹介しました。

2022年2月12日 令和4年第2回全員協議会

 市有地にはグランピン施設「BYUCCA glamping-ビュッカ-」(➡HP)がオープンし、インターネット上でも紹介記事を見る機会がありました。(➡こちら

 この施設周辺には、長浜海水浴場(➡こちら)もあり、カヤックやSUPなどのアクティビティーも体験することができます。

【コラム】
長浜海水浴場に牡蠣殻を利用した循環型トイレを設置することでSDGsへの取組にならないだろうか。
2022年 4月 5日 カキ殻利用の循環型トイレ~SDGs

 グランピン施設「BYUCCA glamping-ビュッカ-」からは、倉橋島(呉)と能美島(江田島市)を結ぶ、トラス橋の早瀬大橋を眺めることができ、また、貨物船やカキイカダを運ぶ作業船だけでなく海上自衛隊等の船舶も航行しており、非日常の風景を楽しむこともできます。

 新型コロナにより、マイクロツーリズムの広がりを見せており、Withコロナ下における交流人口増加と地域活性化に貢献していただける施設になることに期待します。

2021年 2 9魅力発信プロジェクト事業が始まる
2022年 8月27日 R4年度魅力発信プロジェクト、優先交渉権者決定

 尚、グランピング施設としては、先行して昨年12月に旧・沖美市民センター(沖美町役場)をリノベーションして活用したサンシャイングランピング江田島(➡HP)がオープンしています。

2022年12月16日 サンシャイングランピング江田島がオープン

【追記】新型コロナウイルス

 2月7日、広島県が発表した県内の新規感染者数は1303人(前日比872増)でした。

 県内3大都市では広島市が443人(301増)、福山市は243人(160増)、呉市は87人(69増)。

 一方、江田島市は9人(6増➡HP県公表資料)でした。
※2月6日(月)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年2月 6日 (月)

コロナ禍による水道基本料金減免

くもり

 先週末、高齢者世帯から令和4年12月~令和5年1月に使用した水道料金が他の期間と比べて安いので教えてほしいという問い合わせがありました。当該世帯の「上下水道ご使用量等のお知らせ」を整理すると以下になります。

使用期間 使用水量 料金早見表➡市HP 請求金額
R4年 8月~R4年 9月 21㎥ 4,977円 同左
R4年10月~R4年11月 23㎥ 5,516円 同左
R4年12月~R5年 1月 22㎥ 5,247円 1,837円

 本日、企業局業務課に確認すると、広報えたじま(令和5年1月号➡こちら)でご案内しているが、令和4年12月~令和5年1月の2か月間のみ基本料金が減免され、メーター使用料・基本水量を超えて加算さえる超過料金のみ請求されるということでした。(私自身、広報えたじま1月号の記事を見ていませんでした。)

51koho-water  広報えたじま令和5年1月号によると、減免措置の理由としては、コロナ禍における物価高騰の影響に対する経済支援ということです。

 市担当者によると、同様の問い合わせが10件近くあったそうです。逆のパターン(料金アップ)だったら、もっと問い合わせがあったかもしれません。

 私自身、情報を見逃していましたが、広報誌だけでは周知は難しいということだろうか。

【追記】新型コロナウイルス

 2月6日、広島県が発表した県内の新規感染者数は431人(前日比363減)でした。

 県内3大都市では広島市が142人(142減)、福山市は83人(67減)、呉市は18人(41減)。

 一方、江田島市は3人(2減)➡HP県公表資料)でした。
※2月5日(日)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年2月 5日 (日)

R4年度第17回日本語クラブ

晴れ

 午前中は高田交流プラザで開催された日本語クラブに行ってきました。フィリピン8(おとな2、未就学児1、小学生3、中学生2)、日本9の参加者でした。

 小学生はボランティアスタッフと算数ドリル、教科書の音読などをしていました。

 中学生ですが、昨夏に日本に来た生徒はボランティアと一緒にタブレットを使った日本語の勉強、もう一人は国語と歴史の問題集などに挑戦していました。

 未就学児もボランティアト一緒にひらがなを練習したり、おえかきを楽しんでいました。おとなはカードを使ってカタナナを学んでいました。

 休憩のあと、スタッフから節分や恵方巻、豆まきを何故するのか、また、「鬼は外、福は内」の意味など日本の風習(文化)を教えてもらいました。

 その後、ボランティアが鬼になって、豆まきをしました。子ども達はとても楽しく豆まきをしていました。そのあとはきれいに掃除をして終了しました。

 


【追記】新型コロナウイルス

 2月5日、広島県が発表した県内の新規感染者数は794人(前日比314減)でした。

 県内3大都市では広島市が284人(104減)、福山市は150人(61減)、呉市は59人(30減)。

 一方、江田島市は5人(2増➡HP県公表資料)でした。
※2月4日(土)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年2月 4日 (土)

立春 2023

晴れ

 今日は2023年(令和5)の立春。暦の上では春の始まりといわれています。朝は車のフロントガラスが凍っていましたが、昼過ぎはなんとなく、暖かい時間を過ごせました。

 午前中は地元漁協で様々なことを教えていただきました。昨日のNHK広島の番組コネクト「広島のカキがピンチ!?」という特集の話題にもなりました。(視聴期間限定➡NHK

 江田島市のカキ養殖業者もクローズアップされ、殻に身が入っていないカキが大量に発生しているという。

 漁協所属の漁師さんからは、この時期からカキの冷凍食品加工が始まるが、カキ自体がないので作業もなく、加工業者及びそこで働く従業員にも影響が出るという。

【参考】広島県HP➡カキの産卵とへい死の関係

 一方、明るい話題としては、『つくり育てる漁業』の成果が表れていることでした。

 行政の支援を受けながら藻場の育成、漁礁づくり、シェルナース(→こちら)などを設置して産卵場所や稚魚が育成しやすい環境づくりや継続的に数種類の稚魚などを放流しています。

2021年10月26日 つくり育てる漁業2021~海の豊かさを守ろう

 今回、シェルナース等を設置した場所の効果調査で撮影した映像を見せていただきました。映像では少し成長したキジハタ(アコウ)やカサゴ、オニオコゼ、メバルなどが周辺で生育していることを確認することができました。

 水温の変化を含め、様々な要因で漁獲高が減り、新型コロナ禍による魚価の変動等、漁業者にとって厳しい状況が続きますが、私たち市民もできる範囲で漁業者を応援していくとが大切です。

【追記】新型コロナウイルス

 2月4日、広島県が発表した県内の新規感染者数は1108人(前日比6減)でした。

 県内3大都市では広島市が388人(29減)、福山市は211人(7減)、呉市は89人(20増)。

 一方、江田島市は3人(±0➡HP県公表資料)でした。
※2月3日(金)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年2月 3日 (金)

鳥獣被害防止計画(第6期)案の意見書

くもりのち晴れ

 先日、江田島市鳥獣被害防止計画(第6期)案についての意見書(➡こちら)を担当課にメールで提出しました。計画期間は令和5年度(2023)~令和7年度(2025)の3年間となっています。

2023年 118江田島市鳥獣被害防止計画(第6期)案の意見募集

 この計画は、鳥獣被害防止施策を総合的かつ効果的に実施するため、国が平成19年(2007)に制定した『鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律』(➡参考)に基づき作成するものです。

【参考】江田島市鳥獣被害防止計画➡第1期第2期第4期第5期

 江田島市がパブリックコメント制度を導入したのは平成24年(2012)。市の基本的な政策を策定過程で広く公表して意見を募集し、提出された意見の概要とそれに対する市の考え方を公表する制度です。(➡市HP手続実施要項

 鳥獣被害防止計画は平成24年度以降、3回(第3期(平成26年度~平成28年度)、第4期(平成29年度~令和元年度)、第5期(令和2年度~令和4年度))計画が策定されましたがパブリックコメント制度を利用していませんでした。

 このたびの第6期計画策定にあたり、初めてパブリックコメント制度による意見募集をしています。

 イノシシ等の被害が拡大するにつれ、鳥獣対策は市民および市にとって深刻な問題になりました。(➡H24年の新聞記事

 また、近年は住宅地にも出没するようになり、多くの市民の身近な問題となったこともパブリックコメント制度を活用して意見募集することになったのではないかと推察します。(➡2019年2月に我が家にも

 尚、イノシシ対策に対する議会の動きですが、被害が出始めたころから、議員による一般質問が定期的になされ、また、常任委員会でも調査項目として取り上げ、先進地を視察したこともあります。

【参考】過去の一般質問
議会だより➡第1号第4・5号第9号第13号第36・37号第52・53号

 近年では被害エリアも拡大し、イノシシ対策の進捗状況の確認も含め、毎年定期的に質問される議員もいらっしゃいます。(参考:岡野議員➡令和元年令和2年令和3年令和4年

 参考までに、江田島市で捕れたイノシシをジビエ食材として提供する個人事業主も現れ、いまでは「ふるさと納税」の返礼品にリストアップされています。(➡ふるさとチョイス新聞記事過去ブログ

【追記】新型コロナウイルス

 2月3日、広島県が発表した県内の新規感染者数は1114人(前日比98減)でした。

 県内3大都市では広島市が417人(47減)、福山市は218人(23減)、呉市は69人(11減)。

 一方、江田島市は3人(9減➡HP県公表資料)でした。
※2月2日(木)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年2月 2日 (木)

住民自治強化への取組@三次市

くもり

2023121miyoshi_jichisososhiki_kyoka  昨日(2/1)の中国新聞から。三次市では市内19の住民自治組織(➡こちら)に支給している補助金・交付金制度を見直す方針を固め、令和5年度(2023)からスタートさせるというもの。

 方針を決定するまでの流れとして、市が設置している行政チェック市民会議(➡こちら)から交付金などの使途を明確化するよう指摘を受け(➡令和3年度提言)、昨年(2022)4月から見直しに着手。

 各組織のヒアリングにより、若手スタッフが雇用できるよう人件費の増額を求める意見などが挙がったことにより見直し案が固まったというもの。

(1)補助金・交付金制度の見直し
 補助金交付の手続きは、これまで事業ごとに補助金申請をする仕組みから、事前に策定された次年度事業計画に基づいて交付することに変更。(使途の透明性や成果の見える化)

(2)人件費の増額
 担い手を確保するために事務局等の人件費を増額する。市が示す新制度の人件費基準額として、事務局長の場合、月額20万円と賞与2ヵ月分(年額280万円)で各種手当や社会保険料が加わる。

 江田島市においては市から補助金・交付金を受ける住民組織として自治会とまちづくり協議会があります。

Jichisoshiki2021  市の見解では、自治会は地域住民が参加することができる地縁団体、まちづくり協議会を持続可能な自治組織として位置付けています。

 江田島市においては、行財政改革のなかで、これまでにも各種補助金等の見直し議論はなされてきました。

2020年1月 3日 2020年の展望~自治会~
2020年1月11日 江田島市の『まちづくり協議会
2020年927自治会の補助金について~令和元年度決算
2021年文書質問➡住民自治組織について

 令和3年2月に策定された江田島市行財政経営計画(➡こちらでは補助制度の見直しとして以下のことが掲げられています。

補助制度の見直し(行財政経営計画P33から抜粋)

■補助金の交付手続や実績に基づく交付額の確定など,適切な制度運用が行われているか点検し,必要な見直しを行います。

■ 補助事業開始時からの状況変化及び目的の達成等により,事業継続の必要性が低下している場合は廃止するなど,抜本的な見直しを行います。

■ 3年ごとに,当初予算編成時に見直しを行うことをルール化します。

 行財政経営計画の進捗については、毎年度開催される行財政改革審議会(➡こちら)で説明がなされ、委員から質問や提案などがなされています。

 令和3年度(2021)行財政改革審議会で補助金等についての質疑がなされています。

2022年4月30日 R3年度江田島市行財政改革審議会について(その2)

 今後、活力ある地域社会を維持するにあたって、住民自治組織の役割は益々重要になってきており、コロナ禍による新しい生活様式やDX推進をどう展開するかも含め、行政がサポートしていくことが大切です。

【追記】新型コロナウイルス

 2月2日、広島県が発表した県内の新規感染者数は1212人(前日比273減)でした。

 県内3大都市では広島市が464人(98減)、福山市は241人(30減)、呉市は80人(21減)。

 一方、江田島市は12人(5増➡HP県公表資料)でした。
※2月1日(火)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年2月 1日 (水)

江田島市、特定家屋の行政代執行に着手

くもり

 昨日(1/31)、江田島市が江田島町切串1丁目にある長期間放置されて倒壊の危険性がある空き家(特定空家参考)を行政代執行により解体に着手したというニュース(期間限定➡RCC)がありました。

行政代執行(➡参考
 行政上の強制執行の一つ。所有者に代わって行政が適正管理に向けた取り組みを実行すること。2015年(平成27)に空き家対策特別措置法の施行によって全国の自治体で可能となる。

Akiya_proceduer  江田島市としては初めての執行になりますが、代執行までの流れは江田島市空家等対策協議会(➡こちら)で配布された資料が参考になります。(協議会資料➡特定空家の認定について判定票

2022年 2 2空き家対策のいま~2022

 全国的に空き家は増加傾向ですが、自治体は空き家の状況に応じてさまざまな権限を行使し、計画的に空き家問題に取り組んでいます。

 特に大きな権限を委譲されている行政代執行では、空き家の所有者に代わって、敷地に放置されたゴミを撤去したり、倒壊しそうな家屋を解体したりすることができます。費用は自治体が立て替え、後日、空き家所有者に請求されることになります。

 今回の解体工事は3月下旬に完了する見込みで、解体費用約370万円。市外に住む複数の相続人に請求する予定ですが回収業務も一苦労ありそうです。

 尚、支払いに応じなければ、所有者の不動産や自動車など財産が差し押さえられ、競売にかけられることになります。

【追記】新型コロナウイルス

 2月1日、広島県が発表した県内の新規感染者数は1485人(前日比502減)でした。

 県内3大都市では広島市が562人(256減)、福山市は271人(96減)、呉市は101人(21減)。

 一方、江田島市は7人(2増➡HP県公表資料)でした。
※1月31日(火)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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