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2023年1月17日 (火)

阪神・淡路大震災 あれから28年

晴れのちくもり

 1995年(平成7年)1月17日の5:46に阪神・淡路大震災が発生してより28年が経ちました。

 当時は15日(日)が成人の日ということで、1月14日~16日の3連休(参考➡カレンダー)を利用して帰省していた私は地震前日16日(月)の夜、新幹線で東京へ帰りました。

 翌日5時50分頃、滋賀県に住んでいた大学同期から『すごい地震があった』という電話がありました。

 地震の多い東京圏に住んでいる自分としてはそれほど気にも留めず出勤しましが、会社では朝から神戸支店や大阪支店と連絡が取れない、という状況でした。

 時間が過ぎていくうちに、テレビなどで神戸市東灘区あたりの火災状況が映し出され、一大事であることが分かってきました。徐々に明らかになる災害の甚大さに驚愕したことを記憶しております。

 前夜に利用した新幹線も復旧まで相当の時間がかかりました。(➡参考)地震関連死も含め、最終的な犠牲者は6434人ということでした。

 あれから28年が経ち、震災後に生まれた世代も多くなりました。犠牲となられた方のご冥福を祈るとともに、災害の恐ろしさや防災の大切さを忘れないように後世に語り継ぐことが大切です。(➡NHK

 余談になりますが、地震による影響の一つに物流の変化がありました。貿易港として日本を支えていた神戸港が甚大な被害にあい、西日本を中心に地方港を利用した釜山経由の輸送ルートが確立しました。

 神戸港の復旧は約2年かかり、1997年(平成9519日に神戸港復興宣言がなされました。その間に、急激な円高や日韓航路(日本の地方港とプサン港)の地方拡大によって神戸港の地盤沈下(利用数の低下)が進みました。

 その後も官民挙げて地方港利用促進が進み、今では韓国のみならず中国・台湾、タイやベトナムなどの東南アジアの港と全国の地方港を結ぶ定期航路が開設されています。

 広島市の出島地区にある広島港国際コンテナターミナル(➡こちら航路就航状況)もその一例です。

【追記】新型コロナウイルス

 1月17日、広島県内の新規感染者数は4458人(前日比2865増)でした。

 県内3大都市では広島市が1841人(1223増)、福山市は951人(640増)、呉市は288人(211増)。

 一方、江田島市は29人(23増➡HP県公表資料)でした。
※1月16日(月)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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