技能実習生同士の悲しい事件
晴れ
昨日、能美町高田の水産会社で働くベトナム国籍の技能実習生が同僚の中国籍の実習生を包丁で複数回刺した痛ましい事件が発生しました。
切り付けられた男性はドクターヘリで搬送されましたが命に別状はないということでほっとしています。(➡NHK)
10年前になりますが、2013年(H25)3月14日、江田島市ではカキ養殖加工会社(切串地区)で、実習生による殺傷事件が発生しました。
この事件の背景には「孤立」(➡新聞記事)という問題が浮かび上がり、その後、官民の協力でスポーツ大会などの開催も始めました。
2013年 4月15日 外国人支援への道
2017年 1月24日 外国人実習生、広島県で1万人
2017年 1月28日 技能実習生の国籍に変化
2017年 3月15日 外国人技能実習生による事件から4年
2018年 1月 8日 外国人市民に寄り添うまちづくり
2018年 6月25日 国、外国人就労拡大へ舵を切る
このたびの事件の原因(背景)については今後明らかになってくると思いますが、国籍が異なり、「言葉の壁」があったのか、日ごろのコミュニケーションがどうであったのか。
受入企業だけでなく行政・地域も含め、外国人市民の出身国の歴史や慣習も学ぶ必要があるのではないだろうか。
参考:日本貿易振興機構(ジェトロ)・アジア経済研究所➡中越関係小史
人口の約3%を占める外国人市民の国籍も多様であり、多文化共生社会を構築するにあたり、再発防止策として何があるのか考えていなければならない。
【追記】新型コロナウイルス
1月11日、広島県内の新規感染者数は7181人(前日比4466増)でした。
県内3大都市では広島市が3038人(1765増)、福山市は1311人(862増)、呉市は513人(319増)。
一方、江田島市は38人(12増➡HP、県公表資料)でした。
※1月10日(火)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。
一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。
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