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2022年12月11日 (日)

江田島市、基金運用に社会貢献債

晴れのちくもり一時雨

 江田島市では基金の 運用にあたり、安全性・安全性・確実性・流動性の確保を最優先に、最も効率的な運用を行うため、長期運用が可能な(基金の)一部の資金で債券を購入しています。

参考➡地方自治体の基金はなぜ積み上がるのか

 このたび市HPで西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本)が発行する社会貢献債ソーシャルボンド)への投資を表明したことが公開されました。(➡こちら

社会貢献債(ソーシャルボンド)
 調達された資金が基礎インフラ開発や社会サービスへのアクセス改善等、社会的課題の解決を目的とした分野への投融資に利用されることを前提として発行される債券。

 NEXCO西日本のHP(➡こちら)をみると、調達した資金により社会基盤である高速道路の新設・改築等を行うとともに、加速化する道路の老朽化、激甚化・頻発化する自然災害、逆走防止などの安全・安心対策といった課題に取り組んでおり、こうした事業はSDGs持続可能な開発目標)の達成に貢献し、社会的な効果をもたらすととしています。

 市HPでは、社会貢献債を購入する財源として、江田島市が保有するどの基金からいくら拠出されているのか説明がないのが気になります。

 尚、平成26年(72014)12月1日(訓令第30号)江田島市公金管理及び運用基準をご参照ください。(➡こちら)もし、これまで改訂していないのであれば、他の自治体と比べたら少し緩い感じがします。(例➡墨田区平戸市

 因みに基金運用を通じたSDGsの推進(ESG投資)を進める長野県(➡こちら)では、購入基金、購入額、購入日、購入債権の概要などを公表しています。(長野県庁HP➡総務部総務部・農林部県民文化部

 江田島市が保有する基金を有効に運用するきっかけとなったのは、2014年(平成26)の9月定例会で酒永光志議員が一般質問してからのことです。

 4町合併後の江田島市で総務課長、総務部長を歴任した酒永氏の一般質問(➡会議録抜粋)に端を発し、総務常任委員会等でも取り上げられ、有名無実化していた公金管理協議会が機能しはじめ、現在に至っています。

2014年 910平成269月定例会(第1日)
2014年 927公金管理協議会の早期開催を
2014年12 9H2612月定例会 一般質問要約
2015年 416基金運用の改善

【追記】新型コロナウイルス

 12月11日、広島県内の新規感染者数は3357人(前日比812減)でした。

 県内3大都市では広島市が1319人(398減)、福山市は760人(18減)、呉市は267人(44減)。

 一方、江田島市は20人(7減➡HP県公表資料)でした。
※12月10日(土)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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