クリーンオーシャンプロジェクト2050
くもり
北海道の企業、エレコム社を中心とした取組として掲げるクリーンオーシャンプロジェクト2050というのがあります。(➡こちら)
このプロジェクトは、一言でいうと『2つの発生元で海ごみゼロへ』。
2つの発生元とは ① 日本の沿岸に漂着する海洋ごみの約80%にのぼる漂着ごみ(下流) ② 日本の廃プラごみの約半分に相当するといわれる企業から発生する企業プラ(上流) |
このプロジェクトに賛同する企業・団体の技術や製品、サービスを通して、プラスチックの海洋流出防止・マイクロプラスチック化を抑制に取り組んでいく試みです。
エレコム社の企業活動では、江田島市とも少なからず繋がっています。平成23年度(2011)に導入した大型発泡スチロールを細かく砕く減容機は同社が納入しています。(➡2011.7.6、新聞記事)
2020年8月 4日 R2年8月文教厚生常任委員会
また、平成31年(令和1年)には、養殖用かき筏等の使用済み発泡スチロール製フロートをペレット化し、有害物質の発生を抑えた樹脂ペレットボイラーの燃料として流通させるサーマルリサイクルサービスモデルの事業化が『新連携計画』(異分野連携新事業分野開拓計画)に認定されています。(➡こちら)江田島市漁業振興協議会も事業化支援に名を連ねています。(➡参考)
一方で、広島県においても、令和3年(2021)にGREEN SEA 瀬戸内ひろしま・プラットフォーム(GSHIP)が設立され、団体、事業者、行政等が相互に連携・協働しながら、2050年(令和32年)までに新たに瀬戸内海に流出するプラスチックごみの量をゼロにするために必要な取組を展開しています。
2021年10月29日 海洋プラスチックごみへの取組2021~広島県
2022年10月30日 2022年10月ビーチクリーン活動@長瀬海岸~GSHIP
江田島市においても団体、個人など様々な形で漂着ごみ問題ではビーチクリーン活動などに取り組んでおり、少しづつですが広がりを見せています。
【追記】新型コロナウイルス
12月22日、広島県内の新規感染者数は5335人(前日比505減)でした。
県内3大都市では広島市が2239人(178減)、福山市は1106人(112減)、呉市は338人(126減)。
一方、江田島市は29人(16減➡HP、県公表資料)で、12月累計は463人になりました。
※12月21日(水)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。
一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。
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