安芸太田町の試み~町内電子マネー
晴れ
11月29日の日経新聞に安芸太田町が町内での買い物やタクシー利用に使える電子マネー機能付きカード(morica もりか)を全住民に配布し、12月1日から運用開始する記事が掲載されていました。(➡記事PDF)
※安芸太田町のホームページ➡こちら)
配布にあたっては1人7000円分のマネーを付与しており、カードの裏面にはQRコードが印刷され、利用者とサーバー上のデータを紐づけることで、町政のDX(デジタルトランスフォーメーション)化の基盤として活用するという。
集めたデータを政策決定に活用する手法として、町内の消費動向やタクシーのGPSを使った町民の移動データを把握することで、経済対策やコミュニティーバス等のルート設定など公共交通政策にも生かすという。
令和5年度(2023)以降は、「医療・福祉」や「防災・減災」等の各行政施策にも順次活用していくこととしており、これらのDXの積極的な活用を通じて、中山間地域における課題の克服を目指す。
広島県内では、庄原市(➡こちら)が同様の取り組みをしており、今後どのように展開されていくか注視したい。江田島市も2つの市町の事例を参考に『市民益向上』を図ってほしい。
2022年 3月 1日 自治体、キャッシュレス決済の広がり
2022年 6月 1日 地域通貨、デジタル化により再注目される
2022年 6月 3日 広島広域都市圏のポイントアプリ
【追記】新型コロナウイルス
12月13日、広島県内の新規感染者数は5516人(前日比3536増)で8月31日発表分以来の5000人台となりました。
県内3大都市では広島市が9月1日以来の2000人を超え2297人(1518増)、福山市は8月25日以来の1000人を超え1153人(707増)、呉市は395人(301増)。
一方、江田島市は34人(26増➡HP、県公表資料)でした。
※12月12日(月)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。
一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。
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