インフルエンザと新型コロナ感染症の同時流行の懸念
晴れ
東京都が11月4日に開いた新型コロナウイルスのモニタリング(監視)会議では、新規感染者の週平均が前週から3割増となったことを明らかにしましたが、専門家は「感染の第8波に至るぎりぎりのところだ」とし、「急激な感染者の増加に注意する必要がある」と懸念を示しました。(➡読売新聞、参考記事)
左は江田島市の2020年(令和4)1月から11月6日までの一日当たりの新規感染者数を現したグラフです。年始からの第6波、7月からの第7波の様子が分かります。10月下旬から再び増加傾向にあります。
広島県全体で見ても10月24日(月)の週から新型コロナウイルス感染症の新規確認が増えてきており、広島県の新規感染者数も2000人を超える日が4日ありました。
発表日 | 11月1日(火) | 11月3日(木) | 11月5日(土) | 11月6日(日) |
広島県 | 2076人 | 2083人 | 2529人 | 2034人 |
広島市 | 841人 | 873人 | 968人 | 832人 |
呉市 | 139人 | 124人 | 179人 | 129人 |
江田島市 | 26人 | 15人 | 11人 | 7人 |
一方、今シーズンは、過去2年間流行がなかったインフルエンザが、新型コロナウイルス感染症と同時に流行することが懸念されており、積極的な感染対策が必要となっています。
江田島市もホームページ等で注意喚起をしています。(➡こちら)インフルエンザワクチン予防接種により、発症をある程度抑える効果や、重症化を予防する効果があり、特に高齢者や基礎疾患のある方など、罹患すると重症化する可能性が高い方には効果があることが確認されていることを案内しています。
【追記】新型コロナウイルス
11月7日、広島県内の新規感染者数は1053人(前日比981減)でした。
県内3大都市では広島市が406人(426減)、福山市は184人(173減)、呉市は52人(77減)。
一方、江田島市は1人(6減➡HP、県公表資料)でした。
※11月6日(日)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。
一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。
※政府分科会は7月11日に「感染拡大の第7波に入った」という認識を示しました。(参考➡NHK)増加の要因としては、オミクロン株の新系統「BA・5」への置き換わりや、ワクチン接種からの時間経過が挙げられています。
| 固定リンク
「新型コロナウィルス感染症関連」カテゴリの記事
- 新型コロナウイルス、「5類」へ移行(2023.05.08)
- 新型コロナウイルス感染症 2023GW(2023.05.06)
- 新型コロナ、5月連休明けに5類へ(2023.03.06)
- お寺からお朝事をネット配信@光源寺(2023.03.04)
- コロナ禍による水道基本料金減免(2023.02.06)
コメント