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2022年11月23日 (水)

第2回『えたじま日本語クラブ2022』ボランティア養成講座

雨のちくもり

 昨夜から降り始めた雨も午後にはやみました。今日は『勤労感謝の日』。一方で、『カキの日』(➡こちら)であることを初めて知りました。

 午前中は三高会館で開催されたボランティア養成講座に参加しました。5月に続いての2回目の講座です。市担当部局の皆さんも含め12人の参加者でした。(➡Facebook

2022年 529民泊家庭向けSUP体験と日本語ボランティア養成講座

 まず初めに人権推進課から『江田島市在住外国人の現状』について説明を受けました。令和4年10月31日現在、698人の外国人市民がいます。

 そのうち認定こども園(12人)、小学校(13人)、中学校(6人)、高校(7人)に通う児童生徒が38人いるそうです。いま、月に2回の日本語クラブを4カ所で開催していますが、高田地区では未就学児から高校生が参加しています。

 江田島市内に在住の外国人市民の子どものうち、不就学者がいるかどうかわかりませんが、実態調査をすることも必要です。(➡参考

(参考)
文部科学省➡外国人の子等の就学に関する手続について
文化庁➡日本語教育の推進に関する法律について
2019年10月15日 外国籍の子どもの教育など

  定住・永住者等 家族滞在 技術・人文知識・国際業務 技能実習1号 技能実習2号 技能実習3号 特定技能1号 特定活動 その他 合計
ベトナム   4  4  97  71 27  60 14   277
フィリピン 152 1  4   1       1     159
インドネシア        26  23 14  32  6   101
中国   8      14  16 16  17  6    77
その他  39    5   6   1 11   19 4  84
合計 198 5 13 144 111 68 110 45 4 698

 第2部は外部講師として県立広島大学の中石ゆう子先生をお招きして、『外国につながる子どもたちの支援について考えよう』という内容の研修でした。主なポイントとしては2つありました。

1. 教科によって指導のポイントに違いはあるのか。
2. 子どもの言語習得の特徴から注意すべきところは何か。

 国語と算数を例に、子どもたちの学習支援についてみんなで考える時間を頂きました。今年度、江田島市では多文化共生推進プランを策定することになっています。

 江田島市の重要な産業である水産業を筆頭に造船、解体業、農業に従事している外国人市民の人口増減はありますが、これからも江田島市民として地域にいます。地域の活性化にとっても大切なみなさんです。

 お互いの文化を理解しながら、恵み多き宝の島、えたじまを盛り上げていくことが求められます。

2022年10 6多文化共生推進プランの策定 2022

【追記】新型コロナウイルス

 11月23日、広島県内の新規感染者数は3664人(前日比264減)でした。

 県内3大都市では広島市が1651人(56減)、福山市は565人(47減)、呉市は173人(54減)。

 一方、江田島市は20人(14減➡HP県公表資料)で11月は335人となりました。
※11月22日(火)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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