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2022年9月 7日 (水)

R4年9月定例会の予定

晴れ

 明日(9/8)から令和4年第4回定例会(9月定例会)が開催されます。(市HP➡こちら)9月定例会では9名の議員が一般質問をする予定です。

 お時間が許される方はインターネット中継(➡ライブ中継)をご覧ください。また、ライブ中継で視聴できなくても、会議終了の5日後(土日祝を除く)には録画中継をご覧になれます。(➡録画中継

■第1日 9月8日(木)10:00~(日程➡PDF議会録画中継

 初日は6名が一般質問をする予定です。質問項目は以下の通り(敬称略)。

 観光、物価高についてはそれぞれ2名が一部重複するものもありますが、各議員の視点を比較するのも良い機会です。

2020年1230R212月定例会 観光振興について(質疑応答)

番号 質問者 質 問 事 項
1 岡野数正 新型コロナウイルス感染症対応や物価高について
人口減少抑制策について
2 古居俊彦 江田島市の観光事業について
3 美濃英俊 今後の江田島市観光について
4 宮下成美 食材費高騰における学校給食への影響について
5 上本雄一郎 市民の安心安全を守る消防力の確保について
6 筧本 語 障がい者への支援及び施設の状況の改善について

 ■第2日 9月9日(金)10:00~(日程➡PDF議会録画中継

 初日に続き3名の議員が一般質問されます。質問項目は以下の通り。

番号 質問者 質 問 事 項
7 平川博之 公共施設及び避難所施設の利用促進について
児童支援事業について
8 長坂実子 移住定住促進の魅力化について
江田島市の定住や縁づくりを進めるための文化的な魅力づくりについて
9 平本美幸 江田島市の災害発生時の危機管理体制について

 一般質問終了後、報告4件、同意1件、議案23件が上程されます。

番 号 案 件 名
報告第13号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額の決定について)
報告第14号 専決処分の報告について(大柿市民センター新築工事(建築)請負契約の変更について)
報告第15号 令和3年度江田島市一般会計予算の継続費精算に関する報告について
報告第16号 令和3年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率に関する報告について
同意第3号 監査委員の選任につき同意を求めることについて(➡録画中継
議案第37号 江田島市農地中間管理機構関連農地整備事業に係る特別徴収金に関する条例案について(➡録画中継
議案第38号 江田島市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例案について(➡録画中継
議案第39号 江田島市議会議員及び江田島市長の選挙における選挙運動費用の公費負担に関する条例の一部を改正する条例案について(➡録画中継
議案第40号 (仮称)飛渡瀬交流プラザ新築工事(建築)請負契約の締結について(➡録画中継
議案第41号 広島県水道広域連合企業団の設立に係る協議について
議案第42号 令和4年度江田島市一般会計補正予算(第2号)
議案第43号 令和4年度江田島市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
議案第44号 令和4年度江田島市介護保険(保険事業勘定)特別会計補正予算(第1号)
議案第45号 令和4年度江田島市宿泊施設事業特別会計補正予算(第1号)
議案第46号 令和4年度江田島市水道事業会計補正予算(第1号)
議案第47号 令和4年度江田島市下水道事業会計補正予算(第1号)
議案第48号 令和3年度江田島市一般会計歳入歳出決算の認定について
議案第49号 令和3年度江田島市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
議案第50号 令和3年度江田島市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について
議案第51号 令和3年度江田島市介護保険(保険事業勘定)特別会計歳入歳出決算の認定について
議案第52号 令和3年度江田島市介護保険(介護サービス事業勘定)特別会計歳入歳出決算の認定について
議案第53号 令和3年度江田島市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について
議案第54号 令和3年度江田島市港湾管理特別会計歳入歳出決算の認定について
議案第55号 令和3年度江田島市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について
議案第56号 令和3年度江田島市宿泊施設事業特別会計歳入歳出決算の認定について
議案第57号 令和3年度江田島市交通船事業特別会計歳入歳出決算の認定について
議案第58号 令和3年度江田島市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について
議案第59号 令和3年度江田島市下水道事業会計決算の認定について

 議案48号から議案59号までの令和3年度の12会計決算の認定は、議会選出の監査委員(浜西金満議員)を除く15名の議員で構成する決算審査特別委員会を設置することになります。(➡録画中継

 各常任委員会(総務文教、産業厚生)の所管事項別に各分科会へ分割付託し、閉会中の継続審査を経て、臨時議会で報告及び決算認定の議決がなされます。

 監査委員(➡参考)である議員が決算審査特別委員会から外れるのは、自分が監査したものを自分が審査するのはおかしいという理屈です。

 監査委員は、市長より提出のあった各種書類等の計数が正確かどうか、予算の執行や基金の運用が適正かつ効率的に行われているかを主眼として、決算・基金運用状況の審査します。

 ゆえに、監査委員(2人)の監査を経た決算書を監査委員である議員が決算を審査するのは相いれない。

 尚、議会から監査人を選出しない議会もあります。(➡嬉野市議会

地方自治法 第196条第1項
監査委員は、普通地方公共団体の長が、議会の同意を得て、人格が高潔で、普通地方公共団体の財務管理、事業の経営管理その他行政運営に関し優れた識見を有する者(議員である者を除く。以下この款において「識見を有する者」という。)及び議員のうちから、これを選任する。ただし、条例で議員のうちから監査委員を選任しないことができる

 因みに、江田島市議会では、これまで決算の認定を否決(決算不認定)されたことはありません。仮に否決になっても、既に行った事業には影響はありません。(すでにお金は使われている。)

 ただし、地方自治法第233条第7項の規定により、決算不認定を踏まえて必要な措置を講じたときは、速やかにその内容を議会に報告するとともに公表することが市長に義務付けられています。(➡参考文献)また、不認定を踏まえ、翌年度予算編成にも大きな影響があります。

 そういった意味で、決算不認定は、決算審査特別委員会の個別意見(付帯決議に近い)よりも重たい議会側の意思表示と言えます。

 ※江田島市の予算編成においては、決算審査特別委員会の委員長報告書にある個別意見も反映することが編成方針にあります。(参考➡令和2年度予算編成方針について

地方自治法
決算
第233条 会計管理者は、毎会計年度、政令で定めるところにより、決算を調製し、出納の閉鎖後三箇月以内に、証書類その他政令で定める書類と併せて、普通地方公共団体の長に提出しなければならない。
 普通地方公共団体の長は、決算及び前項の書類を監査委員の審査に付さなければならない。
 普通地方公共団体の長は、前項の規定により監査委員の審査に付した決算を監査委員の意見を付けて次の通常予算を議する会議までに議会の認定に付さなければならない。
 前項の規定による意見の決定は、監査委員の合議によるものとする。
 普通地方公共団体の長は、第三項の規定により決算を議会の認定に付するに当たつては、当該決算に係る会計年度における主要な施策の成果を説明する書類その他政令で定める書類を併せて提出しなければならない。
 普通地方公共団体の長は、第三項の規定により議会の認定に付した決算の要領を住民に公表しなければならない。
 普通地方公共団体の長は、第三項の規定による決算の認定に関する議案が否決された場合において、当該議決を踏まえて必要と認める措置を講じたときは、速やかに、当該措置の内容を議会に報告するとともに、これを公表しなければならない。

【追記】新型コロナウイルス

 9月7日、マスコミが報道する広島県内の新規感染者数は3615人(前日比1530増)でした。(48日連続の2000人越え)

 県内3大都市では広島市が1592人(797増)、福山市は625人(166増)、呉市は366人(251増)。

 一方、江田島市は14人(8減➡市HP県公表資料 )でした。9月は101人で累計感染者数は2112人。
※9月6日(火)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

※政府分科会は711日に「感染拡大の第7波に入った」という認識を示しました。(参考➡NHK)増加の要因としては、オミクロン株の新系統「BA5」への置き換わりや、ワクチン接種からの時間経過が挙げられています。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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