令和3年度決算審査特委はじまる
晴れ
台風一過の連休明けは青空と爽やかな秋風の一日でした。
今日から令和3年度決算の決算審査特別委員会がスタートしている。(➡委員会日程)Facebookしている議員の皆さんからの情報発信(22時43分現在)がないので推定で記事を書きます。
決算審査では、監査委員(2人)が、市長および公営企業管理者から提出された一般会計、特別会計および公営企業会計の決算書等の計数が正確であるか、あるいは予算の執行または各事業の経営等が適正かつ効果的に行われているかなどを審査します。
監査委員によるこれまでの決算審査の結果は、市HPで公開されています(➡こちら)。ただし、議会の認定後に掲載しているようで、本来は意見書が提出されたら直ちに掲載すべきと考えます。
議会の認定を受けないと掲載できない、ということであるならば間違いだと思います。仮に議会が不認定したとしても決算としては有効だからです。
因みに、大阪府枚方市の監査委員事務局ホームページは報告書提出日の翌日である9月1日に掲載しています。(➡こちら)
監査委員が審査した決算及び意見書をもとに、江田島市が議会に決算の認定を求めるもので、議会は決算審査特別委員会に付託し、決算の審査を行います。
決算審査特別委員会では、各常任委員会(総務文教、産業厚生)の所管事項別に各分科会(総務文教、産業厚生)へ分割付託し、閉会中の継続審査を経て、決算審査特委の委員長が認定の是非及びその理由を取り纏めます(委員長報告書)。
委員長報告書がまとまった段階で、臨時議会を招集し、本会議場で決算認定についての委員長報告がなされ、これについて決算認定を認めるか否かの議会の議決がなされます。
因みに、江田島市議会では、これまで決算の認定を否決(決算不認定)されたことはありません。仮に否決になっても、既に行った事業には影響はありません。(すでにお金は使われている。)
ただし、地方自治法第233条第7項の規定により、決算不認定を踏まえて必要な措置を講じたときは、速やかにその内容を議会に報告するとともに公表することが市長に義務付けられています。(➡参考文献)また、不認定を踏まえ、翌年度予算編成にも大きな影響があります。
そういった意味で、決算不認定は、決算審査特別委員会の個別意見(付帯決議に近い)よりも重たい議会側の意思表示と言えます。
※江田島市の予算編成においては、決算審査特別委員会の委員長報告書にある個別意見も反映することが編成方針にあります。(参考➡令和2年度予算編成方針について)
【追記】新型コロナウイルス
9月20日、マスコミが報道する広島県内の新規感染者数は897人(前日比537減)でした。1000人を下回るのは7月19日発表分以来です。
県内3大都市では広島市が368人(337減)、福山市は210人(43増)、呉市は50人(69減)。
一方、江田島市は5人(5減➡市HP、県公表資料 )でした。9月は310人で累計感染者数は2321人。
※9月19日(月・祝)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。
一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。
※政府分科会は7月11日に「感染拡大の第7波に入った」という認識を示しました。(参考➡NHK)増加の要因としては、オミクロン株の新系統「BA・5」への置き換わりや、ワクチン接種からの時間経過が挙げられています。
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