農業に期待~レモンとトマト
くもりのち晴れ
今年度(令和4年(2022))、江田島市の新規事業として基盤整備促進事業が予定されており、沖美町沖地区で農地集約を実施し、レモン園地の整備を目指しています。
農地中間管理機構が借り受ける土地において、農地所有者の費用負担によらず、広島県が基盤整備を実施するというもの。(江田島市は負担金がある)
2022年3月 5日 R4年度当初予算(案)概要、公開される(その2)
江田島市では平成28年度(2016)分以降の農業委員会議事録を公開しています。(➡市HP)
令和3年度第4回江田島市農業委員会(令和3年7月27日開催)の議事録(➡こちら)を見ると『レモン栽培における企業誘致』の概要が見えてきます。株式会社Aが沖美町沖地区の約6.7haでレモン栽培をするというもの。
令和3年(2021)7月時点のスケジュールでは、令和4年6月ごろ、地権者(複数)と(一財)広島県森林整備・農業振興財団 農地中間管理機構との農用地利用集積計画を策定し、農地中間管理権を取得します。
令和4年11月には農地を換地・造成するために農地中間管理機構関連農地整備事業(参考➡国の事業概要、実施要項)の採択申請をして、令和5(2023)年4月ごろから6月に採択を見込んでいる。令和5年12月ごろに農地地造成に着手する予定という。
農地造成完了後の令和6(2024)年10月ごろ、農地利用配分計画によって、農地中間管理機構からA社に賃借権(25年間)を設定することで営農開始するというスケジュールになっています。
尚、A社については、本社が静岡県にある法人で、広島県では安芸高田市で6ha~7haの農地でレタスを栽培していると農業委員会で説明がなされています。(この情報で凡そ分かるのですが、議事録にヒントがでています。)
一方、令和2年度第11回江田島市農業委員会(令和3年2月25日開催)の議事録(➡こちら)を見ると江田島市内でトマト栽培をしている有限会社Bが特別養護老人ホーム江能の隣の農地約2haで新たにトマトを生産する意向があることも分かりました。こちらも農地中間管理機構の案件です。
会議時点では、令和3年度中に農地中間管理機構への貸し借りを終わらせ、国の採択が進めば令和4年度からの工事開始というスケジュールですが、現在どのような動きなのか気になるところです。
農業分野における新たな企業誘致や既存企業の農場拡張という明るいニュースであり、1次産品の6次産業化による江田島ブランドの確立及び雇用の創出など地域経済の活性化に期待しましょう。
【追記】新型コロナウイルス
7月12日、マスコミが報道する広島県内の新規感染者数は808人(前日比353増)で5月27日(発表)以来46日ぶりの800人台となりました。県内3大都市では広島市403人(218増)、福山市は146人(61増)、呉市は61人(29増)。
一方、江田島市は3人(3増➡市HP、県公表資料 )でした。
※7月11日(月)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。
一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。
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