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2022年6月17日 (金)

衆院小選挙区の改定案について

晴れ

 昨日(6/16)衆議院議員選挙区画定審議会(区割り審)が岸田首相に対して、衆議院小選挙区選出議員の選挙区改定案の勧告がなされました。(➡総務省HP

 衆議院の小選挙区において、2020年(令和2)国勢調査の結果に定数配分方式「アダムズ方式」を適用して、定数が15都県で「10増10減」となります。これは『1票の格差』の違憲判断の目安となる2倍を下回るための改定案です。

 首相はマスコミに対して秋に想定される臨時国会に勧告を反映した公選法改正案を提出考えを示しました。成立すれば公布後、1か月程度の周知期間を経て新区割りが施行されます。

 改正案では、最小人口の選挙区は鳥取2区(27万3973人)で最大人数の福岡2区(54万7664人)となり、格差は1.999倍と辛うじて2倍を切ることになります。地方の人口減少や都市部への人口流入が続けば、次の改正もすぐに来るのではないだろうか。

2021年 6月27日 2020年国勢調査による衆院小選挙区について
2021年1020衆議院小選挙区について2021

 広島県は7選挙区から6選挙区に1減になります。江田島市は旧・佐伯郡3町(能美、沖美、大柿)が2区、旧安芸郡1町(江田島)が5区でしたが、区割り審の改定案では、江田島市域がすべて新・4区になることが示されました。

【参考】江田島市域を取り巻く小選挙区の変遷

江田島町は中選挙区時代は旧2区で。安芸郡であったこと及び呉市との関係性から現行の第5区

能美町、沖美町、大柿町は中選挙区時代は旧1区。佐伯郡であったこと及び広島市との関係性から現行の第2区。

 広島市は区単位で選挙区が分かれますが、改定案では平成の大合併で同じ自治体で選挙区が分かれていた地域(三原市、尾道市、東広島市、江田島市)が解消されています。 

※新・4区の範囲
呉市、竹原市、東広島市、江田島市、熊野町、大崎上島町

【追記】新型コロナウイルス

 6月17日、マスコミが報道する広島県内の新規感染者数は396人(前日比15増)。県内3大都市では広島市195人(34減)、福山市は39人(1増)、呉市は40人(7増)。

 一方、江田島市は1人(1減→市HP県公表資料 )でした。
※6月16日(木)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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