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2022年5月 3日 (火)

旧秋月小学校跡地、水産加工工場の建設スタート

晴れ

2022428ocean-point  左は4/28の中国新聞から。江田島市が平成23(2011)年10月に策定した未利用財産利活用方針(➡こちら)に基づいて、令和3(2021)年に水産加工品卸会社、オーシャンポイント㈱(福山市松永町)へ旧秋月小学校跡地を売却しました。

 オーシャンポイント(株)が計画通り、2023年(令和5)7月の稼働を目指し、カキ加工工場に着工したという嬉しいニュースです。

旧秋月小学校に関する過去ブログ
2017年 8月13日 遊休施設を雇用の場へ
2017年 8月17日 しごとの場創出事業~旧・秋月小グラウンド
2019年 4月10日 旧・秋月小学校の利活用を求め仕切り直し
2020年10月29日 旧秋月小学校跡地にも明るい兆し2020
2021年 2月11日 旧秋月小学校跡地に水産加工会社の進出決定

 地元を中心に65人の新規雇用を見込んでおり、工場3Fにはイタリアンカフェ(50席)を併設するということで、雇用だけでなく、観光にも寄与する施設になりそうです。

 いまは休止している呉/秋月航路ですが、航路にとっても、工場スタートによって観光ビジネスとしての付加価値が高まる。

2020年1014秋月~呉航路、11月から長期運休へ

SDGsの取組みに期待

 すでに工場の設計は終えていると思いますが、できることなら、循環型トイレを併設してほしいと願っています。

 ブログで何度か取り上げたカキ殻利用の循環型トイレ。議員時代、担当部署も含めて、循環型トイレの有効性(環境、観光、SDGs)について説明していますが、その動きが見えないのは残念です。

2008年 812文教厚生常任委員会視察
2012年1130カキ殻対策を考えよう
2022年 4 5カキ殻利用の循環型トイレ~SDGs

 江田島市の下水道事業計画において、秋月地区は計画区域の対象外となっており、水洗トイレにするには合併浄化槽を設置することになります。

2019年 3 7H31予算委(産業建設分科会)その2

 カキ殻利用循環型トイレのメーカーも福山市に拠点を置く会社(永和国土環境㈱)であり、備後地域の企業による江田島市とのコラボレーションとなれば、『安芸と備後』によるSDGsの取組みとして脚光(マスコミ受け)を浴びるのではないだろうか。

 このことにより、江田島市をもっと広く知ってもらえ、この島に行ってみたいという人々が増え、また、この島の良さを知ってもらい、『口コミ』で新たな来訪者を開拓できるような気がします。

 先日、『ITアイランド構想@姫島村』(➡こちら)や『藻場造成について2022』(➡こちら)について書きましたが、自然豊かな島であり、また、広島湾の中心に位置する『恵み多き、宝の島、えたじま』。

  IT企業の誘致やSDGsにも取り組む、時代の最先端をいっている『輝きの島』として広く世界に知っていただける島になることを願っています。

【追記】新型コロナウイルス

 5月3日、マスコミが報道する広島県内の新規感染者数は740人(前日比103増)。県内3大都市では広島市337(23増)、福山市は157人(27増)、呉市は59人(28増)。

 一方、江田島市は昨日に続いて0人(±0→市HP県公表資料 )でした。
 ※5月2日(月)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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