港の乗降客数の推移 2004~2020
雨
現在、江田島市の海上交通に利用される港は、沖美町の三高港、能美町の中町港、高田港、江田島町の切串港(2桟橋)、小用港と秋月港(現在休止中→こちら)です。
尚、地方港湾の括りでいくと、切串地区、小用地区、秋月地区の3つで小用港、中町地区と高田地区の2つで中田港となります。
国土交通省のHPに港湾統計(港湾取扱貨物量等の現況)があり、平成16年(2004)から令和2年(2020)の17年間の統計資料を見ることができます。(→国交省HP)つまり、江田島市が合併してからの利用者数の推移がわかります。
統計資料のなかで、船舶乗降人員順位表(内国航路、外交航路、合算)があり、全国50位までを掲載しています。
上記の通り、小用港は切串・小用・秋月の3か所を合算したもの、中田港は中町・高田の2か所を合算したものとなっています。
■小用港と中田港の船舶乗降人員(内国航路)
小用(切串・小用・秋月) | 中田(中町・高田) | |||
H16(2004) | 2,109,118 | 7位 | 914,260 | 35位 |
H17(2005) | 2,034,259 | 7位 | 908,594 | 33位 |
H18(2006) | 1,963,995 | 7位 | 897,607 | 33位 |
H19(2007) | 1,698,433 | 14位 | 858,923 | 35位 |
H20(2008) | 1,884,595 | 11位 | 823,404 | 38位 |
H21(2009) | 1,767,676 | 7位 | 722,904 | 36位 |
H22(2010) | 1,745,528 | 7位 | 718,666 | 37位 |
H23(2011) | 1,746,966 | 7位 | 627,448 | 39位 |
H24(2012) | 1,732,636 | 9位 | 616,129 | 42位 |
H25(2013) | 1,600,188 | 10位 | 605,775 | 43位 |
H26(2014) | 1,526,563 | 11位 | 589,343 | 45位 |
H27(2015) | 1,491,128 | 12位 | 558,443 | 48位 |
H28(2016) | 1,450,675 | 13位 | 529,892 | 47位 |
H29(2017) | 1,409,041 | 13位 | 513,181 | 49位 |
H30(2018) | 1,438,967 | 13位 | 514,232 | 48位 |
R 1(2019) | 1,356,183 | 13位 | - | 50位内に入らず |
R 2(2020) | 1,120,663 | 7位 | 353,325 | 46位 |
H16とR2の比較 | ▲988,455 | 減少率46.9% | ▲560,935 | 減少率61.4% |
令和2年~3年と新型コロナウイルス感染症の影響で海上交通の利用者が大幅に減少しています。昨年末からの第6波は未だ収束していませんが、観光需要は徐々に上向きとなっており、乗降客数が増加することに期待したい。
運休中の秋月航路ですが、事業者は呉湾で『艦船めぐり』などの観光サービスを提供(➡観光船)しており、観光客が増加して収益が改善されると秋月航路再開になるのではないかと思われます。(参考➡2020.10.15中国新聞)
【追記】新型コロナウイルス
5月30日、マスコミが報道する広島県内の新規感染者数は416人(前日比203減)。県内3大都市では広島市238人(51減)、福山市は43人(46減)、呉市は17人(21減)。
一方、江田島市は2人(±0→市HP、県公表資料 )でした。
※5月29日(日)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。
一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。
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