議会の情報発信あれこれ
くもり
先日から江田島市のDX推進(➡こちら)について書いています。また、その延長線上としての情報格差(デジタル・ディバイド➡こちら)についても触れました。
今回は『議会の情報発信』について。以前、永平寺町議会(福井県)の情報発信を取り上げました。
2022年 1月16日 議会の情報発信に期待
江田島市議会では議員活動をSNS等で発信する議員が増えました。先日も文教厚生常任委員会が開催されたことをFacebookで公開(➡岡野議員FB)しており、「議会の見える化」として素晴らしい取組みだと思います。
2022年 5月12日 オンライン会議の動き@地方議会
今年に入って議員が委員会や全員協議会で協議・審議している写真をSNSに掲載し、議会の様子を紹介する記事を見受けるようになりました。
キッカケとは・・・
ある議員が自身の議員活動をPRすることを目的として、今年1月だったと思いますが、委員会の最中に撮影された写真をSNSに掲載したことがありました。
委員会中の写真を、独断でSNSに掲載する議員の行動が問題視され、その後、議会でルールを決めたというものです。
それ以降、議会事務局が撮影した写真を手続きに則って、情報発信することが認められ、複数の議員が掲載しています。
一方で、SNS等で情報発信をしない議員が所属する委員会の情報が流れないという『片手落ち』になっていることも事実です。本来は本会議同様、委員会も秘密会でない限りは動画配信(録画含む)することが望ましい。
秘密会 議会の会議は公開が原則ですが、一定の要件のもとに一般住民に公開することを不適当と認めるときに公開しない会議のことをいいます。 議長又は議員3人以上の発議によって、出席議員の3分の2以上の多数で議決された場合、議会の会議を秘密会とすることができます。 秘密会は、議長の指定する者以外の者は退場しなければなりません。また、会議の記録も公表しません。 |
『議会事務局』が委員会や全員協議会の写真を提供しているのであれば、例えば、議会広報特別委員会が議会事務局の協力のもと、協議事項を含めた情報発信をすることも検討してはどうだろうか。
具体的には、全員協議会を例にすると、下記のような執行部から説明のあった協議事項を掲載し、写真(協議風景)を添付してSNSで紹介(PR)する。
執行部(市長等)と議会が市政の何について協議したか、という情報を市民に提供することが『開かれた議会』に繋がる。
令和3(2021)年第3回全員協議会(参考➡ブログ) 【協議事項】 (1)新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した取組について (2)新型コロナウイルスワクチン接種について (3)第8期介護保険事業計画期間(令和3年度~令和5年度)の介護保険料について (4)人権啓発・教育推進プランの改訂について (5)江田島市都市計画マスタープランの目標年次の延伸について (6)その他 |
【追記】新型コロナウイルス
5月20日、マスコミが報道する広島県内の新規感染者数は3日連続の1000人越えで1295人(前日比134減)。県内3大都市では広島市719人(114減)、福山市は180人(14減)、呉市は93人(1増)。
一方、江田島市は2人(7減→市HP、県公表資料 )でした。
※5月19日(木)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。
一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。
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