令和3年度第6回江田島市公共交通協議会
晴れ
今週土日には島の桜も満開でした。
市HPでは、令和3年度第6回公共交通協議会の会議要点録及び資料が公開されています。(➡こちら)
会議要点録➡こちら
瀬戸内シーラインが、指定管理者制度により、市が所有する高速船で中町/宇品航路を運営していますが、指定管理3年目(H30年9月決算)から4年連続赤字となっています。
令和2年10月1日から、減便(平日23往復→20往復、日祝日21往復→18往復)、定期券や回数券値上げ(➡参考)しましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい状況が続いています。
中町宇品航路 公設民営 (平成27年10月~令和3年9月)乗降客数と運賃収入の関係
期間 | 乗降客数 | 前年比 | 運賃収入 | 前年比 |
H27.10~H28.9 | 535,604人 | - | 3億4,223万円 | - |
H28.10~H29.9 | 519,044人 | ▲3.1% | 3億2,839万円 | ▲4.0% |
H29.10~H30.9 | 512,261人 | ▲1.3% | 3億2,403万円 | ▲1.3% |
H30.10~R 1.9 | 486,606人 | ▲5.0% | 3億1,106万円 | ▲4.0% |
R 1.10~R 2.9 | 383,519人 | ▲21.2% | 2億4,886万円 | ▲20.0% |
R 2.10~R 3.9 | 334,099人 | ▲12.8% | 2億2,419万円 | ▲9.9% |
このたびの公共交通協議会では、中町/宇品航路においても、航路の持続性を確保するため、県補助金を活用した支援を検討していくことが示されました。
➡中町/宇品航路に係る指定管理者のモニタリングについて
➡令和4年度江田島市予算について
つまり、三高航路と同じく、広島県および関係市(広島市と江田島市)が経常赤字に対する補助金を交付する枠組みを活用するということになります。
【参考】三高航路の赤字に対する県・江田島市・広島市の補助金推移(→参考資料エクセル)
県と2市 | H27年度 | H28年度 | H29年度 | H30年度 | R1年度 | R2年度 |
補助金 | 2,847万円 | 1,377万円 | 2,600万円 | 2,062万円 | 4,254万円 | 5,551万円 |
【追記】新型コロナウイルス
4月3日、マスコミが報道する広島県内の新規感染者数は1071人(前日比193増)。県内3大都市では広島市512人(192増)、福山市は187人(10減)、呉市47人(8減)。
一方、江田島市は3人(2減→市HP、県公表資料 )でした。
※4月2日(土)の結果です。
一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。
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