藻場造成について 2022
くもり
第2期江田島市水産振興ビジョン(平成29年策定)では、漁場基盤の整備及び機能回復として、地先定着型魚種等の水産資源の維持・増大のため、計画的に藻場・築いそ等の育成場を造成することになっています。
また、江田島市内の11漁協では、オニオコゼ、ヒラメ、クルマエビ等を毎年放流しています。
2021年10月26日 つくり育てる漁業2021~海の豊かさを守ろう
午前中は、地域漁協で藻場造成(➡参考)についての意見交換がありました。
すでに民間事業者が漁協の海域で藻場造成を行っており、災害復旧から出てくる堆積土砂なども利用しながら実施しています。(参考:呉市HP➡平成30年8月国土交通省資料)
藻場ができ、『がらも』が育成して『海の森』となり、魚が産卵する場所として定着すれば、将来的に水産資源の向上(魚が増える)という循環に繋がるのではないだろうか。
一方、藻場造成は、環境問題におけるカーボンニュートラルという視点からも大切なこと。
漁業を営むにもCO2の排出(船の燃料、漁具も石油化学製品)があり、地域漁協が藻場造成をすることで、CO2削減といえるのではないか。(➡参考)
以前、『ブルーカーボン』に関するブログ記事を書きました。ブルーカーボンとは、海洋生物の作用によって、大気中から海中へ吸収された二酸化炭素由来の炭素のこと。
炭素は英語でCarbon(カーボン)であり、二酸化炭素CO2とは、Cが炭素、Oが酸素。
いま、様々な経済活動でCO2削減に向けて取組が始まっており、持続可能な開発目標に向かって世界が動いています。
2021年11月19日 ブルーカーボンを活用した排出権取引2021
【追記】新型コロナウイルス
4月23日、マスコミが報道する広島県内の新規感染者数は979人(前日比4減)。県内3大都市では広島市475人(15増)、福山市は205人(7増)、呉市は53人(20減)。
一方、江田島市は1人(2減→市HP、県公表資料 )でした。
※4月22日(金)の結果です。
一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。
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