R4年度当初予算(案)概要、公開される(その3)
晴れ
昨日の黄砂も消え、とても気持ちいい朝を迎えました。昨日に続いて、令和4年度予算案のうち、新規事業を2件ご紹介です。
※令和4年度当初予算案の概要➡こちら
デジタルチャレンジ事業(248万円) 予算編成方針(→参考)にもありましたが、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進を事業化です。
江田島市が提供する様々な行政サービスにDXを取り入れることで、市民の利便性向上を加速化するとともに、業務の効率化により人的資源を行政サービスの更なる向上に繋げるねらいがあります。
2021年10月21日 DX~デジタル・トランスフォーメーション
事業内容は3点
CIO補佐官の登用 | 情報通信技術関連施策やデジタル分野に関する施策等について、支援・助言を行う人材を雇用する。(予算額は人件費) |
江田島市DX推進本部(全庁的組織)の設置【非予算】 | DXの推進に向けて全庁的な組織を設置し、取り組む。 |
江田島市デジタル・ビジョン(仮称)の策定 | 情報施策の指針となるデジタル・ビジョンを策定する。 |
CIOとは、 Chief Information Officerの略で、一般的には「情報統括役員」と訳されます。ほかにも「情報システム担当役員」や「最高情報責任者」などと訳されることもあるようですが、江田島市のCIOは誰なのか気になります。
江田島市DX推進本部(全庁組織)を設置することになっており、本部長がCIOということなのだろうか。
また、CIO補佐官を新たに雇用するということだが、どこからどのような人材を登用するのか、予算審査特別委員会でどのような議論がなされたのか知りたいところです。
江田島市デジタル・ビジョン(仮称)の策定とあり、所管の総務文教委員会もこのことについて、調査研究する必要があると考えます。
旧ユウホウ紡績工場跡地土地等整理業務(2000万円) 昨年、江田島市はリベラ㈱から旧ユウホウ紡績工場跡地他(5万3,122㎡)の寄付を受けました。
2021年 6月 6日 ユウホウ跡地、民間企業から寄付
令和4年度には、企業誘致活動を促進するため、基本的な土地などの整理業務を行うことが予算化されました。今後のスケジュールは以下の通りですが、新たな企業誘致に繋がるためのマーケットリサーチも重要です。
令和4年度 | 土地整理・公募要綱作成 |
令和5年度 | 公募・運用開始 |
【追記】新型コロナウイルス
3月6日、マスコミが報道する広島県内の新規感染者数は680人(前日比66減)。県内3大都市では広島市348人(26増)、福山市114人(9増)、呉市46人(18増)。
一方、江田島市では2月20日以来の0人(5減、→市HP)でした。
※3月5日(土)の結果です。
一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。
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