PASPY廃止決定に伴う影響
晴れ
すでにマスメディアで報道されている通り、PASPY運営協議会(→現在の利用可能事業者、参考)が、2025年(令和7)3月までにカード型IC乗車券PASPY(パスピー)を廃止することを決定しました。(→参考HP、広島電鉄HP)
このたびの廃止方針を受けて、広島電鉄は交通系ICカードを廃止し、QRコードを基本とした新システムの導入を検討しています。(→こちら)
一方、新交通システム「アストラムライン」(→広島高速交通HP)はJR西日本の交通系ICカード「ICOCA」を利用する方針を打ち出しました。(→こちら)
江田島バスでは令和2年(2020)1月31日から全線で導入(→江田島バスHP、R2年広報えたじま2月号、参考資料)さていますが、PASPY廃止後のキャッシュレス決済システムにどう対応するか気になるところです。
左は平成31年度(令和1)当初予算案概要から抜粋したものです。PASPY導入時に市として補助金を交付しています。
現在策定中の「江田島市地域交通計画」では、公共交通の利用環境の整備として、「キャッシュレスに対応した決済サービスの推進・継続」が掲げられており、今後、公共交通協議会で議論されることになると思います。
※江田島バスは江田島市が97.7%の株式を保有する第3セクター。(R3年9月決算→第34期決算書)
江田島バス
資本金:1億円
発行株式数:5400株
株 主 | 株 数 | シェア |
江田島市 | 5280株 | 97.78% |
株式会社 広島銀行 | 40株 | 0.74% |
自己株式(江田島バス) | 80株 | 1.48% |
合 計 | 5400株 | 100.00% |
2016年 2月10日 第三セクターへの適切な関与
2022年 3月 1日 自治体、キャッシュレス決済の広がり
参考:江田島市地域公共交通計画(素案)の意見提出
3月7日、企画振興課に江田島市地域公共交通(素案)の意見書を提出いたしました。(→意見書) ※ICカードについてもコメントしました。 前回の江田島市地域公共交通網形成計画(期間:平成28年度~令和2年度))に続いての提出です。(→前回意見書) 2022年 1月22日 地域公共交通計画の策定について その2 |
【追記】新型コロナウイルス
3月15日、マスコミが報道する広島県内の新規感染者数は559人(前日比44増)。県内3大都市では広島市240人(11減)、福山市115人(25増)、呉市39人(19増)。
一方、江田島市は5人(2増、→市HP、県公表資料)でした。
※3月14日(月)の結果です。
土日は検査機関の事情もあって、月曜日は少ない傾向です。月曜日の検査結果が反映される『火曜日に感染者が増加』というサイクルですが、ここ1か月の広島県の状況は以下のとおり。
【広島県の感染状況】・・マスコミ発表数値(県の最大人数は1/28の1599人)
月曜日 | 感染者数 | 火曜日 | 感染者数 | (火)前週比較 |
2月14日 | 606人 | 2月15日 | 922人 | 30人憎 |
2月21日 | 490人 | 2月22日 | 671人 | 251人減 |
2月28日 | 538人 | 3月 1日 | 503人 | 168人減 |
3月 7日 | 471人 | 3月 8日 | 525人 | 22人増 |
3月14日 | 515人 | 3月15日 | 559人 | 34人増 |
一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。
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