県の水道広域化、着々と(第3回準備協議会)
くもり
広島県が令和2年(2020)6月に策定した「広島県水道広域連携推進方針」に基づき、県内水道事業の統合に向け取り組んでいます。
令和3年(2021)4月には統合に賛同する15市町と「広島県水道企業団設立準備協議会」を設立し、令和4年(2022)11月の企業団の設立、令和5年度(2023)から企業団による事業運営開始を目指して準備協議会(→こちら)で取り組んでまいります。
2月7日に第3回準備協議会が開催され、広島県水道企業団事業計画素案(案)(PDF→素案、概略版)が示され、統合後40年間で979億円の事業効果があると示されました。
以前にも報道されましたが、江田島市の水道料金ですが、企業団に参加することにより令和2年度供給単価(271円/㎥)は統合10年後(令和14)も維持できるという試算が出ています。
2021年12月 3日 広島県水道広域構想の県試算2021
統合後の企業団の職員は、当初は企業構成団体から派遣されます。しかし、事業開始後、企業団で職員採用と計画的な人材育成が行われるなかで、将来的に地域事情に明るい職員が少なくなるという懸念があります。
広域化することで地域とのつながりが希薄になることをどう解決していくか視野に入れておくことも大切です。
【追記】新型コロナウイルス
2月8日、マスコミが報道する広島県内の新規感染者数は892人(前日比144増)。2日連続で1000人を下回りました。県内3大都市では広島市449人(28増)、福山市111人(26増)、呉市65人(37増)。
基本的に陽性反応が確認された翌日にマスコミ報道されます。
土日は検査機関の事情もあって、月曜日は少なくなります。よって、月曜日の検査結果が反映される『火曜日に感染者が増加』というサイクルになります。
江田島市の本日発表された新規感染者は1人(1減、→市HP、県公表資料)。市民との交流(通勤・通学・通院など)がある広島市や呉市の状況を鑑みると、まだまだ油断できない状況です。
※2月7日(月)に陽性が確認された数です。
一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。
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