中町/宇品航路、赤字幅1434万円改善(R3.9決算)
晴れ
中町/宇品航路は、もともと、市営航路であったものを平成27年(2015)10月から指定管理者制度を利用して、瀬戸内海汽船グループの瀬戸内シーラインに指定管理していただいています。
2015年 1月23日 市営航路の指定管理、候補者決定(➡選考結果)
2015年12月22日 平成27年の振り返り(その1)
2019年12月19日 中町/宇品航路の指定管理者募集について
2019年12月24日 中町/宇品航路の指定管理者募集について(その2)
令和3年(2021)9月決算について、2/17市議会全員協議会(全協)で議員に説明後、公開するということで、全協後に江田島市HPで指定管理モニタリング評価結果が公開されました。(→市HP、R3年9月決算)
新型コロナ感染症の影響を受けて、前期(R2)9月決算の経常赤字は5677万円でした。このたび公開された令和3年9月決算も同程度の赤字であろうと推測していましたが、結果として、4243万円の経常赤字で1434万円の赤字縮小に収まりました。
公設民営化されて3年目から経常赤字が膨らんでいましたが、前期と比較すると、乗降客数(利用者)4万9420人減、旅客運賃が2467万円減でありながらの赤字幅縮小は企業努力によるものです。
新型コロナ感染症による公的支援金等650万円(前期比450増)はありますが、船費で前期比3261万円削減していることが経常利益の改善に繋がっています。
今後、経営改善のための運賃値上げによる収入アップ、減便も視野に入れながらの運行コスト削減も検討されるのではないかと思います。減便する場合は、サービス基準の見直しも必要になります。(中国地方の指定区間サービス基準→中国運輸局)
★指定区間やサービス基準についてのQ & A→九州運輸局HP
中町宇品航路 公設民営 (平成27年10月~令和3年9月)乗降客数と運賃収入の関係
期間 | 乗降客数 | 前年比 | 運賃収入 | 前年比 |
H27.10~H28.9 | 535,604人 | - | 3億4,223万円 | - |
H28.10~H29.9 | 519,044人 | ▲3.1% | 3億2,839万円 | ▲4.0% |
H29.10~H30.9 | 512,261人 | ▲1.3% | 3億2,403万円 | ▲1.3% |
H30.10~R 1.9 | 486,606人 | ▲5.0% | 3億1,106万円 | ▲4.0% |
R 1.10~R 2.9 | 383,519人 | ▲21.2% | 2億4,886万円 | ▲20.0% |
R 2.10~R 3.9 | 334,099人 | ▲12.8% | 2億2,419万円 | ▲9.9% |
『島民の生命線』、海上交通をどう守るか
いま、江田島市地域公共交通計画(素案)(→概要、本編)ついてパブリックコメントを募集しているところです。(→市HP)
日 程 | 事 項 |
2月10日(木) | 市議会全員協議会で、計画概要を報告 |
2月14日(月)~ 3月11日(金) |
パブリックコメント |
3月22日(火) | 第6回市公共交通協議会において、計画の取りまとめ |
『持続可能な島』であるための『交通体系』がどうあるべきか、また、『脱炭素社会』へと舵を切った世界基準をどうクリアしていくか。
広島湾の中心に位置する江田島市です。行政、航路事業者、議会、市民、また、国・県・周辺自治体関係者と大いに議論するテーマです
2021年 6月15日 R3年6月定例会(1日目)【一般質問】
2022年 1月22日 地域公共交通計画の策定について その2
2022年 2月 9日 朝のラッシュアワー@小用港 2022
令和4年2月定例会の日程決まる(傍聴は中止)
昨日、議会運営員会が開かれ、2月定例会の会期を2月24日~3月16日の21日間と申し合わせました。市HPに議会日程が掲載されています。(→PDF)
尚、傍聴は新型コロナウイルス感染症対策のため中止となっています。これまで傍聴の自粛はありましたが、中止にするのは初めてではないだろうか。
左は市HPから。江田島市では、広島県全域で『まん延防止等重点措置』が適用になったことにより、2月20日まで図書館・集会所・体育施設等の公共施設を休館することとしています。(→こちら)
このたび『まん延防止等重点措置』を3月6日まで延長することになりましたが、図書館・集会所・体育施設等の公共施設は開館することになりました。この方針と議会傍聴中止に矛盾を感じるのですが、どうなんだろう。
これはあくまでも議会運営委員会が決定したことであり、議運でどのような協議をして意思決定したのか知りたいところ。(→委員会名簿、議会運営委員の後援会Facebook→こちら)
【追記】新型コロナウイルス
2月18日、マスコミが報道する広島県内の新規感染者数は764人(前日比132減)。県内3大都市では広島市410人(84減)、福山市131人(28増)、呉市39人(27減)。
一方、江田島市では3人(3減、→市HP、県公表資料)の感染者が確認されました。
※2月17日(木)に陽性が確認された数です。
新型コロナウイルス対応の「まん延防止等重点措置」の期限を2月20日に迎える広島県は、再延長を政府へ要請し、3月6日まで2週間の延長へ。2月21日以降も県内全23市町を対象となる見込みです。(→NHK)
本日開催された「基本的対処方針分科会」についての尾身会長コメント(→こちら、映像)。
1月28日のマスコミ報道で1599人確認されたのが過去最多(→過去ブログ)であり、その後、1000人前後を推移。2月12日以降、1000人を切っている状況。
一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。
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