« 2023年4月にJAひろま誕生 | トップページ | 県議会、令和4年2月定例会始まる »

2022年2月14日 (月)

定数と報酬の動き@三次市議会 2022年2月

くもりのち晴れ

 三次市議会(定数24)では、議会定数等調査特別委員会が2024年(令和6)4月改選から適用する議員定数や報酬について議論しています。1月の委員会では、『議員のなり手不足対策』として、定数削減とセットで議員報酬の増額を求める意見が過半数を占めた。

2022年 1月21日 議員定数と報酬~三次市議会・呉市議会2022

2022211miyoshi_teisu_houshu 2/11の中国新聞から。議員定数等調査特別委員会は、定数削減を求める多数意見と現状維持を主張する少数意見の両方を報告書に併記し、定数削減に向けた条例改正案提出は議長の判断に委ねるとの結論に至ったようです。

 議員報酬については、多くの委員が議員報酬の引き上げを求める一方、新型コロナウイルス禍の市民生活や経済活動への打撃を考慮して増額すべきではない、また、コロナ収束後に報酬審議会を開催すべきとの意見を報告書に明記した。

 尚、江田島市議会における、これまでの『定数・報酬問題』について以下の通りであったと思います。

定数について

平成17年改選5326  江田島町・能美町・沖美町・大柿町合併協議会(→協議会会議録)での事務局原案に対し、各町議会で協議した結果をもって、最終的に合併協議会で確認された。
 新市発足後、1年間は旧町議が1年間の在任特例で市議に、そして改選時の定数は26人と決定。(→参考第27回会議録
 尚、在任特例後の1回目の選挙について、小選挙区を導入するか協議会で議論されたが、合併した新市になって決めることになる。最終的に、新市になって旧町単位を選挙区とすることになりました。(→選挙結果
平成21年改選2620  平成18年12月定例会で条例改正。(→会議録
平成25年改選2018  議員へのアンケート調査(→こちら)をもとに議会改革特別委員会で議論し、定数2減とすることを議長に報告し、条例改正。(→過去ブログ
令和 3年改選1816  議会改革推進特別委員会で市民アンケートを取り、その後、委員会で協議することで定数削減による条例改正を提言。(→新聞過去ブログ

報酬について

 平成18年の増額では、執行部が条例改正案(増額)を提出し、議会で可決。
 平成26年4月の増額は、江田島市特別職報酬等審議会の答申(→こちら)を受けた執行部からの条例改正案(増額)を議会が可決しました。(→過去ブログ

江田島市議会 定数・報酬の変遷 

  H17年改選 H21年改選 H25年改選 H29年改選 R 3年改選
定数 26 20 18 18 16
立候補者数 39 28 21 19 21
最年少当選 35歳 39歳 43歳 36歳 33歳
最年長当選 74歳 70歳 74歳 78歳 82歳
当選者平均 57.3歳 59.8歳 62.3歳 63.5歳 57.9歳
人口(11月) 30,571人 27,897人 26,141人 24,173人 21,886人
前回からの人口増減 ▲409人(注1) ▲2,674人 ▲1,756人 ▲1,968人 ▲2,287人
当日有権者 25,715人 23,989人 22,272人 20,890人 19,073人
前回からの有権者増減 ▲430人(注2) ▲1,726人 ▲1,717人 ▲1,382人 ▲1,717人
議長 H18.12から33万9千円 41万円
副議長 H18.12から29万8千円 35万5千円
議員 H18.12から27万円 32万5千円
(備考) H19.4~H21.10
正副議長7%、議員 5%カット
H26.4~報酬増

(注1)平成16年12月1日人口30,980人との比較。(注2)平成16年12月5日執行市長選挙の有権者数26,145人との比較。

【追記】新型コロナウイルス

 2月14日、マスコミが報道する広島県内の新規感染者数は606人(前日比130減)。県内3大都市では広島市302人(30減)、福山市90人(16増)、呉市37人(15減)。

 一方、江田島市では1人(4減、→市HP県公表資料)の感染者が確認されました。
 ※2月13日(日)に陽性が確認された数です。

 一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

|

« 2023年4月にJAひろま誕生 | トップページ | 県議会、令和4年2月定例会始まる »

議会改革」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 2023年4月にJAひろま誕生 | トップページ | 県議会、令和4年2月定例会始まる »