2023年4月にJAひろま誕生
雨
2/9の中国新聞から。広島県内の13あるJAのうち、9JAが令和5年(2023)4月1日に合併する契約を結んだという記事です。
当初は広島県でひとつのJA構想を目指していましたが、JA福山市、JA広島市、JA尾道市、JA広島ゆたか(呉市豊町)の4JA不参加表明して、このたび9JAの合併調印を迎えました。
合併する9JA | 参加しない4JA |
①JA呉(江田島・呉) ②JA芸南(川尻・安浦・安芸津) ③JA三原 ④JA庄原 ⑤JA三次 ⑥JA広島中央(東広島) ⑦JA広島北部(安芸高田) ⑧JA佐伯中央(廿日市市) ⑨JA安芸(海田) |
①JA福山市 ②JA広島市 ③JA尾道市 ④JA広島ゆたか(呉市豊町) |
新しいJAの名称は、「JAひろしま」。本所をJA広島中央(東広島市)の本所に置くことが決まったという。令和2年度(2020)末現在で、組合員数19万5811人、貯金残高は全国7位の1兆2906億円のマンモスJAの誕生です。
尚、合併しなかった4JAの組合員数は計23万5692人、貯金残高計1兆7389億円と9JA統合後の「JAひろしま」よりも上回る。
左写真のとおり、県内13JAは、これまで旧市町などの単位にあった農協が農業離れなどによる農業人口の減少により幾多の合併を経て出来た団体です。
左はJA呉の2020年ディスクロージャー誌から抜粋(→PDF)
昭和23年(1948)からの歴史を知ることが出来ます。旧町時代には、合併を経てJA能美島、JA江田島、JA切串がありました。
平成16年(2004)11月に江田島市が誕生する前の平成15年(2003)4月、JA呉に統合されました。
このとき、“マチ”もいつかは呉市に統合されるのでは?、という町民からの問い合わせ、合併後も市民から質問されたことを思い出します。
これからも農業人口の減少に伴い組合員も減り、また全体の人口も減る傾向にあり、金融・販売・購買事業も縮小していくと、今ある支店を維持していくか、将来を描いていかなければなりません。
江田島市においても、かつての支店(大君)も含め、廃止された支店の建物(→参考)や江能選果場(→参考)等がそのまま放置されるのか、有効活用されるのか、JA単独ではなく、行政・議会・市民も『地域づくり』として、一緒に考えていかなければならないと思います。
2020年 7月11日 JA呉の新たな支店統合2020
2021年11月 2日 江能選果場、廃止へ2021
【追記】新型コロナウイルス
2月13日、マスコミが報道する広島県内の新規感染者数は736人(前日比84減)。県内3大都市では広島市332人(184減)、福山市74人(18減)、呉市56人(21増)。
一方、江田島市では5人(3減、→市HP、県公表資料)の感染者が確認されました。
※2月12日(土)に陽性が確認された数です。
一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。
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