晴れ
2月10日に議会全員協議会が開催されたことを岡野数正議員のFacebookで知ることが出来ました。(→こちら)また、宮下成美議員がブログを始めたそうです。(→こちら)
議題は以下の通りです。
(1)令和3年人事院勧告等に伴う給与改定について (2)市有財産の有償貸付について (3)第2次江田島市環境基本計画(案)について (4)令和4年度国民健康保険税の税率改正について (5)新型コロナウイルス感染症の感染確認状況及びワクチン接種状況について (6)農業用水の使用料の見直しについて (7)江田島市空家等対策計画(第2期)(案)について (8)学校規模適正化へ向けての対応について (9)学校給食共同調理場の統合について (10)秋月消防屯所について |
上記の議題について、執行部(市役所)から議会に対して、どのように説明がなされ、また、議員からどのように質疑があったのか気になるところです。
(2)市有財産の有償貸付について
岡野議員FB(→こちら)によると、『大柿町大君早瀬大橋近くの市有地、事業内容は民間企業によるオフィス及び撮影スタジオさらにアウトドア施設の事業が始まる』ということのようです。
もう少し具体的に知りたいところです。イメージ図から推測するとグランピング施設(→参考)としての機能もあるのかもしれません。江田島市の事業者なのか島外企業かわかりませんが、「島の活性化」に繋がることに期待したい。
【追記】長坂議員のFBで詳細が分かりました。感謝です。(→こちら)
<引用はじめ>
2.市有財産の有償貸付について 大柿町大君地区早瀬大橋の近くの市有地を有限会社伊勢屋コンサルタントに令和4年度4月1日から10年間有償貸付することになりました。 短期滞在型ワーケーション、レンタルオフィス等を開設するそうです。 新たな雇用の創出、地域の活性化が期待されます。
<引用終わり>
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※(有)伊勢屋コンサルタント→HP
江田島市内の企業であり、大柿町にアクアガレージという看板がある、というと市民の皆さんもよくわかるのではないでしょうか。アパレルの通信販売で活躍する企業です。
創業者とお会いしたことがありますが、すごく『島』を愛している方でした。すでにお亡くなりになられましたが、生まれ育った地域のことを考えておられ、人口減少・少子高齢化社会に向かうエリアの活性化のためにどうあればよいか、をいつも考えておられました。
左は平成28年(2016)10月にいただいた、仲間の皆さんと描いた地域未来図。発想が素晴らしいと思います。私見ですが、このたびのプロジェクトは、その意思を受け継がれたものと受け止めました。平成28年に頂いた柿浦まちづくり協議会が小学校廃校を前提とした『まちづくり計画案(仮称・柿浦コンパクト・タウン構想)』。
平成28年の市長選挙前、三陣営(現市長、元沖美町長、私)にこのプランについて公開討論したいという団体からの要望がありました。私ともう一陣営は賛成でしたが、もう一陣営が受け入れなかったので公開討論会を開催することが出来なかったのは残念でした。
(3)第2次江田島市環境委基本計画(案)について
現在、パブリックコメントを実施していることの説明と基本計画(案)が議員に配布されたものと思います。(過去ブログ→こちら)
(7)江田島市空家等対策計画(第2期)(案)
先日、ブログで書きましたが、令和4年度から令和13年度までの10年間を計画期間とした第2期計画を策定することの説明と素案の配布であると推察します。(過去ブログ→こちら)
(8)学校規模適正化へ向けての対応について
こちらもブログ(→こちら)で書きましたが、令和3年11月5日に開催された令和3年度第1回江田島市総合教育会議(→こちら)で議題にあった三高中学校を能美中学校へ統合することについて、議会へ進捗状況の説明であったと推測します。
三高地区出身の酒永光志副議長がどのように発言したのか、また、他地域の議員がどう質問したのか気になることろ。
2017年 7月18日 ドミナント・ロジックの転換を~学校統合編
※酒永議員(元江田島市総務部長)と就任間もない明岳市長(元呉市副市長)の質疑応答(→会議録抜粋)
(9)学校給食共同調理場の統合について
こちらもブログで書きましたが、(8)と同じく令和3年度第1回江田島市総合教育会議で議題にあった案件です。
江田島市の小中学校の児童生徒数が今後も減少が続く見込みであるから、2カ所ある調理場を統合する検討に入っており、令和4年度予算案に計上するため、事前に議会へ説明したと推測。(過去ブログ→こちら)
(10)秋月消防屯所について
旧秋月小学校跡地と一緒に消防屯所敷地をオーシャンポイントに売却した(過去ブログ→こちら)ことにより、令和3年度予算案に移転新築の予算案を計上。進捗状況を説明したものと推測します。(過去ブログ→こちら)
全員協議会とは
地方自治法第100条第12項において、議会は、会議規則の定めるところにより、議案の審査又は議会の運営に関し協議又は調整を行うための場を設けることができるとしています。
江田島市議会会議規則第159条により、議案の審査又は議会の運営に関し協議又は調整を行うことを目的に設置されており、招集権は議長です。
そのほとんどが執行部が定例会や臨時会に付議する案件の議会への事前説明となっており、本会議での質疑が少ないのはこの場で済ませていることが多いことによります。
原則公開ですが、これまで傍聴者がいたことは殆どありません。私の記憶の中では平成30年第1回全協で傍聴者がいらっしゃいました。(→こちら)
また、議会だよりで情報発信していないのが実情であり、このような意味で、このたびの岡野議員のように情報発信していただけると市政と議会の動きが分かり易い。
尚、私が在任中は全員協議会の内容や質疑などをブログで発信させていただき、市民の皆さんから、「ブログで書いていたことをもっと教えて」とか、「議会の動きがよくわかる」という声を頂きました。
参考までに、第5期議会(任期:平成29年11月1日~令和3年10月31日)までの4年間の議会全員協議会についてのブログ記事をご覧ください。
【第5期議会の議会全員協議会に関するブログ記事リスト】
市民にもできる議会改革
宮下議員のFacebook投稿(→こちら)に対して提案したことが一部ですが実現しました。
【提案】
委員会開催中の写真を議員が自分の活動報告としてFacebook等で情報発信することが散見し、委員会条例かその他の規則改正の必要性を伝えました。
【結果】
長坂実子 議会広報特別委員長のFacebookからその動きが分かります。
2022年1月14日 議会事務局からの写真提供を明記→こちら
2022年2月10月 全員協で江田島市議会が撮影した写真の取扱いを確認→こちら
【追記】新型コロナウイルス
2月12日、マスコミが報道する広島県内の新規感染者数は820人(前日比260減)、4日ぶりに1000人を下回りました。県内3大都市では広島市516人(41減)、福山市74人(41減)、呉市35人(33減)。
一方、江田島市では8人(±0、→市HP、県公表資料)の感染者が確認されました。
※2月11日(金)に陽性が確認された数です。
一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。
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