県水道第2期送水トンネル、完成さらに3年延びる
晴れ時々くもり
1月13日の中国新聞から。広島市の太田川から呉市方面へ水道用の水を送る県の新たな送水トンネル(2期トンネル)完成が3年遅れて2026年(令和8)3月になるという記事です。
2020年(令和2)2月に1年延期(2022年度(令和4)から2023年度(令和5)→2020.2.6新聞記事)としましたが、岩盤が見直しで想定していたよりもさらに頑強であることによるもの。
工事費も増額見込み(42億8400万円増)で2019年度(令和1)時点の見込みを80億9200万円上回る192億9500万円になる。
この第2期送水トンネルを建設する発端は平成18年(2006)8月に発生した送水管トンネル崩落事故にあります。江田島市においても、当時、市内の約8割が10日以上の断水をする事態に陥りました。(参考→広報えたじま平成18年(2006)10月号)
その後、平成30年(2018)7月豪雨災害において長期断水があり、この16年間で江田島市民は2度の長期断水を経験しました。早期の完成を願うばかりです。
【追記】新型コロナウイルス
1月14日、マスコミが報道する広島県内の新規感染者数は997人と辛うじて千人台ではありませんでしたが過去最多を更新しました。
県内3大都市の広島市536人、福山市104人、呉市121人も過去最多でした。江田島市は9人(→県HP資料)。
広島市が536人に対し、江田島市9人は少ない、と思ってはいけません。人口規模を考えると、広島市では『490人レベル』、呉市では『88人レベル』となります。
江田島市では今年1月に入ってすでに49人の新規感染者が確認され、第5波の期間である昨年8月40人を超え、月間最多となっています。(参考→江田島市感染者数推移@2022.1.14)
一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。
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