福山城の大改修とグリスロ
くもり時々晴れ
週末は広島市でのイベント参加後、福山市へ。来年2022年(令和4)には築城400年を迎える福山城。『令和の大普請』として総事業費約13億円の改修工事(→中国新聞)が進んでおり、また、城に宿泊する『城泊』の検討も国の支援事業として採択されています。(→観光庁)
2019年5月25日 福山城築城400年 BEST HIT FUKUYAMA
すでに愛媛県の大洲城は『城泊』を事業化しており、コロナ終息後の観光に期待されています。(→大洲城キャッスルステイ、Fashion Press)
一方、福山駅周辺ではグリーンスローモビリティ(略称、グリスロ)の実証実験が行われていました。(→福山市HP、国交省資料)3ルートの全てに試乗しました。車が進入禁止の狭い通りも『許可』を受けて、走行することが出来ます。(→走行中の動画)
グリーンスローモビリティ(車両も含めた総称) ①時速20km未満で行動を走ることができる ②電動自動車を活用した ③小さな移動サービス |
江田島市も何らかの形(エリア限定)で導入することを検討してみるのも面白い。過疎地域持続的発展計画(案)では、交通確保対策として、MaaSや自動運転など次世代公共交通システムの導入の検討も記載されており、いつか無人のグリスロが小さなエリア内の交通手段になる日も来るだろう。
2019年10月 3日 R1陸上交通の取り組み@東広島市と尾道市
MaaS(= Mobility as a Service)→国土交通政策研究所
ICT を活用して交通をクラウド化し、公共交通か否か、またその運営主体にかかわらず、マイカー以外のすべての交通手段によるモビリティ(移動)を1つのサービスとしてとらえ、シームレスにつなぐ新たな「移動」の概念。 利用者はスマートフォンのアプリを用いて、交通手段やルートを検索、利用し、運賃等の決済を行う例が多い。 |
【過去記事】
2021年11月 4日 過疎地域持続的発展計画の策定2021
2021年11月12日 過疎地域持続的発展計画(案)の意見書提出
2021年11月30日 過疎地域持続的発展計画(案)のパブコメ結果
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