広島県水道広域構想の県試算2021
晴れのちくもり一時雨
11月30日の中国新聞から。広島県と江田島市を含む県内15市町が2023年(令和5)4月の統合を目標とした広域水道事業。
2021年2月12日 水道広域連携への参画について@江田島市
広島県が統合から10年間の事業計画を策定するにあたって、これまでの単独経営を続けた場合と2023年に統合した場合の10年後の各市町水道料金の比較を示しました。
2020年度(令和2) | 2032年度(令和14)の県による試算 | ||
単独経営 | 統合 | ||
江田島市 | 271円/㎥ | 299円/㎥ | 271円/㎥ |
このたびの広域水道事業では、広域化したとしても最初の10年間は15市町独自の料金体系を維持し、その後、水道料金を統一いくか検討するというもの。
江田島市の場合、現在、広島県で一番高い水道料金ですが、県試算では統合10年後の2023年度では、15市町のなかで4番目となり、かつ、2020年度の水道料金を維持できるというもの。
統合によって2032年度で現状の水道料金(1㎥あたり)を維持できるのは江田島市(271円)、三原市(257円)、東広島市(240円)、熊野町(239円)、世羅町(207円)の5市町。残る10市町は単独で運営するよりも上げ幅は低く抑えられるが値上りする見込みです。
不確定要素(人口減少率など)はありますが、県試算でいくと、江田島市が広域化に参加することは市民益に繋がるということになります。
(参考)水道広域化の過去記事一覧→こちら
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