新たなる発見~幼生カキのえさ
晴れ 11月9日の中国新聞から。国立研究開発法人水産研究・教育機構廿日市庁舎(→HP)がこれまで謎に包まれていた幼生カキのエサを突き止めたという記事が掲載されていました。
(参考)2021.9.20NHK WEB→謎だったマガキ幼生の餌 極小の新種プランクトンと判明
これまでカキの採苗不良の年があり、広島県では原因を探れば年ごとの好不調のメカニズムを解明することができるとして調査研究をしています。(参考→2014不調の年、2015年好調の年)
2016年 9月 3日 牡蠣、幼生採取のメカニズムを探れ
2018年 1月23日 広島県、牡蠣採苗の安定化にむけて
また、2018年(H30)12月から江田島湾で東京大学とシャープなどが人工知能(AI = Artificial Intelligence)を活用した牡蠣養殖の効率化に関する実証実験を行っています。採苗の最適化だけでなく、養殖作業の効率化・省人化など漁業者にとって魅力ある効果や今後の栽培漁業の方向性に寄与することをめざす。
(参考)東京大学HP→ひろしまサンドボックス スマートかき養殖IoTプラットフォーム事業
2019年 2月 6日 江田島湾で牡蠣養殖のAI実証実験
2019年 9月21日 江田島湾で牡蠣養殖のAI実証実験 その2
このたび幼生カキのエサがなんであるかを発見することで、一段と効率的な採苗に繋がり、養殖技術への応用が期待されます。
〔参考ブログ〕
「広島かき天然採苗の現状について」講演概要-その1
「広島かき天然採苗の現状について」講演概要-その2
「広島かき天然採苗の現状について」講演概要-その3(最終回)
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