第49回衆議院議員総選挙
晴れ一時くもり
今日から11月がスタートしました。令和3年(2021)も残すところあと2か月。
昨日投開票された第49回衆議院議員総選挙。全国紙の事前予測では、①自民が過半数確保(朝日)、②自民が過半数へ攻防(産経)、③自民の単独過半数は微妙(読売)と見解にばらつきがある不思議な現象でした。
(参考)
高校生新聞(2021.10.29)→衆院選2021 各党の獲得議席予想は? 報道機関の予測にばらつき
選挙コンサルタントの検証(2021.11.1)→こちら
フタを開けると議席数は減らしたものの自民党が261(公示前276)、公明32(同29)自公与党で293と絶対安定多数(261)を大きく超えたものでした。
対する野党、立憲民主党は小選挙区で競り勝つ数は多かったものの比例では獲得票数が伸び悩み、結果として議席数を減らす結果(110→96)となりました。これに対して第3極といわれる「日本維新の会」が躍進(11→41)しました。
※与党(自公)で絶対安定多数を確保するものの、衆議院で法律案が可決後、参議院で否決されたあとの衆議院での再議決で再び可決するための2/3(310)以上には届きませんでいた。(参考→衆議院HP)
(参考)
2017総選挙→NHK、朝日新聞デジタル
2021総選挙→NHK、朝日新聞デジタル
一方、閣僚経験者などの大物やベテラン議員が与野党を問わず落選するという波乱もあり、「政権交代」というよりも「世代交代」を求める有権者という論調のマスメディアもありました。(→J CASTニュース)
このたびの総選挙では立候補者によるSNSでの情報発信、いわゆる「空中戦」も一般化したことが判ります。また市議選に続いて、総選挙においても選挙期間中、有権者による「私は○○さんを応援します。」、「△△党を支持します。」というSNS上での応援もありました。
(参考)平成25年(2013)4月19日、インターネット選挙運動解禁に係る公職選挙法の一部を改正する法律(議員立法)が成立。(→総務省HP)
新型コロナ第5波は収束しつつありますが、まだまだ予断が許されない状況です。与野党が医療や経済も含めたコロナ対策について効果的な手立てを検討し、実現してほしい。
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