バイオ燃料の可能性
晴れ
11月13日の中国新聞から。ミドミムシ(微細藻類)と使用済み食用油から作られたバイオディーゼルオイルを船舶燃料として使用する社会実験に関する記事です。
呉市出身の出雲充氏が社長を勤める(株)ユーグレナ(→HP)と独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT→HP)がバイオ燃料利用促進に向けた包括連携の第1弾。(→JRTTプレスリリース)
2016年5月19日 くれ創生塾第8回例会
11月12日に広島港を発着する瀬戸内海汽船の観光高速船「シースピカ」を実験船にして、従来の軽油に10%のバイオ燃料を混ぜて航行した。エンジン出力を25~100%の4段階(25,50,75,100)で20分ずつ走らせて、燃費やエンジンへの影響を調べる。
2020年8月21日 観光型高速クルーザー「シースピカ」就航
現時点では製造コストが高い(1リットル当たり1万円)ため、今すぐの実用化は難しいが、今後の成り行きでは世界のCO2削減の高まりから需要は見込まれると思います。
2023年9月末に完全休止する日本製鉄の跡地利用は今のところ決まっていないようです(→参考)。素人考えですが、将来的にバイオ燃料工場になると面白いと思います。
カーボンニュートラル(→環境省HP)とは・・・ 温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させること。「排出を全体としてゼロ」にすることは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの「排出量」 から、植林、森林管理などによる「吸収量」 を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味しています。 今回のバイオ燃料の原料であるミドリムシが光合成でCO2を吸収するため、燃焼してCO2が出ても差し引きがゼロとみなされる。 |
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