軍艦利根資料館の閉館2021
晴れ 11月27日の中国新聞から。旧能美海上ロッジの駐車場付近にある「軍艦利根資料館」が11月25日をもって閉館したという記事。
まず初めに、【江田島って・・・どんなとこ?】という江田島市域のブログ。凄いです!ここまで地域を調べているページはありません。
そのブログの軍艦利根資料館の紹介ページで「資料館」の成り立ちを勉強して、中国新聞で報道された事案を考えましょう。
2016(H30).3.6 中町 軍艦利根慰霊碑・資料館 1/2
2016(H30).3.8 中町 軍艦利根慰霊碑・資料館 2/2
11月25日の同館Twitterで閉館の理由が示されました。(→Twitter)この「つぶやき(tweet)」がマスメディアを動かした、といえます。(参考→Jcast News)
『館内に配架しております書籍を、持ち出されたまま返却されない方がおられ、数日経ちましても戻る形跡がありませんので、令和3年11月25日を持ちまして閉館致しました。』
このような事態になったこと、とても悲しいことです。
利根戦没者慰霊碑の保存会が1987年(昭和62)に建設され、有志の方の運営からスタートし、鍵は能美海上ロッジ、シーサイド温泉のうみが管理していたが、施設が閉館となり、地元の方で管理されていたという。
その後、タイマー付き自動ドアで開閉館されていたが、無人のまま運営していたなかでの出来事でボランティア運営では限界があり、やむなく閉館に至るというもの。
対策としてどのようなことが出来るのか。性善説からすると、本来はしたくないのですが、防犯カメラを設置することで解決になるのか。
戦後生まれが大半の時代となった今、その当時のことを知る貴重な施設です。行政、議会がこの問題について考えていただき、地域とともに後世に引き継いていただきたいものである。
ただ、公式Twitterでは『持ち出された書籍の返却や犯人探しは望んでおらず、返却がありましても再び開館する予定はない』とのこと。ボランティア団体が維持するには限界、ということであり、どう維持管理するか。(こちら)
12月定例会で本件を取り上げる議員がいることに期待したい。
【追記】
今回の件、11月27日の中国新聞記事は、後追いの感があります。いまは個人がSNS(Twitter, Facebook, Instagram等)で発信することで、従来型メディア(新聞)が後追する事案もあります。また、新聞を購読する人口は、実際に住む人口減少よりも加速度的に減っています。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- SNSの功罪(2025.01.23)
- 令和7年の江田島市内とんど祭り(2025.01.10)
- 2025年(令和7)の始まり(2025.01.01)
- 第50回衆議院議員選挙(2024.10.29)
- 金木犀の香るころ 2024(2024.10.13)
コメント